天空の城

　兵庫県朝来市にある、標高３５３，７メートルにある竹田城跡はまさに天空に浮かぶ城跡である。黒澤明監督の「天と地と」の映画のロケにもつかわれたそうだ。
　本来なら私の体力では上れないのだが、幸いに城跡のそばまで車で登れた。そこからの風景は、私もいまだかって見たことがない・・とても日本と思えないロケーションで、ヨーロッパの古城が浮かんだ。
　平日だったが、何組かの人が来ていた。音楽グループのメンバーもいて、ハーモニカを吹いていた。絶好の骨休みの時間となった。

薔薇の花

　薔薇の花はきれいで、写真では花形かもしれない。写真はきれいに撮ってはいけない、そんな言葉を思い出す。私の場合はわがまま独断なので、すべては自分の身勝手な感性がすべてである。写真を撮っていると別人のごとく、周囲が見えなくなることもある。しかしやはり、きれいに撮ってはいけないのである。しかしやはり、きれいに撮りたいのである。私は撮る枚数が多くて、この日のバラでも短時間でパタパタと４００枚を超えているので、見直すときが大変だ。ふらふらしながら、バテテしまうのだが、そこからの撮る写真が好きである。目がショボショボ、足もガタガタ、それがいいのである。もう余力がないからいい。

田植え

　私の祖母の家がお百姓さんだったので、幼い頃は田んぼのあぜ道で遊んだ記憶がある。ＳＬも走っている頃で、白い煙を追っかけて走った。
　時期に幅はあるが、今はちょうど田植えの季節である。田んぼに水が入り、田植えなのだが、先日、瑞穂町で農業をやっていられる姜さんにお聞きすると、そこまでが大変な作業らしい。農業は日々の天候との戦いらしい。ここに牛や馬がいたらなあ・・そんなことを言ってもしょうがないが、ふと思うのだった。

木津川市に行く

　来週に一門で私の師匠の故南口繁一九段のお墓参りに行くので、木津川市に下見に行った。亡くなられてから１４年経つのだが、以前師匠のご子息と奥様にお墓参りをしたいのですがとお願いしたが、「森さん気持ちだけでうれしいです」と言われてご無沙汰だったのだ。今回ようやく場所を教えてもらったのである。
　師匠の出身地の木津町は今は木津川市になった。以前は毎年１回、将棋大会の審判に呼ばれていた。（今年は二年ぶりに大会があった）
　昔のことを思い出す・・私は迷惑をかけてお世話になった思い出しかない。師匠に一度も叱られたことがないのである。「森君、がんばりや」師匠の大きな声を思い出しうれしかった。
　お墓の近くの田園風景である。いい場所だった。
　

伊丹のバラ園

伊丹のバラ園に行った。早く行ったので一番乗りだったようだ。雨が降っていると無理だったが、雨上がりなのでちょうどよかった。今日はデジカメのデジタルマクロを使ってみた。普通のマクロと何処が違うのかよくわからなかった・・
　バラの写真は何度通ってもつかめない要素があって、どう撮ればいのか迷う。やや終わり加減の時期だったようだが、バラの魅力は果てしない・・

ヤマホタルブクロ

＜別名：チョウチンバナ(提灯花)、カンパニュラ・プンクタータ
　キキョウ科ホタルブクロ属
草丈：30～80cm　開花期：6～7月　花色：赤紫色～淡紅色・白　花径：3cm＞
　碇高原牧場からの帰り、ヤマホタルブクロが咲いていた。確かに提燈のようだ。花の名前は難しいが、このヤマホタルブクロは覚えやすい。お地蔵様に添える花にも生けてあった。

羊の親子

　羊の親子だが、母親は一向に気にしないで草を食べているが、子羊は警戒しているのか、興味があるのか、じっとこちらを見ていた。母親の真似をして草を食べながらも、まだお乳をねだっているのだった。
　羊の顔はとぼけた味があって、山羊ほど怖くない。おだやかな羊に対して荒っぽい山羊の印象がある。実際もそうみたいである？
　何とも微笑ましい羊の親子だった・・
　

