ガイド日誌 - 北海道美瑛町「ガイドの山小屋」

北海道美瑛町美馬牛から、美瑛の四季、自転車、北国の生活
私自身の長距離自転車旅
冬は山岳ガイドの現場をお伝えします。

熊は、出ますか?

2024年07月08日 | サイクリング

よくある質問におこたえするコーナーです。

心配性のあなた!

そう、そことそこ!☞

 

「熊はでますか?」

 

はい。美瑛町の山間部や山麓の森林に熊が生息しています。

おおお~。やっぱりいるんだ。

 

じゃ、どこにいけば、クマに遭えるか?

 

「熊に遭うのは、なかなか難しいです。」

 

ちょっとガッカリしましたか?

ごめんなさい。

 

ただし、美瑛の丘でも

夜間、早朝、日没後。

山林に近い付近や川沿い、山間部ではヒグマに遭遇する可能性があります。

ヒグマには、夜行性の傾向があるのです。

 

観光に関連する地域で

クマ出没の可能性が、いちばん高い場所は

 

「青い池」

 

その周辺には夜間、早朝、日没後は行かないほうがいいでしょう。

目立たないよう、青い池の奥の端に「ヒグマ出没中」の看板が立てられていることからも

「ああ、クマがいるんだな」と、

敏感な方ならば、お気づきになった方は多いと思います。

 

ただし、

青い池に、朝7時~午後5時までに行くと遭遇の可能性は、

「限りなくゼロ」

と、断言できます。

 

そのほかの地域、

美瑛の丘でクマに遭遇する可能性は、非常に低いです。

例えるなら、

 

「交通事故に遭われる可能性よりも低い」

さらに言えば、

「渋谷の交差点で通り魔に襲われる可能性と同じくらい」

と言えます。

 

だから、心配しなくてもいいですよ。

と、ガイドの山小屋は断言いたします。

 

ワタシ、美瑛に30年近く住んでおりますが

いまだ、美瑛でヒグマに出会ったことはありません。

もちろん、通り魔に遭遇したこともありません。

 

安心してお越しください。

 

良い旅を!

 

※写真は日本海側、苫前町三毛別地区(美瑛町から北へ150km)

 

 


雨は喜び、雨は戸惑い

2024年07月01日 | サイクリング
昨夜から本格的な雨になりまして。

1週間ぶりの雨だったから、
植物たちは喜び爆発って感じて
目に見えてワサワサしてます。

ちょっとまた、太ったんじゃない?


きょうは開店直後から
予約がたくさんあり、
でも、
昨夜からの雨が降り続いていて
みなさん戸惑うばかり。

それでもサイクリング旅行の団体さんは
レインウェア完全フル装備、
お揃いのレインカバー、
全員ヘルメット装着で颯爽と出発していかれました。

上級者だなあ。

お昼前になって、
ようやく青空が広がり始めてます。
お客さんも、チラホラ戻ってきました。

雨あがり、
シャキッと涼しい風。

北海道の風だなあ。
これがまた、いいんだよ。

質問にお答えします。「気温は、どのくらいですか?」

2024年06月29日 | サイクリング

暑いです。

北海道にしては。
 
最高気温
31度くらい
 
どうでしょう?
暑いですよね?
 
ワタシ、こちらに引越してきて30年近いので、もう本州の暑さ忘れかけてます。
31度は、めっちゃ暑く感じます。
 
暑くなってくると
パンクが増えてきます。
 
きょうも2台パンク修理。
 
それから、
暑くなってくると
クレーム増えます。
 
暑さに参ってイライラするんだと思います。
 
「わかります」
 
電動アシスト自転車とはいえ、
半分くらいは自力なので
それなりに疲れます。
 
暑さ対策、
しっかりして下さいね。
 
まあ、
少しくらいは
 
イライラ💢
 
ぶつけられても、
 
カスハラ受け流し名人
 
ワタシは平気なので
つい、吠えてしまったかもしれないアナタ!
 
まあ、気にしないでくださいね。
 
うまいものでも食って
素敵なホテル泊まって
リセットしてエンジョイ
 
良い旅を。
 
 

我が家の秘宝を自慢するゾ!の巻

2024年06月28日 | 北海道の暮らし・生活
我が家のお宝!

かつて、陶芸家を目指していた友人クニちゃんが
修行時代に焼いてくれた2枚の大皿。

今夜は、
そのうちの一枚を使います。

径30cmを超える大きな皿は、
いつも家族の真ん中にあります。

ね?いいでしょ?
世界に一枚だけの大皿。

きょうの日中は
超多忙で走り回ってヘトヘト
もう、
晩飯なんて、
なーんも作りたくないし
食欲もアレなので、

ラーメンサラダ!

北海道が誇る
ソウルフード!

これですよ。



さらにキムチも載せちゃえ!

ドドーン!っと

6人前がテーブルの真ん中に

ね?
お宝でしょ?

食欲大増幅、
夏バテ退散、
家族の真ん中に
クニちゃんの大皿。

みんなが笑顔になる
我が家にとって、
まさにお宝。

あー、ごめんごめん、
自慢しちゃったな。

わははは。







開拓

2024年06月26日 | 北海道の暮らし・生活
今から30年前、
ガイドの山小屋のある場所は
まだ原野でした。
 
湿地で、水芭蕉が咲いていて
鬱蒼としてました。
 
最初の頃はボクが木を伐って、つまり開拓して、
そこから先は業者さんに依頼して、
排水路を掘ってもらい、浄化槽を設置して
低湿地気味なところに砂利を敷き詰めて土壌改良と整地を行ない、
自費で水道を引いて上下水道を確保、
土地購入から3年、ようやく建物が建ちました。
 
だから建物が立つ前のガイドの山小屋は、
近くの民家に間借りして
6畳間にファックス付き電話を1台おいて
車1台、10人乗りのハイエースに
お客さんのせて毎日登山に出かけてました。
 
それが初期のガイドの山小屋だったんです。
 

原野の頃の名残りです。
 
倉庫を建てるために
丸2日かけて伐採しました。
 
倒れたときは
ドスーンって、
地響きしましたよ。

記念に取っておこうかな?