先日、「7人の敵がいる~ママたちのPTA奮闘記~」なるドラマが終了しました。
タイトルが気になって、録画して倍速で観てました。冷やかし程度で、すぐ観るのやめちゃうかなと思っていたのですが、結局最後まで観てしまいました。
ドラマでは悪役が多いPTAですが、そのPTAをメインに据えた珍しいドラマでした。そして、結構リアルに描かれていて、抱えてる問題だったり、話している内容だったり、どこも同じなんだなという点が多々ありました。
主人公が「それって必要ですか?」っていう疑問を常に持っていて、「例年のことなので」と続ける役員、また、おかしいと思っても「自分の代で変えて失敗したら自分の責任になる」と何も変えられない役員、そういう状況で改革を打ち出していくところは、なんか共感がもてました。
後半、「役員のなり手がいないのであれば、会費を上げて役員に報酬を払う」という新制度が打ち出されました。役員をやらない人には金銭的負担を、役員をやった人にはそれなりの対価を、それが公平ではないかと・・・
結果、それは違う、PTAは子どもたちのための活動を通じて、自分がたくさんのものをもらっている、PTAはママたちの特権だと説く人がいて、新制度は却下されました。
でもやっぱりドラマなので、だいぶ誇張しているところや、ドラマゆえのご都合主義的なところは多々ありましたが、PTAの本質を突いてるなと思うシーン、セリフは多かったと思います。
ま、こんなドラマもたまにはいいですね。