petit内観のススメ

タイトル変えちゃいました。でも、内容は変わらず、好きな事に焦点あてながら、ついでに自分も見つめてみよう。

嵐山にて・・・

2005-10-28 23:06:12 | Weblog

久しぶりの京都散策。 今回は嵐山、天龍寺を参拝。
本来なら国宝の雲竜図が特別拝観できるはずだったのに、本日より31日までは寺のイベントにより拝観不可だそうで、たいへん残念。
でも、たまに神社・仏閣などを散策するのも精神的に癒されるような気がする。
なにより畳の大広間や緑豊かな庭園に面した広い縁台?に腰掛けてボォーっとして居る間が至福の時なのである。
狭い我が家では不可能なのでねぇ・・・。
嵐山といえば、火曜だか土曜だかのサスペンス劇場のメッカですが、今日も今日とて、渡月橋の近くでは「なんちゃって京都府警」のパトカーとカメラやレフ板をもったスタッフらしき人たちがいらっしゃいました。
遠くからしか見ることが出来なかったのですが、あれはきっと、物語の導入部分かなにかの死体発見現場かなにかの撮影ではなかろうか?
なにより、主役や犯人役になれそうな有名人が1人もいなかった。
なんだか得したような損したような?

嵐山散策してまだ日も高かったので、東山の三十三間堂まで行ってみました。
堂内は撮影不可なので画像を残せないのが残念ですが、もう見渡す限りの千手観音様で、これもなかなか圧巻でした。なんであんなに同じ仏像ばっか取り揃えようと思ったのか?
平安時代にもマニアは居たのね・・・。

さて、画像は小豆島霊場71番札所、滝ノ宮堂です。
京都の神社・仏閣に比べれば大変ショボイ見てくれですが、なあに、ご利益は同じ・・・であろう?こちらのご本尊は薬師如来様でございます。
ここに奉納されている御詠歌が結構いい感じで、気に入っております。
「草の葉も木の根も己が薬ぞと知らでわずらう人の愚かさ」
ごもっともでございます。
即効性のあるケミカルな薬剤を利用するのもいいけど、本来は漢方とか自然から体質にあうものを時間をかけても摂取するべきなんですよね。でも、その知識を専門にもつ人が少なくなってきているのでしょうか?
昔はおばあちゃんとかが薬になる草とか教えてくれたりしたけど、もとより都会じゃ自然そのものが少なくなって、薬草どころじゃないよなぁ?

靖国参拝を考える

2005-10-18 21:43:54 | Weblog

今年の終戦記念日にはこれまでにないほどの参拝者が行列した靖国神社であるが、まあ、周辺諸国から多分に政治的思惑ありありの反感を受けて心ある日本国民が黙っていられようはずがない!
その終戦記念日を2ヶ月も過ぎてやっと小泉首相は重い腰をあげたようである。
私としては、公人であれ、私人であれ、時の首相が、もしくは日本国の国会議員を名乗る者がお国のために命を落とした先祖に頭をたれることも許されないなんて、言語道断であると考える。
命がけで国を守ろうとした人間を国をあげて祀って何が悪い!
A級戦犯とてすでに裁きをうけているのである。
問題はその事実をゆがめて教育することではなく、きちんと正しい史実を伝え、先人の犯した過ちは二度と繰り返さないとゆう倫理的な教育を施すべきなのである。
そして戦争とゆう行為を憎むべきであって、個人をその死後までも罪を問うことをやめるべきではないか?
日本人の美徳の一つは故人の罪に対して寛容であることだと私は信じてやまないのだが、
各国が軍備を強化し、核を持つことに異論をとなえず、過去の戦犯にのみ罪を償わせるのは筋違いではなかろうか?
ただ、神社としてかの英霊を祀る事にはいささかの違和感を感じるのは、私だけであろうか? 神社は神のおわす所と考える私にとって、靖国は神社とゆうより、菩提寺として在ってほしいものなのだが・・・。
まあ、それにしても、小泉さんには、やはり最初から信念を曲げずに、終戦記念日に靖国公式参拝をしてらいたかった。
今回のように各国の政治的思惑が錯綜するなかで、いかにブレずに行動するかが、ご自分の意思と伝える一番の方法ではなかったろうか?

