前回紹介した「マン・オブ・スティール」に続いて、これも何度映画化されたかわらない「スタートレック」最新作の「イントゥ・ダークネス」。
同じ監督のJJ・エイブラハムスの2作目ですな。この映画を見る人は是非前作('09)の予習を!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/64/7473b867630b9b00bfadb99be5772cb8.jpg)
率直に言って「スタートレック」ファンのみなさんには申し訳ないのですが、小生的にはあんまりこのシリーズ好きじゃなかったんですな。
今から二十数年前の高校生の時「ミスター・スポックを探せ」とか「故郷への長い道」とか公開されて鑑賞したのですが、W・シャトナーやL・ニモイなどオジさんというかおじいさん出演陣のキレのないアクションシーンの数々になんだか哀愁を感じたものです。
当時、八戸テアトルでは映画の上映と言えば常に2本立てで、連続で2本見るのが普通でした。従ってお目当て映画の同時上映作品は観なくてもいいのですが、なんだかもったいなくて貧乏根性で映画小屋に4時間から5時間ふんばったものでした。
たしか「スタートレック」もそんな中の1本だったと思います。
し、しかし!! このJJ・エイブラハムスの最新作は前作同様、若返った出演者たちの“活きの良い”キレキレのアクション演技といい、素晴らしい映像グラフィックスによる艦隊戦闘シーンといい躍動感あふれる作品に仕上がっています。
しかも、特に強調したいのはこの映画近年公開された3D映画の中では抜群の立体効果を発揮しています。
これこそ、本当に劇場で観なければもったいない1本と言えるでしょう。
下:若きカーク艦長(クリス・パイン)とスポック(ザカリー・クイント)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/8f/cd840be88108c182d2fd7e47fc692ba5.jpg)
さて、物語はカーク艦長とスポックの友情を主軸に、ロンドン、サンフランシスコで起きた連続犯を追うと言うなんとも「スタートレック」的ではないお話し。
このテロリスト役ジョン・ハリスソンを演じるのがエキセントリックな現代版ホームズを演じたベネディクト・カンバーバッチ。主役二人を食ってしまうほどの圧倒的存在感です。
さて、物語が進むにつれこのテロリストにも家族同様に守らなければならないものがあり(だからこそテロを起こす)ことが判明していきます。そしてカーク艦長にとってもエンタープライズ号の乗組員全員が家族も同様。両者守るべきものをかけて激突していくのですが・・・・
ベネディクト・カンバーバッチ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/12/a3f3b92c01072ab574ac1d83a6925214.jpg)
もうね、観終わった後、どっぷり疲れます。
この映画は大活劇大作であるだけでなく、「テロとはなにか」、そして「テロを防ぐために強権を発動することは正義なのか」を観客に問う、今の時代大変ヴィヴィッドな映画と言えるでしょう。
ちなみにですが、この映画は限りなく前の席で3Dメガネで鑑賞することはもちろん、断然日本語吹き替え版を推奨します。後ろの席は3D感なくなっちゃうし、かと言って前の席だと字幕追えなくなっちゃうんですね。もちろん、英語の堪能な方は言語版で。
同じ監督のJJ・エイブラハムスの2作目ですな。この映画を見る人は是非前作('09)の予習を!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/64/7473b867630b9b00bfadb99be5772cb8.jpg)
率直に言って「スタートレック」ファンのみなさんには申し訳ないのですが、小生的にはあんまりこのシリーズ好きじゃなかったんですな。
今から二十数年前の高校生の時「ミスター・スポックを探せ」とか「故郷への長い道」とか公開されて鑑賞したのですが、W・シャトナーやL・ニモイなどオジさんというかおじいさん出演陣のキレのないアクションシーンの数々になんだか哀愁を感じたものです。
当時、八戸テアトルでは映画の上映と言えば常に2本立てで、連続で2本見るのが普通でした。従ってお目当て映画の同時上映作品は観なくてもいいのですが、なんだかもったいなくて貧乏根性で映画小屋に4時間から5時間ふんばったものでした。
たしか「スタートレック」もそんな中の1本だったと思います。
し、しかし!! このJJ・エイブラハムスの最新作は前作同様、若返った出演者たちの“活きの良い”キレキレのアクション演技といい、素晴らしい映像グラフィックスによる艦隊戦闘シーンといい躍動感あふれる作品に仕上がっています。
しかも、特に強調したいのはこの映画近年公開された3D映画の中では抜群の立体効果を発揮しています。
これこそ、本当に劇場で観なければもったいない1本と言えるでしょう。
下:若きカーク艦長(クリス・パイン)とスポック(ザカリー・クイント)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/8f/cd840be88108c182d2fd7e47fc692ba5.jpg)
さて、物語はカーク艦長とスポックの友情を主軸に、ロンドン、サンフランシスコで起きた連続犯を追うと言うなんとも「スタートレック」的ではないお話し。
このテロリスト役ジョン・ハリスソンを演じるのがエキセントリックな現代版ホームズを演じたベネディクト・カンバーバッチ。主役二人を食ってしまうほどの圧倒的存在感です。
さて、物語が進むにつれこのテロリストにも家族同様に守らなければならないものがあり(だからこそテロを起こす)ことが判明していきます。そしてカーク艦長にとってもエンタープライズ号の乗組員全員が家族も同様。両者守るべきものをかけて激突していくのですが・・・・
ベネディクト・カンバーバッチ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/12/a3f3b92c01072ab574ac1d83a6925214.jpg)
もうね、観終わった後、どっぷり疲れます。
この映画は大活劇大作であるだけでなく、「テロとはなにか」、そして「テロを防ぐために強権を発動することは正義なのか」を観客に問う、今の時代大変ヴィヴィッドな映画と言えるでしょう。
ちなみにですが、この映画は限りなく前の席で3Dメガネで鑑賞することはもちろん、断然日本語吹き替え版を推奨します。後ろの席は3D感なくなっちゃうし、かと言って前の席だと字幕追えなくなっちゃうんですね。もちろん、英語の堪能な方は言語版で。