面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

結局

2009年03月24日 | ニュースから
紀香さん、陣内さんが離婚 23日受理(共同通信) - goo ニュース


藤原紀香がアフリカに行ってるため、公式な本人からのコメントが無いので、ホンマに離婚するのか?と若干思っていたが、結局あっさり離婚が成立したようで。
当事者にしか分らない事情があるので、“外野”がとやかく言うべきものではない。
それは親兄弟はもちろん、親戚一族郎党皆に共通して言えることだが、今回のケースでは、最初に紀香の母親がコメントしたところから、妙な違和感を覚えていた。

「ウチの紀香ちゃんをヒドイ目に遭わせて!」とでも言うような一方的なコメントで、本人達が何も言わないうちからそれはないだろうと思ったのは自分が男だからか?
その後の陣内父のコメントがごく普通だっただけに、余計にヒステリックな感覚を受けたのは穿ちすぎだろうか。
陣内が「全ては自分の責任」というコメントを出したが、そう言わざるを得ない状況が作り上げられていたと言える。

紀香が風水に凝っていたのは以前から有名だったが、結婚相手から結婚式の日取りまで、心酔する風水の先生の“お告げ”に従ったとの情報もある。
先生の“お告げ”による結婚に縁があるという時期に、これまた“お告げ”により縁があるという「生まれ」を持った人物(それが陣内)に出会い、これぞ運命の相手!と思ったというのは勝手だが、毎日の服装から行動、揚句仕事の中身にまで風水を基準にした行動をとられるのでは、陣内もたまったものではない。
想像するだけで息が詰まる生活であり、息抜きが過ぎて浮気へと移行したのではないだろうか。

外野がとやかく言うべきでないことは承知ながら。
藤原紀香の“不安”を解消することができなかったという点は、陣内にとっては悔しい思いをしているのではないだろうか。


「ジェネラル・ルージュの凱旋」

2009年03月23日 | 映画
東城大学付属病院の不定愁訴外来の医師・田口(竹内結子)は、「チーム・バチスタ事件」を解決した(ことになっている)功績により、病院長のキモイリで院内の倫理委員会委員長になってしまっていた。
そんな彼女の元に、“ジェネラル・ルージュ”と呼ばれる救命救急センターの速水センター長(堺雅人)と医療メーカーの癒着を告発する手書きの文書が届く。
再び高階院長(国村隼)から内部調査を依頼された田口が“ユルユルと”関係者へのヒアリングを始めた矢先、告発された医療メーカーの支店長(正名僕蔵)が院内で飛び降り自殺してしまった。
自殺直前に支店長と話をしていた田口は、警察に事情聴取されるなど、大騒ぎの騒動になってきたことに困惑する。
そこへ、「バチスタ事件」で関わった厚生労働省キャリア官僚・白鳥(阿部寛)が、足を骨折して救急センターに運ばれてきた
東城大学病院へ調査に向かう途中でバイクに跳ねられ、誰かに殺されかかったと“戯言”言う彼の元には、田口が受け取ったものと同じ内容の告発文が届いていたのだ…。

『チーム・バチスタの栄光』に続く、海堂尊原作の“田口・白鳥シリーズ”映画化第2弾。
かつて、患者から噴出した血液を顔に受けながらも表情ひとつ変えずに治療を続けたことから“ジェネラル・ルージュ”(血まみれ将軍)と呼ばれるようになったと言われる、救命救急センター長・速水にかけられた収賄の疑惑を、再びタッグを組むことになった田口・白鳥の凸凹コンビが探っていく。

前回の「チーム・バチスタの栄光」では田口・白鳥のコンビを中心に据えて物語は進んだが、今回は堺雅人を中心とする事件の当事者をメインに物語が進められることで、より緊迫した雰囲気が画面に流れると同時に、物語のテンポも小気味よい。
収賄の“真の姿”が浮き彫りになっていく過程にミステリーとしての面白さは盛り込まれているが、そんな事件の解決だけににとどまらないストーリー展開が圧巻。
前回同様に大学病院における人間関係の“いやらしさ”も見せながら、社会問題ともなっている救命救急の現状や、経済原理のみを追求する病院経営の恐ろしさが浮き彫りになる。
映画を通して医療費削減を中心とする医療行政のあり方に対する憤りさえ覚えた自分は、飛躍のし過ぎだろうか?(いや決してそんなことはない!)

