petit内観のススメ

タイトル変えちゃいました。でも、内容は変わらず、好きな事に焦点あてながら、ついでに自分も見つめてみよう。

創作意欲、復活!

2006-03-16 22:03:02 | Weblog

久々に菓子なんぞを作ったりしてみる。
くるみを使ったパイなんだけど、パイ生地ってゆうのは、スポンジ生地とかよりかなり肉体労働ぽくって(原則、手作りなんで)、やりがいがあって、私は結構好きなのである。
フィリングはまだ試作段階なので秘密。
でも、試作第一回目にしてはモニターの方々からは好感触。
さて、今後は味の操作より見た目の美しさを追及しなければならない。
オリジナルで創ろうと思うと、あれやこれややりたいことが津波のように押し寄せてきて、おのれの技術の未熟さそっちのけで無謀なレシピなんぞ作ってしまう自分が恐い!
まあ要は、出来る物ならなんでもやってみたいって事で、物作りは人を前向きにするのである。

さて、今日はその物作りの精神を明らかに打ち砕くのではないのか?とゆう危険を孕んだ悪法、「PSE法」がもうすぐ施行される。
物作りってゆうのは、別に新しいものを次々に作っていくだけではなくて、壊れてしまった物を修理し再生するのも、物作りの大事な基本である。
日本人の美徳の一つである「もったいない」の精神がせっかくマータイさんによって世界に広められようとしているのに、今の政治家さんたちはその真反対のことをしようとしているのである。
まあ、政治家さんなんて、いいとこのボンボンやお嬢ばっかりなんだろうから、もったいないなんて思ったこともないんだろうよ。
修理したらまだまだ使える物なのに、それを面倒だからさっさと捨ててしまえってものではないか?
あのPSEシールにしても、検査機関が間に入っていくばくかの手数料を取るのである。
これが搾取でなくてなんであろう?
それほどまでに大手電機メーカーに恩があるのか?自民党?
大量に発生した産廃物の処理はどうするつもりだ? 不法投棄は鉄板で増えるだろうし、産廃物でどうせまた埋め立てとかするんだろうけど、海洋汚染とか考えた事無いのか?
海外の観光地とかに視察旅行に行くのもいいが、たまには産廃処理場なんかの視察も熱心にやったらどうだ!
ご自分が汚れるのが嫌なら、あの馬鹿議員のタイゾー君にでも行かせたらどうだ!
ニートもゴミも一緒だぞ!タイゾー君!
中にはきらりと光る宝物があるやも知れん。 使える物は救ってやれ!

あとね、今読んでいる『ゴルゴ13』の79巻「日・米コメ戦争」を読んでいて更なる怒りを覚えるのであるが、ODAだなんだとさんざん途上国に恩を売っておきながら、結局、得をするのは談合で工場誘致や中途半端な技術指導に当たった企業やそれに関わった政治家なんかで、それだけにとどまらず、最悪なのは計画が途中で頓挫してしまい大量の産廃物の放置や工場などからの廃棄物のために土壌汚染を引き起こし、中国の農地なんて諸外国が誘致したプラントからの化学物質を含んだ汚水が農水用に使われる河川に流れ込んで、その水を大量に含んだ野菜が日本や韓国なんかに輸出されていて、考えるだけで恐ろしい。

環境汚染はもう、対岸の火事じゃなくって、今其処にある危機なのだとゆうことをそろそろ真剣に個人レベルじゃなく、国家レベルで取り組むべき時期にきているとゆうのに・・・。
本日はいつになく興奮気味で、一気に書き上げてしまいました。
ちなみに画像は先日阪急百貨店にて開催されていた九州物産展でGETした「かさの家の梅が枝餅」です。 美味いんだなぁ、これが・・・。

