青葉茂る紅葉

　いつのまにか我が家の紅葉に青葉が茂っている。今年は一段と深々としているような気がした。ざくろの芽も出てきて、確実な春の訪れである。気温は上下しているようで、半袖日和かと思うと、セーターが必要な寒さがぶり返したりしている。
　どうも仕事モードから遠ざかっているようで困る日々である・・

　そのうちに　痛い目に合う　青葉かな

　人を見て　こそこそ避ける　春日和

　ひと季節　遅らすセーター　春うらら

　

園田競馬

　またか？と呆れるが、今日も雨の園田競馬に行った。連日ギャンブルに行くのは昔を思い出すが、オフなのでいいのである。年齢を経るとあまり人の目を気にするということが薄らいでいる。危ない兆候ではあるが・・
　今日はパドックで馬を全部撮って、それからじっと観察してから、馬券を買いに行った。おとなしい馬、気合満点の馬、甘えたりダダをこねる馬、なるほど様々である。何だか弟子と似ている？
　そしてレースになると疾走するのだった。勝負事は似ているのである。

チビとトビオ

　我が家のチビ（外の白い犬）とトビオ（部屋の中）である。チビが来たのは昨年の８月だが、トビオと顔合わせはしていない。トビオはもうすぐ１３歳だが、目が不自由になってきた。
　以前にトビオはラッキー（今は義父のところにいる柴犬）が来たとき、トップの座を奪われそうになり、血みどろの戦いを仕掛けた。それがあって、今回もチビと顔合わせをしていない。トビオはチビに気づいていないのでノンキに日向ぼっこである。チビはトビオが部屋の中にいるのが気になっているようだ（尻尾を揺らす反応がある）
　動物の間柄は難しくて、平和とばかりにはいかないこともある。人間同士も同じかな？ここに源さんがいたら、もっとややこしいだろうなあ。でもそれでいいのである。

ブエナビスタ

　桜花賞のパドックにて、人気の本命馬ブエナビスタである。堂々としていて貫禄充分である。今日のレースももちろん一番人気で１，３倍くらいらしい。
　桜花賞は宝塚の阪神競馬場で開催され、私は初めてナマの現場でレースを見た。といっても人だかりが凄くてレース展開は見えなかった。結果はブエナビスタが勝ちで、ほっとしたような雰囲気である。勝負は勝つのが大変だ。

ジョリーダンス勝つ

　パドックで大きく首をフリフリ、いやいやしているのがジョリーダンスである。「ＧⅡ阪神牝馬Ｓ」で本命のポルトフィーノが飛んでしまって、8歳牝馬のジョリーダンスが大外から差し切って勝った。２着ザレマ、３着オディールと実力馬が入ったが見事な勝利である。
　パドックではこの通り、気合が入っているのかいないのか、大きく首を振る姿で回っていたので不安をかきたてられて、馬券は買えなかった。そういえばオディールも小さく首を振り振り落ち着きがなかった。品行方正がいいとも限らないのが勝負のアヤである。
　

雲南

　突如、中国の写真だが、これは雲南の三江というところに旅をしたときの一枚である。道路に似合わない車が通り、通行の人が迷惑がっている。このときに「泥棒！」という声で（もちろん中国語だが）一斉に人が動いた。中国はヤジ馬熱が凄くて、華々しいのである。そろそろ旅がしたくなっている。しょうがないので写真での旅となった。

チューリップ

　今日も春らしい暖かい一日だった。清荒神駅の前の花壇に咲いていたのがこのチューリップである。季節感あふれる赤、黄色だが、派手な純色は大雑把になってしまいがちでもある。大振りの花なので足並みが揃っていないが、それがいい。
　今日から羽生名人と挑戦者郷田九段の名人戦も始まった。楽しみである。
　気分転換に散髪に行く。「ようやく来たね」また叱られた。

夜桜

　夜桜を観に行った。宝塚の第○病院の大堀川の土手沿いである。ここの夜桜は初めてだったが人も少なくて（もったいないくらいだが）静かに観られた。花見客もいたが、目立たない。
　夜の桜はライトアップのせいもあって、花びらも大きく見えて怖い・・短冊もあったが、今年は真面目な句が多かったようだ。暖かい夜だったが、こんな風にのんびりと過ごせる時間がいいものだ。

