【画像はイメージです】
Nikon D90 + AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G
先週の土曜日、急遽実家へ帰った。
庭に来るヒヨドリに餌をやることだけが生きがいのmy父が倒れた訳でも、
普遍的な固有名詞を使わず主観的な目線でしか会話出来ないmy母、例えば、
「昨日ダンプ通りでツタちゃんが転んだでしょ?その時ね~」
…どこなんだよダンプ通り/誰なんだよ、ツタちゃん、
そのmy母が事故を起こした訳でも無く、『急遽』った理由は処理できない魚介類を沢山手に入れた所為だ。
この手のモノを手に入れた時は自他共に認める暇人にして料理好きのmy父に捌かせるのが一番である。
『即席民宿・金魚父』を開店させるべく、クーラーボックスを手に帰郷った。
遡ること土曜日の15時過ぎ、自治会でお世話になっている釣り好きのご主人Nさんからメールが届いた:イカ食べる?
以前にも数回釣果をお裾分けっていただいたことがあり、今回も二つ返事である:もちのろん♪
前回、大量のイカをいただいた時は、仕事の関係で自分だけ『即席民宿・金魚父』に寄れず、
女子ズから「美味しかったよぉ~」という言葉だけを聞き、人知れず、なだそうそう。
今回はなにがなんでも参加する、そんな強い意志のもと、17時過ぎにはNさん宅を訪れた。
今回のイカは『スルメイカ』なのだそうで、前回の『アオリイカ』の方が美味しいかも、との事。
そんなこと言われても“イカの食べ比べ”などした事が無いし、
その違いは“峰竜太と竜雷太”より大きいのか小さいのかもわからない、
第一、新鮮なものならナニ食ったって美味いに決まっている。
10杯ほどのスルメイカと、『ハナダイ』とかいう30cmほどの綺麗なタイを5尾、
『マダイ』を鯛しゃぶ用におろしていただいたもの(当然そのまま刺身でも食える)をいただいた。
…ドーナツ8個と引き換えではあまりにも申し訳ない量だ:多謝。
19時過ぎに実家へ到着。そこからイカを処理しはじめるmy父。
電話では「イカを持って帰る」とだけしか言わなかった為、『キンキの煮付け』などを用意してくれていたmy両親ズを尻目に、
「腹減ったぁ~♪」と言うなりキンキをつつき出すmy一家三名。極楽&デリシャス&コンフォータボォ~◎
メインのイカが出てくるころには満腹モードになりかかっていたのだが、食べましたよ勿論、ええ。
2、3mmの細さのイカズを10本あまり、箸ですくって醤油につけ一気に口の中へ。
そりゃー美味いだろ。美味いに決まっている。美味く無いわけが無い。
続いてはmy父オススメの食べ方:『イカソーメン丼』で食す。作り方は、
1.暖かいご飯の上にイカソーメンを5、6cm分豪快にのせる
2.真ん中を少し窪ませ、そこにウズラタマゴの黄身を割り入れ海苔をパラり
3.お好みで青紫蘇の千切りなどを加えた後、醤油を回しかけ一気に食う
刺身で食べた“パキパキ感”とは違い、“ねっとり/まったり”しかけたこの食感も捨てがたい。美味。
自分以外の4人の総論としては、「確かに前回のイカの方が美味しかった」と言うのだが、
その違いは“柳田国男と国木田独歩”より大きいのか小さいのかは誰からも説明がなかった。
結局、鯛しゃぶを食べた時点で「もう食えん」と言うことになり、
ハナダイは開いた後、天日干しし『一夜干し』に、そのまま冷凍してもらい、次回帰郷った時に食べることにした。
結論:そんなに美味しいんですか?アオリイカ