後半には、「毎日が野戦病院」と言っても過言ではない救命救急医療の実際を、ある種象徴的に描く大事件が盛り込まれており、2時間余りの上映時間、片時もスクリーンから目が離せない。
救命救急医療のありがたさが身に染みるとともに、時には命にランクを付けなければならないという過酷な任務を背負う救命救急スタッフの働く姿に、胸が熱くなる。

前回以上にメッセージ性を持った作品となっているが、いつもの田口・白鳥のコミカルな掛け合い・絡み合いが緩衝材となって、押し付けがましくなく説教臭くなく、嫌味のないエンターテインメント作品として存分に楽しめる傑作。


ジェネラル・ルージュの凱旋
2009年/日本  監督:中村義洋
出演:竹内結子、阿部寛、堺雅人、羽田美智子、山本太郎、高嶋政伸、貫地谷しほり、尾美としのり、中林大樹、林泰文、佐野史郎、玉山鉄二、野際陽子、平泉成、國村隼

「チーム・バチスタの栄光」

2009年03月23日 | 映画
拡張型心筋症という心臓の難病に対する手術法である「バチスタ手術」。
考案者のランダス・バチスタ博士の名前に由来する、拡張した心臓の左心室を3分の1程度切り取って縫合し、形を整えるという高度な技術が要求される難しい手術。
成功率25%ともいうこの難手術を100%成功させてきた、東城大学医学部付属病院の桐生恭一(吉川晃司)を中心とする「チーム・バチスタ」。
その輝かしい実績は「チーム・バチスタの栄光」と呼ばれていた。

そんな彼らのバチスタ手術中、3件連続で患者が死亡した。
単なる偶然による事故か医療ミスか、はたまた故意によるもの…即ち「殺人」か?
病院長の高階(国村隼)は、不定愁訴外来の医師・田口公子(竹内結子)に内部調査を命じる。
彼女はメンバーにヒアリング調査を行い、事故と判定するが、彼女が作成した報告書を読んだ厚生労働省のキャリア官僚・白鳥圭輔(阿部寛)が報告書を酷評しながら乗り込んできた。
そして田口と共に再調査に乗り出した…

昨年の公開時に観損ねていた作品だったが、テレビで放映されたので観ることができた。
続編とも言える「ジェネラル・ルージュの凱旋」を観る前に観ておきたかったので好都合であったのだが、実に観応えがあって楽しめた。
ずけずけと相手の心に土足で踏み込んでいくような尋問を通して、相手をロジカルに追い込んでいく白鳥。
彼の再調査により、「チーム・バチスタ」のメンバーは、実は桐生を中心に心を合わせた“一枚岩”にまとまっているとは言えない様子が伺え、疑わしい人物が浮かび上がってくる。
果たして犯人は誰なのか?いや、やはり単純な事故なのか?それとも重大な医療ミスなのか…?
一旦解決をみたかに見えた物語は、更に意外な方へと流れを変えていく。
どんでん返しが心地よくも、医療現場の現実を目の当たりにして戦慄が走る。

心臓病医療の現状だけでなく、大学病院が抱える複雑な人間関係や医療現場の厳しい“職場環境”の現実など、重いテーマをシリアスに描くだけでなく、田口・白鳥の凸凹コンビが繰り広げるユーモアが散りばめられることで、良質のエンターテインメント作品に仕上がっている秀作。


チーム・バチスタの栄光
2008年/日本  監督:中村義洋
出演:竹内結子、阿部寛、吉川晃司、池内博之、玉山鉄二、井川遥、田口浩正、田中直樹、佐野史郎、野際陽子、平泉成、國村隼

ムチャしたらいかんわ。

2009年03月23日 | ニュースから
タレント・松村邦洋さん、意識失い救急搬送…東京マラソン(読売新聞) - goo ニュース


最近、ダイエットしてたようで(よく知らなかったが)痩せていたように思ったが、今回のマラソンに合わせたものだったのか?
なんにしても、前より痩せていたとはいえ、あの巨体でマラソン挑戦はシャレにならん。
10数キロ走ったところで倒れて、しかもテレビのニュースでは、一時心配停止にまで陥ったとか。
準備不足も甚だしい。
マラソンをナメてもらっては困る。
本人もスタッフも、あまりにも意識が低すぎる。
とりあえず無事に“元に戻る”ことを祈るばかり。


