森信雄の写真あれこれ

日々の生活や散歩、旅の写真を掲載しながら、あれこれ思いを語ります。

空白の一日、象の鼻

2006-08-01 00:07:45 | 動物と花
 象の鼻はコミュニケーションの役目を果たす。これや親子の象だが、親愛の情で鼻を絡めあっているのだろう。
 この写真は阪神大震災から数日経った天王寺動物園で、震災で亡くなった弟子の船越隆文君のことが頭から離れずに、いたたまれなくなってふらふら歩いているときに撮ったものだ。
 ”生きている者の傲慢さを感じる”そのとき将棋世界誌「風景・空白の一日」の中で最後に記した言葉だが、今も同じ様な思いである。
 人は本来やさしさを持ち合わせているもの、そう思う私は甘いのだろうか。
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2 コメント

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動物園 (kobecco)
2006-08-01 08:02:17
 動物園で動物をじっと見ていると時間はあっという間ですね。生きるためにはひとを押し分けかきわけするのですが、人間は賢そうでいて一番馬鹿なのかも知れません。もうけと効率、快適な生活ばかりを求め、おかしくなってきました。
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kobecco様 (モリノブ)
2006-08-01 09:05:18
 人間は賢そうでいて・・ちっとも賢くないですね。その賢さをずる賢さにばかり変えているのでしょうね。

 もっと素直にやさしくなれないものかなあと思うばかりです。
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