季節の移ろいin絵手紙 Ⅱ

 絵手紙&水切り絵&パステルアートに日々の出来事を添えて・・・

今の繋がり、昔の繋がり

2018-04-27 04:54:55 | お出かけ、旅行
 25日、恒例となったブログ友とのプチオフ会でした。

 電車を乗り継いでとある無人駅まで行くと、そこからはなおちゃんの車に乗せてもらい北兵庫に向かいます。
 天空の城で有名になって久しい竹田の街で、ご主人のお里に帰省なさってるルミさんとの待ち合わせです。

 ティタイムに備えてランチは軽く・・・^^
 
 続いて里山を少しドライブ。。。
この間も、ずっとおしゃべりは続いています^^
 

 

 新緑の山々が美しかった♪ 心がほっこりします。

 そして、これまたなおちゃんがリサーチしてくれていたカフェに・・・
ランチが軽めだったのでパンケーキ3枚^^
 
 いつも思うことですが、ブログ友は旧知の友のような関係です。
それは、日々ブログでコメントを通じて話してるからでしょうね。
 出会ったとたん、話は昨日の続きのように自然に心置きなく話せるのは幸せなことです。

 十分に会話を楽しみ、次回の再会を約束して小ぬか雨降る中、
駅まで送ってもらい、特急(はまかぜ)に乗り込みました。

 さて翌日の26日 続いて出かけました。

 この出逢いは、ずいぶん昔、私が勤めていた頃の繋がりです。
ある支店に憧れの大先輩がいらっしゃいました。
 彼女は元舞台女優さん。 美人さんであることは言うまでもありませんが、
知的で、声、言葉が美しく、私のみならず男女を問わず憧れの的でした。

 その彼女が「皆に逢いたいけど、もう大阪、神戸には行けないわ~」とおっしゃっることを聞き、「じゃあ、私たちが・・・」と尼崎、西宮、そして神戸からは私たち二人が新幹線に乗り込み広島に向かいました。
 ここで、サプライズがが(@_@;)
奈良から男性元上司もこられていて、わくわく、うきうきの出発となりました。

 広島駅で待っていてくださってた彼女は、愛くるしいおばあちゃまになっておられました。
「おいくつになられましたか?」と聞きますと
「82歳になりましたことよ」肩をすくめいたずらっぽく笑われました。

「今日一日は私に任せてね」と彼女。

 まずは広島駅から路面電車に乗り
 
 

 (原爆ドーム前)で降ります。

 (平和公園)内を彼女の説明つきで進みます。
 
 

 

 彼女は毎年8月6日前後になると、記念館で高校生、一般向きに朗読を続けておられます。
また、幼い子等には、定期的に絵本の読み聞かせの会をされています。
 (このため、声を衰えさせないように毎月、勉強会にも参加されているそうです。)

 彼女の凛とした、それでいて柔らかい声の案内を聴きながら、
改めて(平和)であることの意味を感じさせてもらえた一日でした。
 
 広島の街の印象は、整然として清潔感がありました。

 ランチを挟んで午後からは、これまた彼女のおすすめの美術館へ・・・
  

 ゆっくり鑑賞し、外にでると、ロビーから見える緑の美しさに息をのみました。
 

 二日続けて、今の繋がり、昔の繋がりの人たちに出逢え、
繋がるご縁の嬉しさ、紡ぐご縁の大切さに幸せを感じた日々でした。

阿弥陀仏にであう旅

2018-04-21 13:16:39 | お出かけ、旅行
 3月から月一回のペースで夫と、西国の阿弥陀仏を巡るツアーに参加しています。

 参加しよう~と決めたのは、
各お寺で法話が聴けること。
いわゆる観光寺でないこと。
個人で行くと、なかなか見せてもらえない仏像を、案内つきで見せてもらえること。。。

 3月、4月に行ったお寺で、
   奈良 香具山の麓にある 浄土寺(じょうどじ)
   奈良 山の辺の道にある 長岳寺(ちょうがくじ)
   奈良 東大寺北門にある 五劫院(ごこういん)
   奈良 斑鳩の里にある  吉田寺(きちでんじ)  
   奈良 平城京内にある  喜光寺 きこうじ)
   奈良 柳生街道にある  円成寺(えんじょうじ)等々

 シチュエーションが凄いでしょう~~

 今回訪れたお寺のひとつ、
喜光寺のご住職は、薬師寺の館長さんも兼ねてらしてで山田法胤さん。
副ご住職がお若い方でしたが代表をされていました。

 30歳代かとお見受けしましたが、お話がとてもお上手でひきこまれました。

 (手を打てば、鳥は逃げるが、鯉は来る)
 一つの物事でも、それぞれが生きてきた自分の物差しでしか、物事が見えず、行動できな  い。。。というたとえです。
 
 相撲協会のこと、セクハラ問題に話は及びました。

 そして
 (お寺は心の吊り革)と考えてほしいと言われました。
 疲れたらそっと手を伸ばして吊り革を持つように、
心が疲れたら、お寺を訪れてほしい。。。と話しを締めくくられました。

 このお寺 喜光寺(きこうじ)は、東大寺大仏殿を建立するとき、
(試みの寺)として1/10の大きさで作られたそうです。
 
 さすが お若いご住職だけあり
「お堂の中の仏像の写真等 撮ってSNSにアップしていただいていいですよ~」とのことでした(他のお寺では、お堂の中の写真撮影は禁止です)
 

 

