今日は消防団で消火栓の点検を行いました。
先週は春の火災予防週間でしたが、ここのところ、ちょこちょこ火災が発生しています。
火災の規模や状況に応じては、隣の家やさらにその隣の家まで延焼してしまう場合があります。その場合、火事をもらったほうはたまったものではないのですが、失火法により、
火災を出した火元の家は、近隣に損害を与えたとしても、その賠償責任は負わないことになっています。よって、火災をもらってしまった方は、自分自身の火災保険で修復するということになります。
火災保険の特約としては、類焼損害補償特約というものがあります。文字通り、自分が火元で、近隣に損害が及んだ場合の補償ですが、その近隣の物件に火災保険がかかっていた場合は、その保険から出る保険金を差し引いて、足りない部分を支払うということになります。
よっていずれにしても、もらってしまった方は、自分の保険は使うことになってしまうわけです。ま、自動車保険のように、保険を使ったからといって、保険料があがるわけではないのですが、家を再築した場合は再度、保険をかけなければならなくなります。でも、迷惑をかけてしまった分、少しでも支払ができればそれに越したことはないですけどね。
自動車事故もそうですが、こちらが注意していても、あってしまう可能性のある火災、もちろんおこらない準備も必要ですが、おこってしまった場合の準備も大切ですね。