petit内観のススメ

タイトル変えちゃいました。でも、内容は変わらず、好きな事に焦点あてながら、ついでに自分も見つめてみよう。

年末・・・第九の季節

2006-12-27 21:01:11 | Weblog

さすがに忘年会シーズンです。友人の少ない私でも、お誘いをうけたり、しばらく音信不通にしていた友人と呑んだり、と、結構胃腸にも負担がかかってしまってます。
まあ、ありがたいことです。
この時期はTVやら街角でやたらと第九をフューチャーしているのだが、もう日本の年末の風物詩ですね。わたしも大好きです。
先日、tvドラマで「のだめカンターヴィレ」の最終回でベートーベンの交響曲第7番を聞きつつ、ストーリーの盛り上がりも相まって、感動して号泣しつつ観ていたのですが、ベートーベンといえば、この時期やっぱ、第九でしょう!
と、CDを引っ繰り返してヘルベルト・フォン・カラヤン指揮によるものを聞く。
なんかね、いつ聴いても涙が出てくるのは何故なんでしょうね?
今日も偶然、NHKで第九にまつわる逸話などを特集してましたが、いやぁ・・・深い!
参考までに、どいつの詩人フリードリヒ・フォン・シラーの詩であり、その詩に感銘を受けたベートーベンがのちに第九として作品を仕上げた歌詞を添付しときますね。

『歓喜に寄す』
おお友よ、このような音ではない!
もっと快いもっと歓びに満ちたものを
歌い出そうではないか!

歓びよ、美しき神々の火花よ、
それは楽園から来た乙女なのだ、
天にもまがう汝の聖堂に踏み入るのだ!
世俗の習慣が強引に引き離したものを
汝の魔力は再び結びつけてくれる。
汝のやさしい翼のとどまるところ、
すべての人々は兄弟となる。

ひとりの友を真の友にするという、
難事を克服した者や、
やさしい心の女性を妻にした者は、
歓びの声をともに挙げるのだ。
そうだ、この世界の中で、
たとえ一つでも人の心を勝ち得た者は共に歓ぶのだ。
しかし、これらに失敗した人は、
涙しつつこの同盟から去らねばならない。

生きとし生ける者は
自然の乳房から歓びを飲む。
すべての善なる者も、悪なる者も、
自然が開いたバラの道をたどっていく。
その自然はひとしくわれらにくちづけとブドウの房と、
そして、死の試練を潜り抜けた一人の友を与えた。
情欲的快楽は虫けらに与えられたのだ、
そして神の御前には智の天使ケルビムが立ち給う。

天の広大な計画に従って、
神の様々な天体がめぐり行くように、
歩め、兄弟たちよ、汝らの道を、
凱旋の英雄のごとき歓びをもって。
 
抱擁を受けよ、もろびとよ。
全世界の接吻を受けよ!
兄弟よ、星の輝く天蓋の上に
愛する父がおわします。
地にひざまずいたか、もろびとよ。
造物主のいますことに気づいたか?世界よ?
星の輝く天蓋の上に、彼を求めよ!
そこに、必ずや彼はおわします。

ベートーベンはギリシア哲学なんかにも傾倒していたらしいのだけど、私にはギリシア哲学がどのようなものかわかりません。でも、この詩の中にある、「すべての人々は兄弟となる」とゆう一節に彼の中の理想の世界が垣間見える・・・。
すべての人々は等しく幸福である権利を持ち、等しく神の愛を受けているのである。
私たちは神の愛の下、お互いを理解し愛し合えるはずであるのだ。
ルードヴィッヒ・・・あんたは神そのものだよ・・・。

絶不調です・・・・

2006-12-08 20:37:28 | Weblog

急性胃腸炎になってしまいました・・・。下痢・嘔吐は初日で克服したのですが、いつまでたっても胃腸の激痛とお腹ゴロゴロ感が抜けません。
これではなかなか社会復帰出来ないではないか!
只今、自宅軟禁3日目で、そろそろ動かなくては・・・。
とりあえず、日長一日、惰眠を貪っているのでニュースを見ることも稀なのであるが、たまに見ると、やれ変態死体愛好教師だとか、復党問題だとか・・・相変わらずくだらない・・・。
あの岐阜の女性議員お二人を見てると、なんか同じ女性として生理的に嫌悪感を感じる事は否めないんだよね・・・。どっちも女の武器をバンバン使ってそうで、ああ、醜い。
岐阜のイメージダウンだから、次回の選挙では彼女らは推薦から外してみたら?

ああ、あと、赤坂の議員宿舎!なんであんなに安いんだぁ~~っ!
議員なんて交通費も払わないんだし、そのうえ家賃も格安、手取りの給料は人並み以上で、どこまで優遇されればいいってんだ!
地元に帰れば、ちゃんと先代から受け継いだお屋敷もある議員さんだって多く居るだろう。だいたい地元でそれなりの地位を築いたから議員として選出される訳であって、だったら上京したときの単身赴任用のマンションくらい自費で賄えよ。
それでも苦しい人のみ、国からそれなりの部屋をあてがわれるってゆうのでよくない?
民間並でいいじゃないか? それで身の危険を感じるとゆうのなら、これまた自費でセキュリティを頼んだらどうか?普通に飛行機や新幹線に乗ってるくせに、住居だけセキュリティ重視って、おかしくない? 