 
 美しい庭園で有名な円成寺(柳生街道沿い)は標高380mで、
奈良市でありながら、青森とほぼ同じ気温だそうです。
 

 浄瑠璃寺は京都の木津川にあり、
阿弥陀仏が、お堂の中に横並びに九体並んでおられます。
九体阿弥陀(くたいあみだ)として有名です。

 池を挟んで向こう側が彼岸、九体佛が並んでいらっしゃるお堂が見えます。
私が写真を撮っている池のこちら側が此岸(しがん)という設定です。
 

 逆光で撮れてないと7思っていたのですが、偶然にも夕映えの光が映り・・・
 西方浄土の光(?)・・・(笑)

 長々とごめんなさい  備忘禄も兼ねていますので・・・

   今日の絵手紙です。
 

 鯉のぼりを、大空に放ちました~~^^

幼馴染み会

2018-04-17 05:18:52 | お出かけ、旅行
先週末 幼馴染みのお招きで姫路から電車で30分ほどの彼女のお宅にお邪魔しました。
集まったのは4人。
11時に到着して、お好み焼き、焼きそばを焼きながら、食べながら、しゃべりながら・・・

 幼いころの思い出話を中心に、家族の話、年金、健康、断捨離、、、、話題はついには墓じまいにまで及びます(笑)

 ○○ちゃんと呼ぶだけでなく、あの頃の友達の事は、
○○の○○ちゃん となぜか苗字と名前まで続けて呼ぶので不思議です(しかも旧姓で)

 気のおけない友達とのおしゃべりは、炬燵に入ったまま何と5時間(笑)
「まだ、後5時間あっても話題は尽きないよね~」って(笑)

 心を残しながら、小雨降る町を後に神戸の友とともに電車に乗り込みました。

   今日の絵手紙です。
 以前、京子さんに鯉のぼりのおなかをふっくらさせる折り方を教わり、思いだしながら折り、ハガキに貼って吃驚!
何と(綿)を入れすぎ 超メタボ!
そこで、添える言葉も開き直って・・・^^
 
 後 一枚は真面目に・・・
 

昭和と言う時代に生まれ育ちながら・・・

2018-04-12 05:44:09 | 日記
Eテレの(100分で名著)をご存知ですか。
古今東西の名著を週25分、月に4回 つまり100分かけて紐解く番組です。

 ほとんどの場合、私にとってレベルが高すぎてパスするか、見ながらいねむりすることが多いのですが、
3月は(松本清張)がテーマになっていました。
清張は私の20歳前後のもっとも好きな作家さんで多くの本に夢中になりました。
 本来推理小説は苦手な分野なのですが、
清張の小説は、ひと味もふた味も違っていました。
 それで今回も懐かしくて、夫も(NHKテキスト)を買ってきて興味深く観ました。
 


 余談ですが、その昔清張の(時間の習俗)の中で、
犯人が北九州の門司にある和布刈(めかり)神社の(和布刈神事)をアリバイに使う場面が
凄く心に響き、見たことのないその小さな神社の神事が私の心の風景として残り続けていました。
 ある時、この話を友にしたところ彼女はすごく驚き「私も心に残り続けてるの!」
とすっかり意気投合。。。
 それからしばらくして、
私たちは朝いちの新幹線で門司に向かいました。
まだ、子育て中、夫も現役の20数年前のことですので日帰り旅行だったのですが・・・
 お互いに(時間の習俗)を読んでから、30年近く経っていました。

 訪ね歩いて憧れの和布刈神社で過ごした数時間は、懐かしく楽しかったことは言うまでもありません。

 そんなこんなで、このTV番組を観ながら、
あれだけ熱中して読んだ清張の本の数々、すっかりわすれてしまっているので、
今一度読み返してみたい。。。
それに、昭和に生まれ育ちながら、実はこの昭和と言う時代に何が起こったのか深く知らない私は(昭和史発掘)も読んでみたい。。。
未完である、新興宗教と宮中を扱った小説(神々の乱心)にも大いに興味があり・・・

 さぁ、読解力と根気が今の私に残っているかが大きな問題なのですが(^^♪

    きょうの絵手紙です。
 
 

お見舞いにお花は・・・

2018-04-08 06:34:09 | 日記
 友人から「知人が退院してきて、家で療養中なのでお見舞いに鉢植えを持っていきたいのだけど何の花がいいかな~」と相談を受けました。
 
 吃驚した私は「昔から、お見舞いに鉢植えはタブーでしょう。
根の付いているもの、つまり根つく⇒寝付くに通じるので・・・」と応えると
「そんなこと聞き始めだし、根拠のない迷信でしょう」と友。
「だと思うけど、病気で気持ちも弱くなっているときに、このことは昔から言われているので気になると思うけど・・・」と応えました。
「じゃあ、切り花?」となおも聞いてきます。

 私は、数年前に初めて知ったことを思いだしました。
健康な人には全く関係ないのですが、免疫力の弱った病人さんにとっては、
花についている微量の菌が体に災いすることから、
(生の花の持ち込みをお断りします)とはっきり言っている病院が増えてきているそうです。

 そういえば関連があるのかどうかわかりませんが、
近くの大病院の傍にあったお花屋さんはなくなり、昔は病院内に花屋さんがあった時もありましたが、これもいつの頃からか見かけなくなりました。

 お見舞いに花束を!素敵なことだと思うのですが、
時代の流れで、いろんなものが微妙に変わっていってる昨今ですね。

 
   今日の絵手紙です
 
 パステルです。

 

いつものように豆殻ペンでかいています。