結願・・・・長かったなぁ・・

2006-03-05 21:41:21 | Weblog

このブログを始めたのは確か、去年の4月末くらいだったが、霊場めぐりを始めたのはもっと前だった気がする。 確か41番か42番くらいに始めて参拝したのがキッカケだろうか?41番の佛谷山で心経を唱えてもらっている最中に金縛りにあってしまったのが、霊場めぐりの動機と言えるのではないだろうか?
あれから1年。 ようやくこのブログでも八十八箇所全制覇の区切りがついた。 めでたい事である。
それにしても、毎日1箇所ずつ、毎日更新していたら、たった88日ですむはずだったのに、ほぼ1年を費やすとは・・・。全く、88日あったら世界1周できるぞ!
まあ、これも定められた人生の一部なのかなぁ? ともあれ、1年間、このブログに興味を持って訪問してくださった方々へ、厚く御礼申し上げます。 まだまだ、今後もブログは続きますので、興味がありましたらまた来訪してくださいませ。

さて本日は雑談から・・・。
先日来読んでいる三島由紀夫の作品で、あまりの描写の凄まじさから動悸・息切れを起こしてしまって困っているのだが、『憂国』とゆう作品である。
2・26事件を扱った3部作の一つであるのだが、死を前にした若い夫婦のセックスの描写もなかなかに官能的ではあったのだが、その後の切腹シーンの描写でギブアップ
痛すぎるよー(泣)! 痛いシーンのある映画は目を瞑っていればやり過ごす事は出来るが、活字はその地点から読書への継続欲がフリーズしてしまうので復活するまで時間がかかる。 なんだか出鼻をくじかれたような感じで、かなり凹む。
そういえば、職場の同僚にホラー映画好きがいるのだが、なんでもショッキングなシーンだけ集めたような映画が観たいらしい。 私的には、彼の性的嗜好に大変問題があるのではなかろうかと疑いを持ってしまうのだが、偏見を持つと職場内の人間関係に支障をきたすので、追求はしないことにする。

今日は普通にお休みだったのだが、一日部屋にこもってTVを見ていた。
相変わらず民主党員が釈明に大忙しそうで、いったいいつまで引きずるつもりか?
その他の話題としては、やはりトリノの荒川選手。 日本でもスケートのショウがあったらしく、その堂々たるパフォーマンスは圧巻。 
今や誰もが知っているイナバウワーだが、私も真似してのけぞってみたが、無理である。
Y字に脚を上げるのなんて持っての他、ビールマンに至っては、何をか云わんや!である。 これは、黒酢でも飲んで、身体を柔らかくするべきか?
観ていておもったのだが、やはり柔軟性とゆうのは女性の体を美しく見せるのではなかろうか? 男の軟体はあんまり良いイメージがないのだが、(なんか連想するのが、エスパー伊東とかクシャおじさんとかで・・・)女性の体の柔らかさは文字通り、柔和な女性らしさ、優雅さを強調するようで更なる美しさを表現するようである。
そういえば昨日見た洋モノAVの予告編での女優さんも、すばらしい開脚で、乳は明らかに偽物ですが、あの柔軟性はどんな体位でも大丈夫そうで、さすがプロであると感心してしまいました。

さあ、話がだんだんヤバイ方向に向かいそうであるので、自重しつつ、画像の説明で綺麗に区切りをつけなければ・・・。
小豆島霊場88番札所、楠霊庵です。
その昔、楠の大木があったらしく、庵もその楠で建立されたらしいのだが、現在の庵は結構新しい外観であるので、改築されたのではなかろうか?
御本尊は延命地蔵菩薩様であるのだが、例によって、内部は撮影不可。
湾に面した立地であり、清々しいのではあるが、この庵にまつわる不幸な歴史もあったらしい。 なんでも昔、といっても昭和の話であるが、この庵が霊場最後の地として訪れた老歌舞伎役者が参拝した後、坂手港より出航した舟より投身自殺されたらしい。
なにがあったか知らないが、切ない話である。
死は終わりではないはずである。 私は『死』とは次に繋がるステップであると信じている。しかし、自殺は違う。 『死』が次なる「始まり」であるのなら、『自殺』はドロップアウトを意味するのでは、と考える。 次に進むことも出来ず、元に戻る事も出来ず、ただただ停滞したままの状態ではなかろうか?
前に進むべき道があるのに、それを放棄してしまうことほどもったいなく、残念な事はない。 苦も楽も全てを経験することによって自分自身の『智』を増やしていくことに、人として生きることの意義があるのではなかろうか?

