季節の移ろいin絵手紙 Ⅱ

 絵手紙&水切り絵&パステルアートに日々の出来事を添えて・・・

六甲山のお花畑

2014-05-26 08:40:53 | お出かけ、旅行
 (クリンソウが見ごろ)という新聞記事に誘われて、先週末六甲高山植物園に出かけました。

木漏れ日を浴びながら新緑の小径を進みます
    

 まずは(ヒマラヤの蒼いケシ)です
            
 昔 (花の万博)の時、長蛇の列に並びチラッとだけ見た蒼いケシは、
今では、ここ高山植物園ではそこここに群生しています。

 ロックガーデンではヒマラヤに咲く可愛いお花たちの競演です
    

 上を見上げると(サラサドウダン)も今が盛りです
            

 少し歩を進めると、木道に添った水辺に見渡す限りの(クリンソウ)です            
 
 (クリンソウ)の語源は仏塔の九輪(宝塔)からきているそうです
            


 今日の絵手紙です
     新ニンニクを描いてみました
 
     
 爪楊枝で描いています

            
 これはボールペンで描きました
 


 

霊気と冷気に充ち満ちて・・・

2014-05-22 15:27:11 | お出かけ、旅行
昨日は高野山へ夫と出かけました。

 ご存知のように、高野山は標高900mのお山の中にある霊場でありながら、幼稚園から
大学まであるひとつの町でもあります。

 この日バスを降りると、何と12℃!
ネットで気温を調べて、スプリングコートを着て、ベストやストールを持っていきましたが、
それでも寒かったわ!!

 宿坊で、精進料理をいただいた後は、奥の院めぐり。。。
       
 杉木立の中を縫うように、信長、秀吉、石田光成、明智光秀 等々歴史上の武将たちや歴代天皇、大手企業などのお墓が、何と30万基も4キロに及ぶ参道に並んでいます。
    
 宿坊の泊り客の9割が外国人だと云われるように、歩いていても外国の方が目立ちます。
   
 東日本大震災の物故者の慰霊碑もありました。

 この橋から↓向こう側が弘法大師の御廟(ごびょう)があるので、
撮影禁止、脱帽、できるだけ声を立てないように・・・
    
 
 高野山全体がいわゆるパワースポット!
でも寒くて、霊気だけでなく冷気も満ち満ちていました^^

 今日の絵手紙です。
  
竹箸で描きました

霧に包まれて

2014-05-17 08:19:55 | お出かけ、旅行
 四国遍路も5回目、徳島から高知に入りました。

 泊まりは室戸岬のホテルで、部屋からは太平洋が目の前に広がっています。
海に沈む太陽、海から昇る太陽を、お部屋の人たちとうっとりと眺めました。

 今回もとても愉しいことがありました。
徳島のお寺太龍寺はロープウェーで10分 山の頂にあります。
ロープウェーで登る途中からあたりに霧が立ちこみ始め、
お寺や周りの木立も霧の中に浮かんでいるかのような幻想的な景色でした。

 ここで皆で般若心経を唱え始めると、
急に蛙がクワックワッと合わせるように鳴きはじめ、
それに鶯までもが美しい鳴き声を響かせ・・・
 何とも不思議であり愉しくもあるひとときでした。

 来月からは、石段、坂道がもっとハードになり、泊まりも10月まで続きます。

 今日の絵手紙です。
  青いペンで描いたカーネーション
        

 爪楊枝で描いたアザミです。
              

(母に感謝のコンサート)へ・・・

2014-05-12 05:56:50 | お出かけ、旅行
 ここ数年 夫からの母の日のプレゼント(笑)は、コンサートへの誘いです♪

 母の日の昨日(母に感謝のコンサート) 大阪城ホールに出かけました。

 このコンサートの特徴のひとつとして、出演者の殆どが毎年決まったレギュラーメンバーなのです。
 (南こうせつ 秋川雅史 由紀さおり安田祥子姉妹 森山良子)さんたちです。
今年は、(岩崎宏美 福田こうへい 麻衣)さんたちが加わり、
また当日まで知らされてない、お楽しみのシークレットゲストは
(KIRORO ペギー葉山)さんたちでした。
 そうそう、レギュラーメンバーのおひとりの、トークの黒柳徹子さんも忘れてはいけませんね^^