さて、画像の説明である。
小豆島霊場70番札所、長勝寺です。
本殿でではないのですが、境内にあの忠臣蔵で有名な大石内蔵助を供養している場所があって、御覧の通り、例の陣太鼓もあったりして、これがまた演芸大会の小道具みたいで・・・・。本殿にはご本尊、阿弥陀如来様がお祀りされておりますが、その昔、大石邸で働いていた人が内蔵助を偲んで本堂を建立。大石家所蔵の屏風や内蔵助愛玩の茶釜なぞを秘蔵しておるらしいです。
毎年12月第二日曜にはその茶釜を囲んで、お茶会なんかもされているようです。
内蔵助がどのような人間だったのかは私には年末の忠臣蔵のTV特番なみの知識しかないのだが、こんなところにも忠義の者がいるのだから、やっぱ、人となりは良かったのかな?
人の道を外さなければ、国民はついて来るはずだよ、政治家の先生方。

腹が立つったらないよ!

2005-10-08 22:00:41 | Weblog

国勢調査の調査員?が2日に一回はやって来る。
女の1人暮らしなので、なるべく知らない人には応対しないようにしているのだが、居留守を使うと強引に調査票を郵便受けにぶち込んでいった。
おいおい、こうゆうのは任意でしょう? しかも昨今、国勢調査を騙った個人情報を狙った事件も多数起きているとゆうのに・・・!
腹が立つので、一度目は無視、調査票も捨ててしまいました。
それでも、勝手に郵便受けに突っ込んでいく公務員の横柄さ!
だから、協力したくないんだよ! ちっとは謙虚になれよ!
しかも、うちはモニターで来訪者がチェックできるんだけど、一度、カメラからあんた、隠れてたよな!そんなんじゃ、信用しろって言われても無理だよ!

それにしても、関西に居るとあまりの非常識な人間の多さに呆れてしまう事がある。
先日の阪神タイガース優勝にかこつけた暴動事件。
あんなの、さっさとバンバカ検挙していったらいいのに、警察の皆様はお優しいことで。
あんな騒ぎは催涙弾の一発でもぶち込んでやればいいのである。
道頓堀に飛び込みたきゃ、飛び込めばいいのである。 これこそ自己責任の世界でないの?
きちんと河川の危険性と不衛生さを前もってアピールしているんだから、お役所は飛び込み台でも設けて、飛び込む前に遺書とその責任の所在を明らかにした文書にサインさせてやればいのである。
自殺する奴もそうだ、せめて自分の死後に遺体の処理に掛かる費用ぐらいは調べて遺族に残してやったらどうだ!
自殺といえば、昨夜、DVDで「コンスタンティン」を見た。
キリスト教では、自殺は最も罪が重いとされるんだろう、たとえその一生を敬虔なカトリック信者であっても、自殺をすれば未来永劫天国にはいけないばかりか、地獄で永遠の苦しみが待っているとゆうのである。
人間は神の寵愛を一身に受けているのに、その命の尊さをわかっていないのである。
そのことに怒りを覚えた天使ガブリエルは、ルシファーの息子と結託し、人類に更なる試練を与えようと試みるのだが、そこはそれ、映画なので、正義の味方、この場合は人間界に甦ろうとする悪魔を成敗するコンスタンティンにやっつけられてしまうのだが、ガブリエルは最後に「人間は神の愛に見合うだけの気高さをもっているはずなのに、そのことに気付いていない」と言う。
世界では紛争が絶えず、自然は破壊され、人間は粗暴になっていく昨今、更なる気高さを求めるどころか、人間は自らをどんどん貶めていっているのではないか?
自殺という行為もしかりである。 自分までも貶めるような輩に神は振り向いてくれる訳がない。死後の安楽など夢のまた夢なのであろう。 世の中も神もそんなに甘くないのである。
ついでにもうひとつ。
もう逮捕されてしまったが、阪和道ならびに大阪でのエアガン事件の犯人なんか、ちょうどいいから、本物の銃を与えてイラクのバスラなり、ソマリアなりにホッポリ出してやればいいのである。 敵はイスラム武装集団とかなんとか教えて、ついでに星条旗なんか持たせてやればいいのである。 鉄砲ごっこがしたけりゃ、戦場はいくらでもある。

このところのフラストレーションが一気に爆発してしまいましたが、気を取り直して、画像は小豆島霊場69番札所、瑠璃堂です。
瀬戸内海を見下ろす小高いところにあるこじんまりした庵ですが、結構綺麗な建物だったので、改装してそう年月が経っていないと思われます。
ご本尊は薬師如来様。 別に瑠璃鉱石が使われていたり瑠璃色のなにかがあるわけではないので、ちょっとがっかり。でも先日、紀伊国屋書店内で化石や鉱物を販売しているブースで瑠璃鉱石を見つけました。 いい色で、ちょっと私にとっては癒し系でした。