カサブランカ 2018年02月07日 | 植物 珍しく切り花を飾ってみた。 甘く香るカサブランカ。 部屋中にいい匂いが漂う。 育てる楽しみはないが見る楽しみはぎゅっと詰まっている。 鉢植えと比べるとかえって生々しく感じるのは不思議だ。 根を断たれてもなお蕾を開いていく。 生きようとする力がこんなにも柔らかいものに充ちている。 繊細かつ豪胆。 それが植物に魅せられる最大のポイントかもしれない。 生きているということ。 今生きているということ。 それは… 谷川俊太郎さんの詩を思い出した。 美しいものを眺めているのは幸福である。 嗚呼、ボタニカル