ガイド日誌 - 北海道美瑛町「ガイドの山小屋」

北海道美瑛町美馬牛から、美瑛の四季、自転車、北国の生活
私自身の長距離自転車旅
冬は山岳ガイドの現場をお伝えします。

時をこえて縁は繋がる

2023年05月12日 | 北海道
 
 
旅立つカヌー
時が流れて時代が変わったけれど、
令和のいまにそっと繋がっていく
 
昭和の終わり前後だったと思う。
当時大学生だったボクは、
富良野で行われていた大規模アウトドアイベントで
会場のアルバイトをしていた。
 
そのイベントで使われていたカヌーが
ずっと札幌市内の財団の倉庫に眠ったままだったのだけど、
このたび、財団の解散に伴い、処分に困っているという話をきいた。
 
その友人はGW前にぶらりと現れた。
25年前、生まれたばかりのガイドの山小屋を一緒に駆け抜けた友人ノリスケ(古いあだ名)
語学堪能で穏やかな性格、いつもニコニコしていて皆に愛される親しみやすさ
そして1999年、
美瑛で最初に(もしかしたら北海道初)ガイド付サイクリングをやった男、
ファーストペンギンだ。
 
彼はその後、知床でアウトドアガイドとして働き、縁あって財団に就職した。
ノリスケは言うのだ。
 
山小屋さん、もらってもらえないかと。
 
ボクも20年前にカヌーツアーをやめていたので、頂くわけにはいかない。

〈写真〉美瑛川にて2000年6月頃
 
でも、あそこならどうか?
当時のイベントの精神を正当に引き継いでいる、あの男なら。
 
あれよあれよと話は進む。
過ぎ去ってきた青春の日々に、俄かに光が差す。
かつての若者たち、今はいい歳のオジサンたち動く。
さくさく動く。
 
赤いカヌーが屈斜路湖に浮かぶ姿を想像して
オジサンたちのわくわくは止まらない。
 
そして、その日。
カヌーが再び日差しを浴びた。
 
屈斜路湖のカヌーガイド・ツッチーの運転するハイエースが
赤いカナディアンカヌーをのせて、
東へと旅立っていく。
 
縁は繋がる。
 
 

紅葉 THE DAY

2020年10月08日 | 北海道

きょうは旭岳に行ってきました。


日々の十勝岳ダウンヒルの送迎で、
十勝岳連峰の紅葉がいい感じに仕上がってきたのを感じていたので、近隣の山々の偵察も兼ねて行ってきました。
 
[動画]旭岳ロープウェイから(音声注意)
いい感じです。


気温もいい感じに冷えてきました。
 

大雪山系の山々、
旭岳、黒岳、十勝岳連峰の紅葉は、
今週末が2020シーズンの
 
THE DAY
 
だと思います。
 
 
 

鮭を見に行く

2020年10月07日 | 北海道
きょうは鮭の遡上を見に日本海まで行ってきました。


動画は増毛(ましけ)町の川ですが、北海道各地の中小の河川で10月にこのような光景が見られます。

ちょっと感動しますよ。