カトレア。
洋ランの女王にして、中南米コスタリカの国花。
昨日明石の園芸店でついに買ってしまった。
ランと言えば「胡蝶蘭」のことでお店の開店祝いの花だった、今までは。
植物好きになってからは、そのラン世界の奥深さを周辺からこわごわ覗いていたのだ。
しかし瀕死のオンシジュームをスーパーで買ってきた時点からすでに足を踏み込んでいたのだ。
オンシーはラン世界へ導くトラップだったのだ。
すでにベランダではオンシーは株分けして3つの鉢に収まっており、オレの一番手厚い庇護を受けている。
花も美しいが、鉢からはみ出す気根もおもしろい。
この根っこは空気が好きらしい。
鉢の中もバークという木のチップだけで土はない。
何本も長く垂れ下がった気根と太い茎(バルブという)、厚手の葉っぱについて黄色やピンクの花は美しい。
写真では花を大きくしたが、実際は八頭身でスタイルもいい。
二頭身の胡蝶蘭とはかなり趣が違う。
老舗旅館の大女将と孫娘くらいは印象が違う。
ある雑誌によれば名古屋にランの専門店があるという。
う~ん、こまったこまった。
絶対に近寄らないようにしようと心に誓うが、指先は既にグーグルマップに住所を打ち込んでいる。
嗚呼、ボタニカル!