私は四段になったとき、大阪から奈良に移った。そこで数年間暮らしたのだが、近くに奈良競輪場があった。平日の昼間に窓を開けると「ジャンジャン」と最終の鐘が鳴るのが聞こえてくるのだ。それで通い始めたのだが、あまりの面白さにのめり込む。もっとも幼い時に母の背中に背負われて、競輪場に行った記憶があるので天性の好きさがあるのだろう?
そのうちに給料や対局料の前借しながら通うようになる。歩いて五分くらいだったのである。奨励会時代の節制の反動だろうか?いや私は根っから勝負に関わるのが好きなのだ・・
このときは車で妻と一緒に行った。途中で抜けてそばの秋篠寺にも行った。奈良競輪はいいところなのだ。
そのうちに給料や対局料の前借しながら通うようになる。歩いて五分くらいだったのである。奨励会時代の節制の反動だろうか?いや私は根っから勝負に関わるのが好きなのだ・・
このときは車で妻と一緒に行った。途中で抜けてそばの秋篠寺にも行った。奈良競輪はいいところなのだ。