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栄光学園の倍率が上がりましたが・・・

栄光学園の初日の応募者が昨年に比べて増えたと話題になっています。

しかし、これは通学地域が緩和されたので、充分に予想できた関係者が多いのではないでしょうか。2日に栄光、聖光が並ぶわけですが、聖光が難しくなりすぎると、当然揺り戻しは起きる。

もちろん栄光学園の中身が変わってくれば違いますが、伝統校ですから、そう違いが出ていなければ揺り戻しは必ず起きます。

だから倍率は、あまり気にしないことです。

例えば、御三家の倍率というのは、例年あまり変化しません。

だいたい3倍前後で推移します。

年によって3倍をきる場合もあれば、3.5倍程度になることもあるが、まあ、3倍程度とみて間違いがない。

なぜでしょうか?

首都圏の中学受験生はおよそ5万人。で、大手模擬試験で御三家の合格可能性80%以上の偏差値は64です。多くの方はこれを学校選択の資料にされるでしょう。

模擬試験を行う塾はだいたい追跡調査をしています。結果として80%が合格したラインを偏差値で引いています。

偏差値64以上は正規分布で考えると約8%つまり4000人。その半分が男子としましょう。およそ2000人。で、御三家の定員合計は約800名。

しかし学校は2月1日校だけではないので、国立に行ったり、いろいろします。そうするとおよそ倍の1600名ぐらいが多分、最終的に合格したことになるでしょうか。

だから80%ラインで正しいわけです。

ただ名目上、この段階では妥当な偏差値を持っている層に対して2.5倍の倍率がすでに形成されています。(2000÷800=2.5)

これに挑戦組が加わって3倍の倍率ができるわけですね。

だいたいこれが例年繰り返される、ということになります。

ただ、注目すべき点は、妥当な力を持っている子が定員の2倍以上いるところ。

つまり、非常に僅差の勝負になっているわけです。だから、試験によってその結果は随分変わるでしょう。

倍率はそう変わらないが、勝負は僅差です。

入試で一番大事なのは「ていねいさ」とお話しているのは、そういうことからなのです。



「映像教材、これでわかる電気」(田中貴)

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