やっぱね、体調の悪い時はニュースを見ちゃいかんです。
余計に具合が悪くなる・・。 この年末、田舎ではまた予算使いきっちゃうために、わざわざ整備不要な道路をほじくり返してるんだろうな?
自己利益重視の国会議員や公務員なんてこの国には産廃以上にゴミだよ。

許せない奴がいるぅ~♪

2006-12-02 21:09:55 | Weblog
最近TVをつけると、いつも「談合」か「虐待」の言葉に遭遇していいかげんウンザリである。
格差社会の温床にどっぷりと浸かって、甘い汁を吸っている人の心を忘れて物の怪になりさがった役人やそれに群がるハイエナが今の日本にはウヨウヨいるのだなぁ・・・。
物欲に取り付かれて自分を見失っているんだろうなぁ?
確かダンテの「神曲」では、金に執着を持って死んでいった者は、地獄で延々、金の入った大きな袋を担いで、山を登っては金の重さに耐えられず転がり落ちたり、山頂から地獄の鬼に突き落とされたりを繰り返すんだっけ?
これじゃあ、今後の地獄は大勢の日本のお役人たちで芋の子洗うぐらいになりそうだ。

でも、談合って無くならないよね。
自分の身の回りでもそれに近い事ってあるはずだよ。
例えば、会社で権力をもってる人間に擦り寄って、自分の待遇をよく計らってもらうように相手のケツを舐めまわす・・そんな人間はどこにだっているでしょう?
もっと自分とゆう人間に誇りを持てないのかなぁ?

まあ、とにかくうんざりだ・・・。
いっそのこと、通貨制度事態を無くすわけにはいかないものか?
世の中には、食べ物を作るのが好きな人や、衣服を作るのが好きな人、建物やネジや釘に至るまで、これと思ったものに執着して創作活動をしている職人という人たちが何万人と居るはずなのである。
そうやって物を流通させていけば、物々交換とまでいかなくても、最低限必要なものは手に入るはずなのになぁ?
文化面だって、俳優を天職と思う人もいるし、音楽家だって映画監督だって、無償でただただ創作活動をし、作品を発表できればそれでいいのではなかろうか?
よく田舎で見かける光景だけど、趣味で作っている野菜や果物を路上で無人販売してたりするよね。 あれって、本当にお客さんがお金払ってくれるって保証はないけど、それはご好意で・・・って感じでやってるじゃないですか?
全ての職業がそうゆうふうに廻っていったら、お金なんて必要ないんじゃないかな?
盗むとゆう犯罪行為もなくなるし、なにより財産にからんだ人間の欲望や嫉妬心がなくなると思うんだけど・・・・どうせ、お馬鹿な妄想、理想主義と思われるんだろうな・・・


鞍馬山に行ってきました

2006-12-01 20:41:49 | Weblog
昨日は、ちょっと足を伸ばして、京都は鞍馬・貴船の小旅行をしてきました。
2年前に初めて鞍馬山の散策をしたのですが、今回もちょっとした不思議体験でした。
多分1時間もあれば楽に山登りを楽しめるのでしょうが、体力には余り自信がなかったのと、足元がショートブーツなんてあんまり気合も入れてなかったのでかなり不安だったのですが、結構楽しめましたよ。コースは前回同様、鞍馬寺の山門から入山して、ケーブルは使わず、由岐神社、本殿金堂、奥の院魔王殿を経由して西門から貴船神社へと続く道を選び、魔王殿までの前半戦は喘息との戦いで、これも前回同様。
しかし、不思議な事に魔王殿を拝殿し、ちょっとの小休止で以前以上にからだが軽くなって、木の根の道も牛若丸のごとく軽々と下山。 実は今回は、魔王殿の直前まであまりの息苦しさに吐き気までもよおして、「神聖な御山をゲロで汚しては申し訳ない」と自分に言い聞かせながらフラフラと彷徨ってる感じだったんですよ。
それが命からがら(大袈裟だわ・・・)魔王様にお参りして、ベンチで座っていると、なんだか周囲の冷気だか霊気で、体の中のもやっとしたものが昇華したかのような感じで、なんと言ったらいいのか?『気を吸われる』ような錯覚に陥ってしまいました。
で、なんとなく大丈夫な感じがしたんでそのまま下山。 途中、まだまだ気を吸われる感じに襲われながらも、無事に西門まで到着。それから貴船神社までは、いままでの不調が嘘のように普通に歩いてました。
貴船神社をお参りした後、もう一つのパワースポット、貴船奥の院まで向かったのですが、貴船神社を出たところでパラパラと雨が・・・。
それまでは、もみじも美しい麗らかな日和だったのに・・。山の天気は侮れない。
しかも京都の冬は寒い上に鞍馬・貴船はもっと寒い!
傘も持たずに、コートのフードで雨をしのぎながら奥の院へ。
2,3組のアベックやらグループがいたのですが、端の祠からお参りをしていたら、どんどん皆居なくなるし・・、でも、青空が再び雲間から姿を現しはじめて、ラッキー。
ツイているのかいないのか、判らないまま、お参りをすませて、暫し周囲の凛とした霊気?を満喫。 しかし、龍穴って本当にあるのかな?
でも、あの場所のあの雰囲気は、絶対なにかあるような気がするな・・・。