角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

閉そく感から行われた「与野党トップ会談」と「英雄待望論」について

2012-03-02 17:45:44 | 時事問題
さて、ニュースでは民主党野田総理自民党谷垣総裁との密談で盛り上がっています。


なんか、NHKも民放も確定的に25日に密会したと報道しているのに、お二人とも頑強に否定してますよね。
正直、どちらも財務相経験者でガチガチの増税派だけに、なんかいやな予感してきました。


この問題に関して今日の報道だと安部元首相が以下のように述べています。

「消費増税は、先にしっかり景気対策をして完全にデフレを脱却したと確信してから行うべきだ。そうでなければ、97年の5%増税後に5兆円税収減収になった時と同じことをくりかえす。」

これには、全く同感!前にも書きました。↓↓↓
http://pub.ne.jp/gwnhy613/?entry_id=4126323

この与野党党首どちらも、手詰まり感があって密会したと報じられていますが、世の中手詰まりになるとでてくるのが「英雄待望論」。
閉そく感を打ち破るにいま最も期待されているのが、ご存じこの御仁。橋本大阪市長


この方、いろいろ、良いことも言っているんですが、この先どうなんでしょう。

何故かって何時の世でも「独裁者」は閉そく感の中から誕生し、しかも、クーデター何かで独裁者になった例なんて、歴史にないんですよね(失礼ながら小国は除いて)。

「独裁者」は常に民主主義の中から誕生するのです。

ローマ帝国のジュリアス・シーザー

フランス帝国のナポレオン・ボナパルト

ナチス・ドイツ帝国のアドルフ・ヒトラー


みんな、選挙で選ばれてから、帝政をしいたり、合法的に国家経営の完全掌握に成功しています。

お隣の毛沢東だって、民主主義の名のもとに、独裁的な権力振ったわけでから同じようなものです。

橋本市長も「首相公選制」なんて言っているので危険かなぁ~と思うこのごろです。
「首相公選制」での首相はいわば、「アメリカ大統領」みたいな強大な権限を持つ、国家元首。
日本は天皇陛下が元首で、総理大臣は議会民主主義制の上に成り立ち、他の王国など、国王(国家元首)がいる国はほぼ日本と同じ。

10年後、こんなことになってなきゃいいけど・・・・・


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