有岡城跡

　ＪＲ伊丹駅前の「有岡城跡」である。

※１４世紀ごろから、およそ３００年にわたり伊丹氏が、猪名川の西岸に築いた伊丹城に居住した。戦国時代、天正２年(1574)伊丹氏が滅び、そのあとに入ったのが織田信長の武将荒木村重で、伊丹城は有岡城と改称された。
　村重が築城した有岡城は、城下町を城郭の中に取り込んだ惣構えと言われる築城法だった。
天正７年(1579)荒木村重謀反により、織田軍に攻められ有岡城は落城した。
　天正８年(1580)池田之(元)助が城主となったが、天正１１年(1583)美濃に転封されることにより、以降は廃城となった。