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学ぶ力

4年生の保護者のみなさまへ  
中学受験パパママ塾「ONE」のご案内



あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

昨年から、AIやIT、ロボットなど、いろいろな先進技術の話を聞いたり読んだりしています。例えば自動運転の技術。本当に完全自動運転になるかどうか、というのは、なかなか難しい面もあるでしょうし、例えば空飛ぶ自動車、というのは技術的に可能ではあるものの、航空法とどういう折り合いがつくのか、まだまだ未知数なところもあるわけです。

しかし、たくさんの技術が開発されていくことは事実で、そうなると人間が学ぶことも日々新たになっていく。

学校の先生と話をしていて、「これから先何を勉強させればいいか」という話になることがあるのですが、しかし、明確にこれという話にはならないでしょう。

例えばプログラム言語も、本当にいろいろあるし、それぞれの言語ではやり廃りがあるので、これができたからどうこう、という話でもないし、プログラムこそAIが自分で勝手に作れる、みたいなこともあるから、特にお薦めというわけではない。

となると、やはり何が必要になるのか、これはわからないのです。ただ、はっきりしていることは「新たに学ぶ」必要がある、ということ。これは大学までの間に、ということばかりではない。新たに技術が生まれれば、当然それを学ばなければいけなくなる。

だから、子どもたちにはまず「学ぶ力」をつけていかなければいけないと思います。

そのために必要なことは?

残念ながらそれは受験勉強ではありません。

私はスポーツや習い事だと思うのです。受験勉強は試験に合格するための勉強であって、中学受験の算数なんか、私のような教える仕事をする人でもない限り、大人になって使うことなどない。

ところがスポーツや習い事は別にプロにならなくとも、大事なことを子どもたちに教えてくれる。

それは「好きなものをやり遂げる力」です。

受験勉強は、合格したくてやるものですから、勉強そのものが楽しいわけではない。(まあ、楽しい部分もありますが。)しかし、習い事やスポーツはそのものが楽しいわけで、だからやりたいし、うまくなりたい。そこでいろいろなことを試し、いろいろな技術をマスターするということもできるわけです。

そして、将来いろいろなことを見つけるために、「試す」ということが大事なのです。

例えばサッカーで、こう蹴るとどう曲がるか、ということを一生懸命練習するだけで、フリーキックのスペシャリストになったりする。これは考えて、試して、また考えて、ということを繰り返して手に入れられるわけですが、そういう経験を小さいときからできるのが習い事やスポーツなのです。

だから小さい時にはそういうことを優先すべきだ、とお話ししているわけです。

受験勉強は効率化して、なるべく負担をかけずにやるものです。

その分、習い事やスポーツは子どもたちの生きる力につながるものだから、大いにやってもらいたい。

そこで「学ぶ力」さらには「試す力」を得てもらえれば、今何をやるべきかを考えるよりも大事なことのように思えます。

なるべくスポーツや習い事を長く続けられるように、ぜひ工夫してあげてください。

ということで今年もよろしくお願いします。


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