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学校別対策授業

各塾では夏休み以降、志望校別の授業が行われるところが多いと思います。

これはいろいろやり方があります。

例えば、学校ごとに教室を変えるパターン。1つの教室で、多くの学校別授業をやることはできないので、教室を超えて実施する。だいたい日曜日か土曜日が多いでしょうが、普段行きなれている教室ではなく、違う教室に行くので通塾時間はかかりますが、同じ志望校の子どもたちが集まるので、モチベーションは上がるでしょう。

もうひとつは、同じ教室で、学校の出題傾向に分けて分類するパターン。記述式、とか、選択式とか、まあ、分け方はそれぞれの塾が工夫するわけですが、ここでは違う志望校の子どもたちが集まるので、今一つモチベーションは上がらないかもしれません。やる過去問も自分が受ける学校と違うこともあるので、それならば、遠くに行こうか、という感覚もあるかもしれません。

ただ、ひとつひっかかるのはどちらにせよ、成績のセレクションがついている場合。

ある学校別を志望したところ、成績がクリアできていないので、参加できない、という返事が返ってきた、という場合。

これは、子どもたちにはショックでしょう。

これからがんばって成績を上げようという矢先に、そういう言われ方をするのはどうもやる気をそがれるし、不満がつのりますね。

実際にやってみなければ届くか、届かないかはわからない部分は多いのです。でも最初から「成績が及んでいない」と門前払いされるのは、やはり私は良くないことではないかと思います。

自分が第一志望と決めた学校があるのであれば、やはり初志貫徹したいところ。しかし、その学校別特訓や対策授業が自塾にないとすれば、やはり夏休み以降は考えてみるべきでしょう。

「いや、個別に面倒をみますから」

と言われるケースもあるようですが、人数が少ないならまだしも、ある程度人数がいるところでは難しいでしょう。

今通っておられる塾で、志望校対策はどうしてくれるのか、早めに確認をされておくことをお勧めします。


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