 一万人収容のこのホール、観客の殆どが私たち世代。。。
また、このコンサートの為に全国から駆け付けるファンもいらっしゃるとかで、
昔の若者たちが^^ライトを振り (ひろみちゃん!)( こうせつ!)なんて黄色い声(?)をかけていました^^

 オープニング曲は、その宏美ちゃん^^の(ロマンス)
彼女もお母さんの思い出をかたりながら懐かしい歌を3曲。。。
相変わらず透明感あふれる歌に心地よく浸りました。

 秋川さんの(天城越え)はオペラ風で迫力満点でした。
もちろん(千の風になって)も歌われましたよ。

 森山良子さんの(30年を25分間で)は、
昔の恋人に30年ぶりに出逢い、甘く切なくユーモラスなミュージカル仕立て。。。
是非聞きたい歌だったので、大笑いしながら涙の大満足でした♪

 南こうせつさんの島倉さんとの最期の歌(からたちの小径)の逸話は
目の当りで聞くとまた想いは深まり、しっとりと歌われる歌詞の一言一言が心にしみわたりました。

 中でも感動的だったのが、ペギー葉山さんでした。
「大学時代から歌手で、歌手生活60年を過ぎました」をおっしゃるのですから80歳くらいでしょうか?
 背筋がピンと伸び、歌にもハリがあり華やかさも健在で、
ご主人の根上淳さんの介護生活もサラリを語られる姿にとっても心打たれました。
 目の前で聞く(学生時代)(マンマ) みんなで歌った(ドレミの歌)
懐かしくあの時代に戻れました。

 若い歌手には、若さの輝きがあり美しいのですが、
歳を重ねた歌手の方々には、
人生が感じられ、ともに同じ時代を生きてきたという親近感が感じられます。

 4時間余りにわたるコンサートのフィナァーレは、
出演者もアリーナ席、スタンド席も皆総立ちで、
手を振り、手をたたきながらの大合唱♪

 素敵な想いをたくさん刻んで、暮れなずむ街を家路につきました。


 今日の絵手紙です。
 新玉ねぎが美味しいと、新玉ねぎばかり食べていたら、
野菜かごの中で、古い玉葱が自己主張していました^^
       

サヤのまま魚焼きグリルで焼いてみて~美味しいよ! と教えられ焼くとふっくら美味しかったわ~ ↓ソラマメです。
             
 
 
 
 

私は誰?

2014-05-07 05:51:25 | 水切り絵
 母は90歳。  アルツハイマーを患い今、老人ホームでお世話になっています。
月に数回、夫と見舞っているのですが、夫の名前も正確に覚えていますし、私を見ると
「あぁ、久美さんがまた来てくれた!」と喜びます。
 夫と「ほとんどの事は忘れているけど、私たちの事はかろうじて覚えているね」と
いつも話していたのです。
 ところが
数日前、母の日のプレゼントを持って訪れ、話の流れで
「お母さん 子どもは何人いたの?」と聞きました。
「3人」と応えました(実際は二人ですが・・・)
「じゃあ、名前は?」と聞きますと、弟の名前はいうものの後は首をかしげるばかりです。
「私よ!」と自分を指さし言いました。
「アンタは久美さん!」と・・・
「そのくみさんが、お母さんの娘よ」と云いますと、
「エェ~~!」と絶句して私の顔をマジマジと見つめるばかりです。

 この時。私はひとつの話を思い出しました。

 昔、気功を習っているときに、
メンバーのおひとりに、80歳くらいの、とってもお洒落で素敵な紳士がいらっしゃいました。
 ある時、この方が
「母は103歳でホームに預かってもらっているのです。
僕が行ってベットのそばで(お母さん キヨシです)と言うと、
顔をしかめて(キヨシは若くて男前、こんな汚いおじいさんと違います)と
手で向こうに行け~というしぐさをするのです」と苦笑いしながら話されました。

 母も私の事を、自分の娘はこんな汚いお婆さんでない! と思ってるのでしょうか?
じゃあ、母のいう(くみさん)っていったい誰の事なのでしょうね^^

 
 今日の絵手紙、また水切り絵ですが・・・
      
 以前にこれと↑同じような構図と言葉で水切りシアップしたなぁ~と思いながらのアップです(^^ゞ

                   
 これは新作^^です。