明日発売の桑田佳祐ニューアルバム「MUSICMAN」、アマゾンで予約していたのが本日届きました。
期待に胸をふくらませて、早速聴いてみましたが、期待以上でもあり、期待を裏切られた感もありの全17曲、聴き応えがありました。
1曲目が「現代人諸君!!(イマジン オール ザ ピープル)」、最後の17曲目が「月光の聖者達(ミスタームーンライト)」というビートルズを意識したようなタイトルになっていますが、ビートルズやボブ・ディランなど桑田が好きだった洋楽の要素満載という感じです。手術前と後の声の違いはやはりわかりますね。
シャッフルして聴く現代の音楽事情にあわせて、どの曲から聴いても違和感がない構成でもあり、昔ながらに最初から通してアルバム1枚をきちんと聴く人にも合わせた構成になっています。
よって、1曲目を聴いた時、アルバム「ROCK AND ROLL HERO」のようなスタートを感じましたし、3曲目を1曲目にもってきたら「Keisuke Kuwata」的スタートになったろうし、14曲目をトップに持ってきたら「孤独の太陽」的スタートを感じていたでしょう。
つまり、過去3枚のソロアルバムすべての要素がつまっているアルバムといえます。それゆえ、ちょっとアルバムとしての一貫性を感じられなかったのが、期待を裏切られた感なのかもしれません。
ただ、1曲1曲はどれもすばらしいのです。それが桑田いわくどこからでも好きなように聴いて欲しいアルバムということなのかもしれません。特にCMでもおなじみの「月光の聖者達(ミスタームーンライト)」は、新たなバラードの名曲誕生といえるでしょう。
これから何度も聴きこんで気ことになるでしょう。自分の場合、シャッフルはせずに1曲目から・・・。早くライブで聴きたいですね。