中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
作業する問題の増加
最近、作業する問題が増えています。
資料を読んでグラフにする。資料から平均を求める。あるいは場合の数でもかなりの数を書き出させてみる、などなど。
で、これは単に知識にとどまらずに、自分で考える力を試すためだ、という風にかんがえられていると思うのですが、実はどうも事情が違うらしいのです。
最近の子どもたちは塾で、受験対策をする。その対策は長年塾が研究に研究を重ねてきている分、かなり効率化されているところがある。
逆に言えば、地道な作業はあまりさせていないから、中学に迎えたときにその作業ができない子が多いのだそうです。
だから、ちゃんと出来る子をとるようにしよう、という話らしい。
良く図形の問題をやるときに、子どもたちはまずプリントの図形に書き込むでしょう。もう一度別の図を書いている子はあまり見たことがない。
そんな作業は無駄だ、と言われているのかもしれないが、実はそんなことはない。もう一度書くことで情報が整理されて、アイデアが浮かぶことだって多いのです。
ということなので、作業をいとわないようにするのが大事です。じゃないと、こういう問題にひっかかってしまいますから。
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7月の模擬試験
いろいろな塾で、7月に夏休み前の模擬試験があると思います。もうこの時期は、一応すべての範囲の勉強は終えているので、どこを出しても良い、ということになっているから、いよいよ本番モードに入っていくことになります。
これは受験をした方が良いし、その結果を踏まえて夏休みの勉強を組み立てることが大事です。
つまり、どの教科の、どの範囲を補強すればいいのか、絞り込む材料にすれば良い、ということなのです。ところが実際はそういう風にはあまり使われない。
むしろ9月との比較ばかりが強調される。夏休みでどのくらい出来るようになったか?
しかし9月の成績はきっとそれほど上がらないでしょう。
なぜか?
夏休みの勉強でさらに混乱することが多いからです。
いろいろなことを復習して、いろいろなことを覚えていくわけですが、まあ完全ではなく、うろ覚えの段階だから、かえってミスが出やすい。
それが少しずつ模擬試験の受験を重ねることで、定着していって秋も深まるころに、安定した力になっていくわけです。だからあまり7月と9月を比較しても意味がない。
それよりも、夏休みに何を勉強すべきか、具体的に絞り込むようにしていった方が良いでしょう。
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この前やったばかりじゃない?
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