2023年8月31日
阪急で清荒神から宝塚に出て、JR宝塚に乗り換える。新三田で乗り換えて丹波篠山まで行く。そこで福知山線に乗り換えて谷川でJR加古川線に乗り換えて栗生で神戸電鉄に乗り換えて三木上の丸で降りる。5回乗換えがあるので、待ち時間も入れてゆったりの旅である。あいにくの曇り空で、風景はすっきりしないが、暑さ対策の冷房は効いていて、列車内は喫茶店にいるようで助かる。
三木上の丸からナメラ商店街を通り、親切な方に訊いて少し坂を上り、三木市立堀光美術館に入る。「雲丹亀利彦展 日本画 心の可視化」に入る。幻想的な中に気品が漂う作品で、妻の好きな画家の古賀春江の絵を思い出す…
三木城跡と言えば別所長治公が受けた、秀吉からの「兵糧攻め」の話が有名である。私は思わず目を閉じてしまうのだが…胆力のある城主だったと思う。
日帰りの小さな旅だが、車窓から見える風景は魅惑たっぷりの田園地帯である。ミニシアターで映画を見ているような気分だ。帰りも乗り換えが悪くて時間がかかるが「物足らずして心深まる」旅だったなあと思う。帰宅してどっぷり眠る。今度はどこに行こうかなあ…