「時うどん」 by紫亭京太郎 in落語Kタイム

2009年03月22日 | 落語
3月23日(月)夜10時(翌朝10時再放送)
インターネットテレビ net channel KYO
「落語Kタイム」

今回は「時うどん」にて、ご機嫌を伺います。

非常にポピュラーなネタのひとつ。
「親爺、なんぼや?」
「へぇ、16文でおます。」
「1つ2つ3つ4つ5つ6つ7つ8つ…うどん屋、今、何ドキやな?」
「へぇ、9つでおますな。」
1杯16文のうどんを、勘定の際に屋台の主人に時刻を尋ねることで1文ごまかすくだりが有名なお噺。

いつものように噺に興味をもっていただき、プロの話芸へ手を伸ばしていただければ幸いです。
まずはごゆるりと、お付き合いくださいませ。

アクセスはこちらまで!

http://www.nc-kyo.com/

☆ ご覧の際に ☆
アクセスしてしばらく、何も映らない黒い画面が表示されることがありますが、しばらくすると音声と映像が流れますので、そのままお待ちください。

キューバには

2009年03月20日 | 野球
イチロー2安打に喜び爆発、原監督「彼も人間なんだな」(読売新聞) - goo ニュース


勝てるのに。
何度も何度も何度も何度も韓国に負け続けるのは、イチローにも一因がある。
あの東京ドームでコールド勝ちをおさめたときのような、余裕を見せるかのようなオーラに隠された切れ味鋭い集中力が感じられないからだ。
あの試合で完勝したことにより、またぞろ「韓国なんてチョロい」という慢心が、無意識のうちに彼を支配しているのではないだろうか。
だから同じ投手に何度も抑え込まれて工夫が無い。
今大会4度目の対戦、今度はどうだ!?


望みはあるのか?

2009年03月18日 | 野球
侍ジャパン敗者復活に望み、韓国4強入り(読売新聞) - goo ニュース


試合開始が丁度昼休み時間だったので、さぞかしあちこちの職場でテレビ観戦が行われていたのではなかろうか。
食事に行って事務室に戻ってくると、既に3点先制されていた。
いきなりダルビッシュが失点したわけで、言うまでもないことだが、やはり松坂とは格が違いすぎる。

そのままこう着した試合展開で昼休みが終わり、午後の勤務時間に突入したため、その後の展開を知る由もなかったが、結局また韓国に敗れたということで。
ちょこっと調べた限りでは、相変わらず奉重根を攻略できないまま終わっているが、キューバ戦で見せた工夫はできなかったのか?
だいたい奉重根に何度も抑え込まれているが、こういう相手こそベンチワークで対抗しなければならないのに、神無月のニセモノ(あ、神無月がニセモノ?)監督とロクでもない参謀では、どうしようもない。

初回のイチローにしても、己が満足にスイングさせてもらえないような状態のくせに、バントヒットを狙って揺さぶりをかけるわけでもなく、漫然と抑えられているように見えて仕方がない。
相変わらず「韓国相手に必死のパッチのプレーができるかよ」と、見下してナメてかかろうとしているのではないのか?
何度同じような負けを喫すればいいのだろう。
プロなんやから、しっかりせぇよ!


キューバ撃破

2009年03月17日 | 野球
侍打線見極め&積極性6得点 160キロ左腕を鮮やか攻略(夕刊フジ) - goo ニュース


苦戦するのではと思っていたが、見事快勝でキューバ戦を制してビックリ!
試合経過を“検索”してみると、キューバ自慢の剛速球投手・チャップマンに対して、初回、2回としっかり球筋を見極め、無安打ながら3四球をもぎとっているが、実に日本らしい“スモール・ベースボール”の展開。
“腕力”では敵わないところを、じっくりじわじわと攻めたのは見事。
ノムさんの言う「弱者の戦い方」であるが、力技(身体能力)において“弱者”である日本には当然の戦術である。
東京の韓国戦ではチャンスに力みまくっていた村田も、今回はしっかりバットで球をとらえて軽打に徹したようで、ジャパンの4番を勤めることで彼自身も成長してきているのではないだろうか。
…シーズンになったら、やっかいだが。

松坂は、やはりここ一番で頼りになる。
6回無安打無失点で、何よりも無四球なのが素晴らしい!
投球数制限のあるWBCでなすべき投球が分かっていて、なおかつ最高のパフォーマンスを披露できるのは本当にすごい。
さすが、高校野球決勝戦をノーヒッターで飾ったピッチャーである。

これで、同じくメキシコに快勝した韓国と、三度まみえることに。
ここは是が非でも勝ちとって、ベスト4進出を決めてもらいたい。
次はダルビッシュか?
今日の松坂を見習って、生まれ持ったポテンシャルを最大限に引き出した投球に期待!