ワインとチーズの会2

2010-02-13 12:07:31 | 無題
放牧地域と牧草、原料乳、製造地域、製法、熟成する地域と期間、方法・・・など、様々なことを・・・「調べることができる」チーズ

欧州のチーズはすばらしい制度で守られています。

近年の日本やアジア地域の食品偽装等の事件は、製造業者にデキゴコロがおきてしまう制度であることは明白、と断ぜざるを得ない。
放任、無為無策、対症療法主義…役人のための制度なのかもしれない。
他地域、他業者の模倣を許さない特異性があれば、生産者と生産地域全体の利益が守られる。当然、厳格な資格審査制度が生まれる。
その制度の信頼性が高ければ、消費者の利益が守られる。

方策なく「消費者の利益」を連呼するだけでは、事件が発生して糾弾する結果しか見えず、脱法的思考や事件の表面化を避ける態度が予想されるだけであろう。

などというウンチクを語りながら・・・



一つしか選ぶことができないのは、想像できないほど不幸であるが、
チーズの中で、最後に何を食べたいかと聞かれて選ぶとすれば、何だろう?

「スティルトン」
(写真はスティルトンとシュロップシャーブルー)
豊かなミルクの味・・・「芳醇な味わい」という表現が合いそうです。

薄切りのパン・蜂蜜・乾燥いちじくの赤ワイン戻し・ジャムなどと合わせて。

シェリー、ポート、マディラもいいらしいが、さらにアルコール度数をあげて
スコッチウィスキーに一晩漬けこんだものも用意しました。

何かに添えるのでなく、あくまでもスティルトンをメインに何かを付け合わせる。



ゴルゴンゾーラもロックフォールもすばらしいけど