中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
試験が好きな子
試験が好きな子がいるわけがない、と思われるかもしれませんが、結構、試験を楽しみにしている子はいるのです。
「どんな問題が出るか、楽しみなんだよねえ。」
とか
「え、問題解けると、楽しいじゃない。」
こういう子は、どうしてそういう考え方になるのでしょうか。
実際に問題を解く、ということに気持ちが集中しているのでしょう。つまり、点数が何点であるか、ということよりも、問題を解くのが楽しい。
たまに試験の点数を競い合うのが楽しい、と思う子がいるようですが、これは成績が振るわないと、どんどん試験が嫌いになるから、本当に試験が好きな子ではないのです。ところが、本当に問題を解くということに集中している子は、そういう点数には案外無頓着なところがある。
復習していると
「これは、惜しかったんだよ。」
とか、
「ここを、間違えちゃったんだよねえ。いいところまでいったんだけど。」
という感想を話してくれますが、しかし、「何点とれた」とかはあまり言わない。
感覚としては詰将棋や詰碁を解いている、そんな感じに私は思えてしまうのです。
つまりは、問題を解くことに集中しているだけの話であって、解けるか、解けないか、がゲームの中心になっているのでしょう。
しかし、こういう子は頼もしい。入学試験でもビビるということがない。過去問を練習していて、
「今年はどんな問題が出るか、楽しみなんだよね」
なんて言ってのけてしまう。
では、こういう子を育てるにはどうするか?
「点数の話をしない」
「できたら褒める」
の2点です。少なくとも私が知りうる限り、こういう子のお母さんはそうでした。しかもしっかり、褒めて、おしまい。「でも、ここは・・」という二の句は継がない。
問題を解くことに集中する子は、問題は解きたいわけだから、自分でミスをしでかしたのでも、自分で何とか工夫するようになる、と信じている、ということなのでしょう。褒めているのだから見ておられるので、したがって放任ではないのです。しっかり見ていて、褒めて、しかし二の句は継がない。
これは親の方に相当の我慢が必要ですが、しかし、確かに言わないと直らない子も多いわけです。これをやったから、うまくいくとは限らない。ただ点数悪くても叱られなければ、そうなる可能性はあるかもしれない。
やはり小さいうちにそういう態度を見せておかないと、6年生になってからでは、遅いかもしれませんが。
中学受験、合格して失敗する子、不合格でも成功する子(アンドロイド版)
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つるが伸びました。
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次号は6月12日正午ごろ配信します。
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こういう子は、どうしてそういう考え方になるのでしょうか。
実際に問題を解く、ということに気持ちが集中しているのでしょう。つまり、点数が何点であるか、ということよりも、問題を解くのが楽しい。
たまに試験の点数を競い合うのが楽しい、と思う子がいるようですが、これは成績が振るわないと、どんどん試験が嫌いになるから、本当に試験が好きな子ではないのです。ところが、本当に問題を解くということに集中している子は、そういう点数には案外無頓着なところがある。
復習していると
「これは、惜しかったんだよ。」
とか、
「ここを、間違えちゃったんだよねえ。いいところまでいったんだけど。」
という感想を話してくれますが、しかし、「何点とれた」とかはあまり言わない。
感覚としては詰将棋や詰碁を解いている、そんな感じに私は思えてしまうのです。
つまりは、問題を解くことに集中しているだけの話であって、解けるか、解けないか、がゲームの中心になっているのでしょう。
しかし、こういう子は頼もしい。入学試験でもビビるということがない。過去問を練習していて、
「今年はどんな問題が出るか、楽しみなんだよね」
なんて言ってのけてしまう。
では、こういう子を育てるにはどうするか?
「点数の話をしない」
「できたら褒める」
の2点です。少なくとも私が知りうる限り、こういう子のお母さんはそうでした。しかもしっかり、褒めて、おしまい。「でも、ここは・・」という二の句は継がない。
問題を解くことに集中する子は、問題は解きたいわけだから、自分でミスをしでかしたのでも、自分で何とか工夫するようになる、と信じている、ということなのでしょう。褒めているのだから見ておられるので、したがって放任ではないのです。しっかり見ていて、褒めて、しかし二の句は継がない。
これは親の方に相当の我慢が必要ですが、しかし、確かに言わないと直らない子も多いわけです。これをやったから、うまくいくとは限らない。ただ点数悪くても叱られなければ、そうなる可能性はあるかもしれない。
やはり小さいうちにそういう態度を見せておかないと、6年生になってからでは、遅いかもしれませんが。
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