碇高原牧場

　丹後半島にある「碇高原牧場」に行く。思ったよりも山の上で、思ったよりも広かった。山羊や羊、ミニチュアホースなどと遊んでから牧場の散策路を進むと、この牛たちがいた。初めは全員で小走りに逃げ出したのだが、私と妻が安全とわかると、こんな風に擦り寄ってきた。それでも私は逃げ腰だが、妻の方はモテモテだった。名残惜しいが去っても、遠くからずっとずっと見送ってくれたのだった・・
　

車窓の風景

近鉄電車からの田園風景である。２００９、５，３１
　私は電車に乗ってからの車窓の風景を観るのが好きだ。都会の風景も元気をもらえる活気のよさがあるが、田舎の風景は心のやすらぎがある・・
　子どもの頃はこういった風景がどこもかしこも当たり前に存在していたように思う。こういったものを既視感というらしいが、こういう風景を心にえがいて生きて生きたいものだ。

ナイトスナップ機能

　昨晩、デジカメのナイトスナップ機能を使って撮った写真である。どことなくいい雰囲気が出ていて、さすが最近のデジカメである。もっと前にこの機能があるのを知っていたらと思うが、知らない方が味があった？かもしれない。
　出来上がりの写真は、デジカメの優秀さと個人の腕？と次第に比率が怪しくなってきている・・最近多用しているセルフタイマーのスナップ写真を見て、私が自分で人間を撮るのは何とヘタクソか・・セルフの方が自然な表情になりやすいのがわかったのだが、自分の下手さを認識させられた意味もある。
　デジタル時代の悩ましさだろうか。でもいい雰囲気が出ていてうなづくのだった。

虹

　今日の夕方に出ていた虹である。写真では少し薄いが、くっきりと虹が出ていた。虹を追いかけるのは、夢を追い求めるのと似ているのかもしれない。
　虹は遠くから見ているから虹なのかもしれない。

奈良にて

所用で奈良に行った。児玉七段と伊藤六段と一緒に昼食だ。和食の店に入ったが、セルフタイマーで記念写真を撮る。
　奈良はかって私も住んでいたので、いつ行っても懐かしい。このメンバーで会うと昔を思い出す。私が奈良の病院に入院中に外出して家に戻り、麻雀をしたこともある。不謹慎な患者だった。退院のときは伊藤六段の車で荷物を運んでもらった。児玉七段は今奈良に住んでいるのだが、これも縁だろうか。

小野市Ｕ字路

　小野市の散策でＵ字路があった。この辺は飲み屋街なのか、通りの向こうには昼間も開いているカラオケの店があるようだ。路地があると推理してしまう。
　人生の分かれ道のようなもので、私は表通りでなくて裏の方を選ぶようである。　路地があって袋小路のような閉鎖的な雰囲気の奥に、だいたいのんびりした猫がいることが多い。そうなのだ、自分はノラなのだ。ノラ猫に近いノラ人間なのだ。

姫路競馬に行く

　今日もオフで、妻が動物に会いたいと言ったので、それなら一石二鳥とばかりにドライブがてら姫路競馬場に行くことにした。初めて行くのだが、以前からどんなところか興味があった。
　山陽道の姫路東ＩＣで降りて、一瞬道に迷う。ナビを再点検して向かう。割と近かったが、駐車場がわかりにくかったのと、姫路の道はあちこちに曲がっていてヒヤヒヤだった。
　競馬場に着いてからは、マイペースで馬券を買う。配当は安くて堅いレースが多かった。今日のトータルは少し負けだったが、ローカル色の強い私の好きな競馬場だった。６頭立てもあって取りやすそうで意外に勝ちにくい印象だ。
　園田よりも近くに寄って見られるので、馬の疾走は迫力満点だ。

小野商店街

　兵庫県小野市の小野商店街を散策した。なかなか駐車場が見当たらなくて困ったが、コンビニで聞くと「駐車場はありませんね。すこしならどうぞ」と言ってもらったのでほっとした。小野商店街も由緒ある古い建物が多くて、ワクワクしながら歩いたが、明るい雰囲気ながらもシャッターが閉まっている店もあった。
　私の好きなレトロっぽい場所が、全国的に次第に消えていくようだ・・この魅力がなかなか伝わらないのが歯がゆいが・・時代だろうか。