梅雨の大雨が各地に被害をもたらしています。今まではあまり考えられなかったような自然災害が、ここ数年続いています。
そんな状況の中、損害保険の支払額も多くなっています。大雨のような水災の場合も、火災保険にて対応できるのですが、プランによっては水災が含まれないものもあるので注意が必要です。
また、保険が支払われる場合の条件として、例えば建物だったら、同等のものを新たに建築するのに必要な金額の30%以上の損害が発生した場合、または床上浸水、もしくは地盤面より45cmを超える浸水を被った場合・・・という細かい規定があります。逆にこれ以下だったら出ないことになってしまうわけです。
風災の場合はこのような規定はないのですが、「損害の額が20万円以上の場合に補償」というタイプもありますので、「損害の額にかかわらず補償」にしておく方が安心です。
ちょっと前までは、「火災保険はまず使うことのない保険ですよね」・・・なんて話をしていたこともありますが、火災は滅多にないにせよ、それ以外の部分で使うことが多くなってしまいました。