萩には一人でも何度か行った。当時はふらふらと一人旅だったので、何泊かも決めていなかった。後で聞いたのだが、萩は旅の仙人水津さんの生まれ故郷でもある。歴史の香りが漂う街で、風情がある。それにしても私の花の写真はどれも暗いのだが、どこに行っても一枚は撮っていたのに驚く。あまり気に留めていなかったので気づかなかった。
天王寺動物園は私が高校卒業後に就職で大阪に出たときに、休日に叔母さんに連れてきてもらったのを記憶している。その前に通天閣を案内してもらって、不思議なところだなと思った。当時は天王寺公園もつまらない垣根も柵もなくて、おおらかだった。大阪らしい場所だったと思う。
鍵が増えたり、柵が厳重になるにつれて、どこか味気ない世の中になっていくような気がしてならない。たいてい大きなイベントがあって、裏の部分をこそこそ隠そうとするようだ‥きどるんやない?みんなでそう言ってほしいものだ。
鍵が増えたり、柵が厳重になるにつれて、どこか味気ない世の中になっていくような気がしてならない。たいてい大きなイベントがあって、裏の部分をこそこそ隠そうとするようだ‥きどるんやない?みんなでそう言ってほしいものだ。
これも「風景」からで、屋根付き橋をみるために四国の愛媛、大洲から車で山に入った。阪本竜馬の脱藩の道も近くだが、日本ではここしかない屋根付き橋である。その滝のそばに咲いていたのがこの花だった。
重い雰囲気であるが、存在感があった。
重い雰囲気であるが、存在感があった。
将棋世界誌の写真と紀行文の連載のときはあちこちに旅をした。どこでも行くのは自由だが、原稿料はもらっていたが、旅費や経費は受け取っていない。誤解されて困ったことがあるが、調べて逆に同情されてしまった?そんなことよりも、とってもたのしい企画だった。
今でも一年中全国を回るこういう旅暮らしができたら理想である?
旅の仙人、水津英夫さんがその理想に近い人生の過ごし方だったと思う‥「森さんも定年を早めて世界を回った方がいいですよ」この言葉はいつも思い出す。決して叶わなくてもいいのだ、この言葉を頭に浮かべていると、日常の悩み事がどうでもよくなってくる‥
この写真はやや重い雰囲気だが、当時の心情だろうか。
今でも一年中全国を回るこういう旅暮らしができたら理想である?
旅の仙人、水津英夫さんがその理想に近い人生の過ごし方だったと思う‥「森さんも定年を早めて世界を回った方がいいですよ」この言葉はいつも思い出す。決して叶わなくてもいいのだ、この言葉を頭に浮かべていると、日常の悩み事がどうでもよくなってくる‥
この写真はやや重い雰囲気だが、当時の心情だろうか。
淡路島の有名なB級スポットの大観音像である。かっては観光スポットだったが?今や存在自体が迷惑な・・観音様である‥でも何かを訴えるような眼差しを見ていると、壊されないで、迷惑をかけないで、いつまでも残ってほしい‥と複雑ながらも思う‥。人の役に立つと思っているほど、そうでない?ことも多いものだ‥
見るたびにあれこれ考えさせられる観音様である。
見るたびにあれこれ考えさせられる観音様である。
この写真を撮った頃は、写真が好きになってあちこちひとりで旅をしていた。このススキの写真は能登なのだが、とっても印象に残っている。
何かにのめりこむのは、どうでもいいことから開放される面もあるのかもしれない。そしてささやかな自分の世界を得るのだろう。私の場合は人から遠ざかりながら、人のぬくもりを求めている気もする。そういう矛盾がどこにもある。
何かにのめりこむのは、どうでもいいことから開放される面もあるのかもしれない。そしてささやかな自分の世界を得るのだろう。私の場合は人から遠ざかりながら、人のぬくもりを求めている気もする。そういう矛盾がどこにもある。
以前はデジカメでなくて、一眼レフで機種はニコンのF3だった。ほとんど標準レンズの50ミリだけで済ませた。でもリバーサルフィルムと現像だったので、高かった。それでもコストがかかるからていねいに撮っていた気がする。
何事も時代の変遷で変わったが、どちらがいいかというとわからない・・
何事も時代の変遷で変わったが、どちらがいいかというとわからない・・
京都の大徳寺にいったときの写真で、庭園に光が差してきて幻想的な風景だった。こういう風景に出会うのは巡り会わせみたいなものがある。
美しい風景に出会えるのは、さみしい気持ちと隣り合わせみたいなものもある。風景も人間も饒舌はいけない・・?
美しい風景に出会えるのは、さみしい気持ちと隣り合わせみたいなものもある。風景も人間も饒舌はいけない・・?
写真を撮りにあちこちを旅していたとき、能登は好きなところだった。毎年同じ宿に泊まったりしていた。
きれいな風景は、どちらかいうとさみしい旅が合っているかもしれない。このススキの写真は夢の中にいるようだった。
きれいな風景は、どちらかいうとさみしい旅が合っているかもしれない。このススキの写真は夢の中にいるようだった。
今日はドライブで岡山県の津山から院庄ICで降りて奥津温泉に向かう。途中で奥津湖を回っていると、古民家「赤壁邸」があり昼食を兼ねて立ち寄った。
邸内に鴨がいた。まだ幼くて羽毛が揃っていない。数日前に生まれた雛もいた。ふと気がつくと源さんの影響だろうか、鳥類に目が向いているのだった。
このおじさんが育てているのだろうか、親切に教えてくれた後は昼寝をしていたようだった。
邸内に鴨がいた。まだ幼くて羽毛が揃っていない。数日前に生まれた雛もいた。ふと気がつくと源さんの影響だろうか、鳥類に目が向いているのだった。
このおじさんが育てているのだろうか、親切に教えてくれた後は昼寝をしていたようだった。