マルメゾンの庭から

都会における田園生活のようすと工夫。

偶然の出会い

2014-04-06 19:02:26 | 日記
3月末のことですが用事があって上野を通りましたのでついでといってはなんですが上野の山に登りました。ここはもちろん桜の名所で急に開いたばかりの満開初日ぐらいの開き加減です。二日前のはほとんどつぼみだったのに一気に咲いた感じです。これが桜の良さですね。潔いの一言。時間がかからずいつでも一気です。性格かな。まず不忍池のほとりの桜から。



証拠というわけではないですが西郷さんもとりました。個性的な銅像。世界的にも珍しいデザインではないでしょうか。日本やヨーロッパなんかでも馬に乗って勇ましい姿はよく見ますがペット連れは珍しい。西郷さんは実際に飼っていたらしいです。目的はもちろん護身用ですがでもかわいがっていたと思います。

さて桜に戻りますがある資料によると上野には何と桜が50種類近くもあるらしいです。桜はソメイヨシノだけではありません。
桜は江戸時代の園芸種ですがその前から桜はあるわけで、たとえば色も何色もあります。ピンクの濃さだけでも数種ありますし、岐路や緑がかったものもあります。花弁も八重、一重、枝もしだれ、その他バリエーションが多いので品種もたくさんあります。たいてい植えられているのはソメイヨシノですが。桜餅の桜のように花より食べるほうに行くものもあるし。まずはソメイヨシノのトンネルです。どこまでも続きます。面白いのはこの下に青いビニールシートで場所取りをする人がいることです。朝からここにいるのもつらいでしょう。でも動くとシートは撤去されてしまうのでじっと我慢です。提灯を下げているので暗くなると提灯に電気が付きます。感心したのは提灯の設置。いろんなところにたくさんつけるため棒を立てて結び付けられています。さらにその上からガムテープでまきつけているのです。手を傷つけないように二重の処置になっています。外すのが大変だけど安全第一という事ですね。



私のお勧めは清水観音堂です。小さいけど赤い建物で目立ちます。そのせいかいつも外国人が写真を撮っています。ここの前や反対側の桜はピンクの色が濃いのです。しかもしだれていたりととても目立ちます。写真を撮る人が多いわけです。写真を撮ろうにも途切れないので人が写ってしまいます。



さらにもう一枚。映りが悪くて申し訳ありませんが天気が悪い日でこのようにしか取れませんでした。あまりきれいに見えないので桜に申し訳ない。本物はもっときれいです。上野でなく近所の公園です。このほかにも古くからの公園がいくつかあるので桜も大きくきれいです。皆さんにもお気に入りの一番の桜があるでしょう。