なんとも深い内容になってしまったが、まあ、八十八箇所巡ったところで、人間急に偉くなる訳でもなく、経験値も急上昇する訳でもないのだが、目標を持って何かをすることって、やっぱり楽しい。 この「なんちゃって遍路」で出会った人達にも、何かしら教えられたような気がする。一期一会とはこのことか・・・と実感する旅だった。
見知らぬ土地にふらっと一人旅も、たまには悪くない。

まだまだ紹介してない画像もたくさん溜まっているので、引き続きこのブログ上で披露していくつもりですが、芯になるネタはないんで、なるべく愚痴ばっかりにならないよう、がんばります。
しかし、ちっとは精神的に向上することを期待してたんだけど、あいかわらず俗物な自分なんで、ちょっとがっかり・・・。

確定申告の季節・・・焦る、焦る・・・

2006-03-03 21:25:32 | Weblog

先日の映画の日は、久しぶりに劇場まで足を運んでゆっくり映画鑑賞。TOHOのシネコンで「ミュンヘン」を観る。 プレミアムシートかなんかで、座席は大きめでゆったりしていたのですが、部屋はちょっと狭く、出入り口が一箇所しかないのが残念。
・・で、映画のほうは・・・あぁ・・・人間は愚かですねぇ・・・。
この手の映画は、後々まで引きずるので、きちんと消化するのに時間がかかる。
まあ、一言で言えば、因果応報ってことなんだろうけど、イスラエル問題の根深さは、異なる宗教観を持つ私たちには、理解しがたいものである。
唯一つ、確実に言える事は、やっぱりアメリカは馬鹿だってことで。
ますます、アメリカ政府が嫌いになる映画であることは必至です。
来週は「シリアナ」を観に行く予定だから、更に「嫌い」に拍車がかかるであろう。

なんか昨年末からろくな映画を観ていないのだが、こうゆう内部告発的な作品が増えてきているのも、権力者などに対する怒りや、贖罪の意味もあるように思われるのだが、まあ、そう考えれば、人間もそれほど性根が腐っている訳でもなさそうである。
そろそろ原油やウランにまみれた利権争いは終わりにして欲しいものである。
うーん、言っている事がイマイチまとまってないなぁ。 でも、ミュンヘンにしても、シリアナやロード・オブ・ウォーにしても、根っこには大国の資源を巡るパワー・バランスの上にあることは明白である。 あ、この3作品は一応、事実に基づいたお話とゆうことだからね。

さあ、世の中の汚い面を語るのもつかれるので、とっとと画像の説明に行きましょう。
小豆島霊場87番札所、海庭庵です。 国道に面しているのに、戸締りがしっかりしてあって、中の御本尊をきちんと撮れませんでしたが、なかなか美しい木像の十一面観音様でした。なんでも子授・安産のご利益があるらしく、全国からでも信者さんがいらっしゃるそうで、数年前にも庵の修復を済ませたばかりだそうです。
皇室の方々にも紹介したいくらいタイムリーな霊場ですね。
皇室といえば、最近、三島由紀夫の「英霊の声」とゆう短編を読んで、皇室のあり方については少し複雑な思いである。
まあ、皇室問題以前に文学作品中の漢字や言葉の意味がわからないものが多くって、本気で電子辞書かなんか買おうかな・・・。 パソコンで作文してると漢字が書けなくなるのはわかっていたが、まさか読めない漢字がこんなに有るとは・・・。
情けないので、今後はきちんと文学作品も読むことにしよう。