秋晴れと柿

　雲ひとつない秋晴れに柿が１個、２個写っている。柿の話と言えば、石田三成が刑場に連れられて行くときのエピソードが浮かぶ。今から処刑されるというのに「柿はおなかを冷やすから」と断った話だ。三成は関が原の合戦のときもお腹をこわして下痢だったという説もある。三成の評価は様々である。
　自分のことですら、自分が一体どういう人間なのか、わかったようでわからない、わかっていないようでわかっている、両方の側面を持っている。

　真青な　空一面に　柿浮かぶ

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☆テレビ朝日「人生の楽園」１１月１５日（土曜）１８：００～１８：３０

先日私と妻がお邪魔した大名草庵(おなざあん）の西岡さんが出演されます。
　是非ご覧下さい！

　　
　蕎麦のつなぎは夫婦の絆 -
　
　舞台は兵庫県丹波市。今年6月に大阪からこの町に移住し、現在蕎麦屋の開店準備中の西岡芳和さん（60歳）と順子さん（54歳）が主人公です。昔から蕎麦が好物だったという芳和さん。たまたま近所のそば打ち教室に参加したところ、すっかりハマってしまったのです！そして今年、勤めていた大阪の大手スーパーを定年退職し、夢の蕎麦屋開店に向けて動き始めました。

　

琵琶湖の夕景

　珍しく、詩を書いたら消えてしまった。書くなということかなあ。

信楽の狸

　信楽に行く。宝塚から中国道、名神、新名神を走ると、意外に早い。京都あたりの混み具合が不安だが、行きはスンナリ、帰りはやや苦戦だった。
　信楽に行くのは初めてだが、我が家には信楽の狸がいる。伊丹将棋センターの梶井さんからいただいたもので、表にどっしり佇んでいる。
　街中に狸がいっぱいで、気持ちがとっても和むのだ。
　写真の狸たちに、乾杯！

☆ぐるぐる写真館クリック

丹波の夕景

　丹波の今田にある「ぬくもりの湯」の温泉を出て帰るときに、この夕景に出会ったので、思わず車を止めて外に出て写真を撮る。近くに蕎麦屋さんがあって、以前入ったときも借景が素晴らしかった。
　「夕景は沈む夕日なので撮らないのです」写真家のＡさんの信念だった。私にはどの分野でも信念や常識感？が薄いので、ほぼ何でもありである。
　黄金色の空を眺めていると、様々な情景が脳裏に浮かんでくるが、歳月や生きものの無常みたいなものが、美しさに姿を変えているような気がした・・

　夕焼けの　美しさにふと　無常観

一門研究会

　一門研究会の歴史は古い、何しろ故村山聖九段も参加していた時期があったくらいである。以前は私も参加していて、あるとき村山君と対局することになってしまった。師匠の私が弟子の村山聖に一度も勝ったことがないのだが、このとき私が大優勢になった。さすがに勝ったと思ってチラリと村山君の表情を見たのがよくなかった。また逆転負けで、今度はにっこりである。
　村山君と麻雀を一緒にしたこともあったが、必ずふたりとも負けになる。あるときに「あのなあ、親の仇みたいにしないで、師弟でタッグを組んだら強いやろう」と持ちかけると即座に「イヤです」と言われてしまった。そしてふたりとも負けパターンに入る。ムキになって私のトップを落としにかかるのだ。私もムキになって村山君のトップを阻止する。変な師弟だった。

ダチュラ

　清荒神の駅前のロータリーに見事なダチュラが咲いていた。

一年前の源さん

　昨年の１１月７日に撮った写真である。源さんの顔のあたりのアップだ。バックのソファーにはトビオが寝ている姿がある。源さんの写真はいっぱい撮っているのだが、どれも懐かしさがこみ上げてくる。
　懐かしむだけでなくて、源さんの写真をきちんと残しておこうと思った。源さんは普段、こういう目線で暮らしていた。正面を見ているようだが、実は斜め１５度くらいの目線だったと思う。ちょうど私を見ている角度なのだ。

バラの花

　バラの写真を撮っていると、バラの清楚さと華麗さに目を奪われる。何だか秋山庄太郎さんの女優のポートレートを思わせる。決してアラーキーではないか。
　藤原新也さんのこの世とあの世の写真でもない。絵や写真は人によって感性も異なるだろうから、いわば好き好きである。同じ様なところや、同じ様なものを撮ってもどこかで人間性が出るのが面白い。言葉と違う非現実的な感触がいいなあと思う。さあこのバラは何を語っているのだろう？

三ヶ月前のチビ

　三ヶ月前の８月７日にチビを引き取りに行った。保健所にいたチビを引き取って、いったんチビの家に戻り、それから近所の人に挨拶をして宝塚に帰る。
　チビはようやく慣れてきて、今ではれっきとした森家の住人だが、一度も人に吠えたことがない。母の話では知らない人が来るとワンワンと吠えていたが、飼い主のおじさんが入院してからは吠えなくなったそうだ。
　今日、飼い主のおじさんが亡くなった悲しい知らせがあった。わからないままにも、チビに知らせる。この写真は８月７日のチビの実家？である。
　チビのことを気にして、それだけが心残りだったおじさんも、チビの元気な写真を見て、少し安心して逝ってくれたと思う・・
　今は悲しいことが続いているのだが、元気に暮らしていこう。
　

案山子

　宝塚の西谷夢プラザの道路脇の入り口に、毎年秋の時期に地元の小学生の案山子が展示される。今年もなかなかユニークな作品揃いだった。私はこの写真の案山子が気に入った。少し悪ぶった、愛嬌のある表情である。
　自分ならどんな案山子を作るだろう？
　

キング食堂

　愛媛に帰省したときに歩いた、もうほとんど営業していないシャッター商店街の一角にあったのがこのキング食堂である。（この食堂はまだ営業しています）
　実はこの店の横には幼い頃に母に連れられて病院通いしていたときに（はしかをこじらせての病気だった）通っていたおもちゃ屋さんがあった。いつも病院にいくのを泣いて嫌がっていた私を、おもちゃを買うことであやしていたのである。４歳の頃の薄っすらとした記憶もある・・熱が下がらない・・そのとき目が閉じない後遺症が残ったが、命は救われたのである。
　こういうことも自分に与えらた運命なのだろう。私は運命論者ではないが、何かが救ってくれて、かすかながら何かを果たすのが自分に課せられた仕事のようにも思う・・
　

京都、指導対局

　昨日は京都新聞社主催の「新春プロアマ対抗戦」の審判だった。佐藤康光棋王を迎えての恒例のイベントだが、今回はその前に豊島四段と稲葉四段の「指導対局三面指し」があった。豊島四段の指導対局のシーンだが、その丁寧な指導に驚いた。
こども達も気合が入っていて、なかなかの熱戦だった。貴重な体験となっただろうと思う。
　こういった厳かな？場で将棋を指すのがいい。いい意味でも考えさせられる一日だった。

紅葉

　紅葉の写真はまだ早いのだが、これは大舟寺のシーンである。秋が深まるとどこもかしこも色づく季節になるが、紅葉は寒さがポイントで激しい寒暖差があるほうが鮮やかになるらしい。
　一枚の葉っぱが光線の角度によって、鮮やかさを描く。