petit内観のススメ

タイトル変えちゃいました。でも、内容は変わらず、好きな事に焦点あてながら、ついでに自分も見つめてみよう。

邦題だけで決め付けてはいけない!!

2011-09-26 15:18:01 | Weblog
娼婦ベロニカ [DVD]
クリエーター情報なし
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

何気にCSで放送してたのを途中から見出したんですけどね・・。

なんか、良かったっすよ!

自分が女だからかもしれないけど、どことなく「強い女」の出る話は好きなんだなぁ・・。

まあ、主人公に女性ってなった時点で、そのストーリーの中では最強なんだけどさ。

で、問題はこの邦題!だれが好き好んでつけたのか知らないけど、もう男性客を意識しまくってるだろうよ!と・・。

確かに主人公は高級娼婦を生業にしてたけど、実は持参金が無かったがために愛する人との結婚がかなわず、少しでもその愛する人に近づくために高級娼婦として何処に出ても恥ずかしくないくらいの教養まで得てのし上がって???行く訳ですが、やっぱり、イタリアとは言え、男性がはばを効かす時代だったから、男女問わず、蔑まれてたんですね。

でも、最後には女性として、人として時代の波に毅然と立ち向かってゆく姿が、本当に潔くて、気持ちの良い作品でした。

ほんとに・・・『娼婦』っつったからって、エロの部分だけ見てるんじゃね~~って感じでした。

女性が強い物語ってのは、得てしてヘタレな男が恋人だったり夫だったり愛人だったりして、最後には捨てられちゃったりするんだけど、さすがに愛の国、イタリア男は自分の身分をかなぐり捨てても最後には愛する女を選び守るわけです。

まあ、とちゅうで政略結婚とかしちゃうけど・・、当時としてはそれが普通だったんだろうなと、勝手に納得しておりました。

で、オリジナルのタイトルは『A destiny of her own』(彼女自身の運命)直訳するとこんなんですが、まさか『娼婦ベロニカ』になろうとは・・・。

高級娼婦っていうのは、多分今でも、トップクラスの営業マン、外交官並みの話術とか交渉力、気の利きようとか、求められるものが多い分、確かな知性と美貌、教養がなければやっていけないだろう。

女の愛は国をも動かす!かもしれない・・。

 

 

 


仏像界きってのイケメン!

2011-09-17 15:51:58 | Weblog

今月25日まで東京国立博物館にて開催されております、『空海と密教美術展』

あたしが行かないわけ、ないじゃないスか!!

以前紹介した東博での『東大寺大仏展』のときから、目を付けてたんですもの。

お目当ては『白馬に乗った王子様』ならぬ『象に乗った帝釈天』

 昔のインドのイケメンは象に乗ったんだわ・・。

そのイケメンぶりはもう、現地へ行って見て貰うしかないでしょう!

でもね、前評判はこの帝釈天様の美貌に集中(?あたしだけ?)してたんだけど、やっぱ、実物の東寺内に安置されている立体仏像曼荼羅の中では、真っ先に目と心を奪われるのは、実は、仏像界のゴリマッチョ!泣く子も黙る『四天王』のお一人、『持国天』の兄貴!

画像探して見たら、これが一番タイプ

http://www.wephoto.jp/store/index.php?main_page=product_free_shipping_info&cPath=24&products_id=505

やっぱ、プロのカメラマンさんはええアングルで撮られますわ・・。

毎度のごとく、今回も海洋堂さん制作のフィギュアを入手いたしましたが、さすがに個体数が多すぎて、全部は買えない(泣)

とりあえず、帝釈天王子は押さえたものの、さて、持国天の兄貴はどうしたものか?

只今、思案中であります。

帝釈天フィギュアはこちら・・↓

  

だんだんと、寄ってみました・・。写メなんで、ボケまくっております。(汗)

 横から撮ってみました・・。

イケメン王子の顔より、象の顔にフォーカスしてしまうあたりが、海洋堂さんの実力でしょうか?

さて、展示物のほうは?というと、やはりイベントタイトルに『空海』と冠しておりますので、『空海』といえば、『弘法も筆の誤り』なることわざがあるとおり、達筆で知られる弘法大師、空海様のこと、それはもう、ため息のでるような達筆ぶりを披露した直筆書簡から、思いっきり気ぃ抜いてるやろ!と、突っ込みを入れたくなるような書簡まで・・。

お大師様の人となりを垣間見た気にさせてくれます。

しかし、やはり、『仏像』!!

『仏像』あっての密教だもの!

是非是非!立体曼荼羅!仏像の森へ!実際に見て、(触れませんが・・)ご堪能ください。

そして、最近見つけたトンデモ?本・・結構、笑えます。

カッコいいほとけ
早川 いくを
幻冬舎

ぺーじをめくれば・・・それはもう超かっこいい神様、仏様!

幾分、マッチョな感じはいなめませんが、それもあってのかっこよさ!

ゴリマッチョ好きなら必ずハマるであろうヴィジュアル系仏像のオンパレードでございます。

『世紀末救世主伝説・・の拳』とか『ゆあ~しょ~~~っく!』とか・・頭の中を駆け巡ります。

あ、あと、おまけ。

空海上人といえば、未だ高野山に生きているという設定らしいのですが、その高野山からも宣伝ブース?が・・・

 『こうやくん』だそうです。高野山にもユルキャラがあったのね・・。