不動産の売買は買主さんから売主さんへ売買代金の全額を払った段階で、所有権が移転します。いわばこれが不動産売買契約での最後の仕事となります。業界では「決済」と呼んでいます。
登記の申請を行う司法書士さん立会いの下、権利書など必要書類が確認できた段階で、代金の支払いが行われます。
不動産の金額は高額なので、代金の支払いは銀行で行うことが多いです。銀行の応接室をお借りするのですが、買主さんが融資利用する場合は、銀行の担当者も同席し、お茶も出て、対応が至れり尽くせりだったりするところ多いです。
融資がない場合、場所を借りるだけで、振込みぐらいしかないので、当然銀行の人は誰もいないですし、時には迷惑そうな顔をする銀行なんかもあったりします。送金も番号札をとって、待たなければならず、うまくやらないとかなりの時間待たせれてしまうことも・・・。
そうはいっても、ほとんどの銀行が快く使わせてくれます。たまに、この違いが露骨に出る銀行もあったりします。ちなみに先日お世話になった銀行は、融資がないのに親切で対応も早かったです。