季節の移ろいin絵手紙 Ⅱ

 絵手紙&水切り絵&パステルアートに日々の出来事を添えて・・・

迷ったあげく・・・

2015-02-22 05:54:49 | パステルアート
 ここ数か月、迷っていました。

 iPhoneにしようか、iPadにしようか、それともスマホに・・・
それぞれに一長一短あり、今のままソフトバンクのガラケイでいいかな? とも。
 ところが先日量販店に置いてあった(シンプルスマホ2)のパンフレットに心が留まり、
そのままソフトバンクのショップに走り。。。即決(^^ゞ

 普通のスマホより、一回り大きいのに軽くてカサが低い。
操作が簡単で機械音痴の私でもラクラクつかえて、アプリも結構あり便利。

 デカ文字であること、ズームができることは勿論ですが、
機種自体が拡大鏡になるのには大笑いしてしまいました。

 通話の時もあたりの雑音を少なくし、聞きやすくなってるらしいし。。。
そうなんです! 高齢者向き仕様^^
         
 これでお出かけの時にデジカメを持ち歩かなくて(この頃、煩わしかったのです)良くなりました。

 今月のパステルアートです。
        
 習ったのを、少しアレンジして、ポストカードにしてみました。
        
 背景色を変えるだけで雰囲気も変わってきます。
        

長年の疑問が・・・

2015-02-16 07:18:52 | 水切り絵
 昔から(梅に鶯)って云われますね。
そして、実は梅の木に来ているのは鶯でなく、メジロであることもよく言われている事です。

 だったら何故(梅に鶯)って云われるのか不思議でならなかったのです。

 先日、何気なく聞いていたラジオからこの話が流れてきていました。

 梅の木に来るのはメジロなのに、何故(梅に鶯)というのか。。。
春を告げる鳥の代表が(鶯)であり、春を告げる花の代表が(梅)であるという意味。。。
つまり(梅と鶯)なので(梅に鶯)。。。
 本当だぁ!! (と)の方が分かりやすいですが、(に)の方が言葉の流れも美しくおさまりがありますね。

 長年不思議に思っていたことが(私だけ?)やっと分かりました\(^o^)/

 というわけで・・・今日の水切り絵は(梅にメジロ)^^
          
 写真を見てメジロを切り、アップしてから気づいたのですが、超メタボ(^^ゞ
枝が折れないか心配^^

 フキノトウもお手本を見ながら・・・
          
 真ん中の花(?)本当は薄緑ですが、目立ちにくいので黄色にしました。

幾つになってもお雛様

2015-02-12 14:20:51 | 折々の行事
 この時季になり、部屋に小さなお雛様を飾ると、何かしら心華やぎますね。
息子たちだけでしたので、特別お雛祭りをすることもなかったのですが、
いつの頃からか自分の為に早くから、お雛様をあちこちにチョコチョコ飾っています。

 ちなみに子供の頃は、4月3日がお雛祭りで、何故か町民こぞって裏山に登りお弁当を食べていましたよ^^

 卯三郎コケシのお雛様に演技指導して・・・^^
          
        

言葉のプレゼント

2015-02-08 06:51:38 | 絵手紙
この寒さの底の時期だからこそか、昔の人は素敵な言葉を残してくれていますね。

 中でも好きな言葉に、
寒さ厳しい中に、草や木々の芽が萌え出でているという(冬萌え)
寒風吹きすさんでいても、光は優しく柔らかくなっているよ という(光の春)
寒さに身を縮めながらも、やがて来る春に2月を(春待ち月)なんて美しい日本語を用意して、心静かにこの時季を楽しむなんて昔の日本人は何て風流だったのかと・・・
 風流とは程遠い生活の中で、
昔の人からの美しい日本語のプレゼントを味わう今日ここの頃です。

 絵手紙を始める動機のに(季節のお花を描きたい)をあげる人が多いのですが、
私は、(墨と筆で描く)と共に(お花を描く)のが苦手。。。
今年はこの(苦手)に少しでも近づこう~と
今日の絵手紙はお花です^^

 何で胡蝶蘭! どこから描いたらええのん?
と自分自身につっこみを入れながら(^^ゞ
          

 次に、猫柳ととサンキライです。
          
 サンキライは昨年12月に買い求め、水につけないでドライに。
猫柳は丁度1年前に、ドライフラワーにできると教わり、
そのまま乾燥させドライにしたものです。
 お蔭で一足早くに春を感じられます。

深々と・・・

2015-02-04 06:30:25 | 絵手紙
友の訃報が届いたのは、1月半ばの事でした。
ご主人からのお葉書です。

 思い起こしますと、昨年9月中旬
「進行性の胃がんだったの」と彼女から電話があり、しっかりした口調で今の状況をしゃべると、そこから先は泣き声にかわり電話の向こうとこっちで泣きつづけました。
 電話を切るときに友は「絵手紙頂戴ね。繋がっていたいの。
特にあのパステルの柔らかくて明るいのが欲しい・・・」と。

 私は友にパステルアートを中心に月に2枚の絵手紙を送りつづけました。

 その次に友からの電話がかかってきたのは、12月の半ば過ぎ。。。
驚くほど明るい声で「よく生かされて生きるって言葉を使うけど、何かに生かされてるだけあって、死ぬこともできずまだ生きてるの。
 昨日はいよいよと思うくらい苦しくて苦しくて・・・
でも、今朝起きると、とても気分がいいので今のうちにあなたに電話しておこうと思って・・・」

 どのくらい何を話したのでしょうか。
驚くくらい、病気に関係ないいつものおしゃべりをしました。
 電話を切るときに「また気分のいい時は電話頂戴ね。待ってるからね」というと、
「分かったわ。バイバイ」
        この電話が最期となりました。

 訃報のハガキが届いて数日経ったある日、
友のご主人が、我が家を探して訪ねてきてくださいました。
「マンションの下に降りてきてください」の言葉通りに降りていき、
「家に上がってください」の言葉に、
「いえ、ここで・・・」とここ数か月の事をことを話してくださいました。
 その中で「12月の末、あなたの処に野菜を届けてほしいと言ったのですが、
あのころは特に一刻も目が離せない状況で、あなたの処は勿論、畑にもいく余裕なんてありませんでした。
妻が亡くなって2週間、やっと彼女の言った通り野菜を届けることができました」と抱えきれないくらいの野菜渡されました。

 車の見えなくなるまで見送り、
ご主人からお聞きした友の最期の言葉を心の中で反芻し、
友の遺言通り大好きだったボレロの曲の中でのご家族だけでの密葬という、なんとも彼女らしいお別れと、
抗がん剤治療は受けない! 最期は家で。。。
と貫き通した友とご主人に改めて深々と頭を下げました。

 今日の絵手紙です。
 筆を持ち、墨で描くなんて久しぶり。
数か月ぶり?もしかしたら1年以上も描いてないかも・・・