　夜桜を　灯す提燈　蛍かな

フランス風のホテル？

　阪急電車の池田を降りて「ラーメン記念館」に向かったが定休日だった。そこで町を散策することになったが、水路のある通りを歩いているとこの洋風の建築に出くわした。ネットで検索してたどり着いたのが、フランス風のホテルではないか？ということだったが、実際はどうなのだろう。シャントメルルはフランスの都市である。こういった建築がいっぱいあると町の散策も興味がわく・・

桜

　今日はオフでいつものコースからＲ１７６号線を走る。立杭の郷に行き、昼食を済ませて「ぬくもりの湯」に入り、ボチボチ帰る。そのときに桜並木があって車を止めた。もうひとつ青空が見えなくてすっきりしない天気だった。蕾もあって満開はまだ先のようだったが、今年の春は煮え切らない・・
　ばね指は痛みが取れたが、治りきっていないので微妙な徒労が出る。

漫画を読む聖

　漫画に囲まれて暮らしていた村山聖だが、よもや自分が漫画の主人公になるとは夢にも思っていないだろう。当時はモノクロの写真に凝っていて、自分の風呂場で暗室代わりに焼いていたのだった。朝までかかっても十枚くらいしかできなかったのと、姿勢が悪く腰を痛めはじめてモノクロはやめた。カラー写真を撮り始めると楽だったので驚いた。（その分横着になる）
　村山聖は写真の素材で魅力的だったが、いかんせん本人が写真嫌いだった。でも今見てもどこをどう撮っても絵になる・・弟子は棋士になって何年か経つとたいていがっかりするほど生意気になってしまうが、（それがある面では成長の証でもあるが・・村山聖もそういう時期があった）可愛さは失ってほしくない。人間として遠くの何を見つめて生きていくかである。

村山聖の思い出

　ときどき村山聖の写真が見たくなる。今日、村山君のお母さんから電話があったせいだろうか。この写真は滋賀県の石山寺方面に麻雀旅行したときのものだと思うが、記憶が定かでない。この写真をどこかで掲載したかどうかも怪しい。
　村山君がまだ奨励会に入会していないとき、京橋の正棋会に通っていた時期がある。稽古の途中で私が送り届けて？帰りにまた迎えに行くのである。そのときに駅の階段を一歩々々ゆったりと上り下りしていたペースが懐かしい。弱弱しく感じるのだが、将棋だけはしっかり勝っていた。村山君をときどき自転車の荷台に乗せたこともあるのだが、あるときから無理になった。重量で自転車がよろよろしてきたのだ。

トビオとクロ

　今日は天気がよかったので、チビを狭い庭に入れてから、トビオとクロを庭に出して日光浴をさせる。ふたりとも１３歳くらいになって、トビオは目も耳も不自由だが、食は旺盛だ。クロはメタボで外から部屋に入るときの段差もきつそうだ。
　この写真を見ていると、トビオは壁にぶつかりそうで危ない。クロはかっては走るのが得意だった面影が薄らいでいる。パグは寒さも暑さも苦手なので、ついつい部屋の中の暮らしが多いのだ。
　犬は飼い主と鏡の関係である・・

チビの日常

　家に訪ねて来る人があるときは、念のためにチビに紐をつけている。紐の長さが３メートルくらいあるのと、普段は小屋の中に居るので影響は少ない。チビは最近少しふっくらしてきたようだ。朝はドッグフードだが（夕方はごはん）あまりうれしそうな表情をしない。トビオとクロが食べるものでがっつかなかったのは見たことがないのと対照的である。チビがいい表情になってくれてよかった。
　遊ぼうよとはしゃぐのだが、（私は）チビのからだが大きいので内心は恐い？のだが、ときどき相手をする。チビは年齢の割りに案外幼いのではと思える・・節もある。私が手におやつを持っているかどうか、チビにはそれが大きな出来ごとのようだ。

ロゴス神学院

　京都府船井郡京丹波町（瑞穂町）にある「ロゴス神学院」である。初めてこの風景に出会ったときは、異国の情緒を感じた。真夏だったが、白が印象的だった。
　ここは丘陵地帯で、谷間のようでもある。普段の暮らしのリズムからして予期せぬ景色なのである。自分がこういうところで修養するとどうなのだろう・・
　反面教師で遊びの方に走るかもしれないなあ・・雑然と生きる、めげないでたくましく、そんな人間力みたいなものが今は必要な時代かもしれない。