こんにちは
先日 「郡山ワインを楽しむ会」に参加すべく 内環状線の並木にある「アーマテラス」に行ってきました
本日のワインリストとメニューはこちら(ポチッとすると大きくなります)
会場に入ると 本日のワインが並んでいます
「SEPT LUNES Saint Loseph 2006」
(セット リュンヌ サン ジョセフ 2006)
「DANIEL RION VOSNE ROMANEE PREMIER CRU Les Beaux Monts 2007」
(ダニエル リオン ヴォーヌ ロマネ プルミエ クリュ レ ボーモン 2007)
そして・・・今回声をかけて頂き 決め手となったワイン
「Chateau Giscours 2001」
(シャトー ジスクール 2001)
午後7時から始まるので 少し早めに行き 席に通されると 早速この日のシャンパーニュがサーブされました
Champagne
「Ayala Zero Dosage NV(アラヤ ゼロ ドサージュ NV)」
一見 はちみつのような黄金色で 優しい香りがあり 一口頂くと 色合いとは逆でドライな泡と出会います
が しかし その残り香はその色の通り はちみつのような甘い香りを残してくれます
シャンパーニュに合わせて かわいいココットが出てきました
「新緑の那須高原より 山芋のコンフィ ~ヒルファーム大粒マスタードをからめて~」
口当たりがドライなシャンパーニュなので お料理の"山芋のコンフィ"の マスタードの辛さと山芋の甘みとの相性はとても良く合います
Blanc
「Rene Mure CLOS ST LANDELIN Riesling 2002」
(ルネ ミューレ クロ サン ランドラン リースリング 2002)
こちらも はちみつのような黄金色の液体で 一瞬辛口と感じさせた後に 爽やかさと濃厚さが入り交じるという 楽しさを感じるワイン
グラスを傾けた時に残る見た目の濃厚 喉を通った後の気化して行く感じ
辛口なのに 残り香がはちみつや果実を感じさせます
「山形酒田の海より 活カンパチのぶ厚いセビーチェ仕立て ~あさか舞とアサリのブルーテほのかにオレンジのエッセンスをプラスして~」
お料理は マイクロトマトやミニオクラなどが添えられていて 見た目にも華やかで楽しい一皿
活カンパチの甘みのあるさっぱりとした味付けと リースリングと良く合います
文字通りエディフラワーが花を添え そっとふちに添えてあった岩塩が 甘みが高く それだけでもおいしかったです
「Roger Lassarat Pouilly Fuisse Racines 2007」
(ロジェ ラサラ プイイ フュイッセ ラシーヌ 2007)
先の「クロ サン ランドラン リースリング」と比べると色合いはクリア ドライで軽い口当たりなのに その後から来る高い果実味溢れる香り
優雅で ふくよかで ミネラルをたっぷり感じる風味はすばらしいものがありました
「青森沖育ち 蝦夷つぶ貝と手摘みじゅん菜のマリアージュ ~Dashi香る笹の川ジュレをかけて~」
お料理は 少しピリッと辛みを感じたジュレとじゅんさいでプルンとした食感 ツブ貝の柔らかな食感
食感の違うものとのコラボは 食べてて楽しく 最後まで飽きさせません
Rouge
「SEPT LUNES Saint Loseph 2006」
セット リュンヌ サン ジョセフ 2006
色合いは鮮やかなルビー
コート・デュ・ローヌ北部のシラー100%のこのワインは シラーなのに軽い口当たりで 非常に黒こしょうのようなスパイスを感じます
が 残り香はまるでセロリの様な風味を出して来るという複雑さは 飲み手を驚かせる赤でした
今までで良く飲んでいたオーストラリアのシラーズとまったく違い シラーの幅広さにびっくりです
「契約漁港 沼津より届けられた 活カサゴのムニエル ~国産ウナギの赤ワインソースをアクセントに~」
お料理のカサゴのムニエルと その下に隠れている少し甘いパンケーキと うなぎの甘みが 完璧なまでに良くマリアージュしています
少し土臭いベビーキャロットとグリルされたベビーコーンは 素材の味がしっかりと解り 赤ワインソースとよく合いました
「DANIEL RION VOSNE ROMANEE PREMIER CRU Les Beaux Monts 2007」
(ダニエル リオン ヴォーヌ ロマネ プルミエ クリュ レ ボーモン 2007)
「ヴォーヌ ロマネ」といえばブルゴーニュの代表的存在
順にグラスについで頂くとき もうすでにこの香りに包まれているほど 豊潤な香り
とても華やかさのあるガーネット色で フルボディながら 飲み手を飽きさせない華やかさと優雅さを交互に感じさせてくれます
しかし お料理の牛ロースのグリエのさしにまったく負けない 実は力強いワイン
「初夏の風を感じて 岳高原 国分さんちの酵母牛ロース肉のグリエ ~カフェ・ド・パリ香る炙りバターをつけて~」
お肉の柔らかさもさることながら 甘みと 上品な牛肉の香りがとてもいい
クリルされた野菜も お肉の上に乗っているハーブが香るバターと頂き ワインと良く合います
「Chateau Giscours 2001」
(シャトー ジスクール 2001)
この会にお誘い頂いて ワインリストを拝見したときに一番飲みたかったワイン
他のワインもすばらしいのですが これは格が違う1本
濃厚な色合いと 自信に満ちあふれている香りと そのたたずまいは はまさに女神
マルゴー好きな私は もう すでに虜です
気品が満ちあふれ 香りが高く それでいて押し付けがましく無く いつまでもこの香りにまとわれてたい
「北海じゃがいもとブルーチーズのドフィノアグラタン ~バスク豚サラミとレーズンのケーク・サレとご一緒に~」
ジスクールは お料理のブルーチーズの強い香りにまったく物怖じなく 優しく手を差し出してくれました
レーズンの甘みは少し強かったですが それも一つのアクセント
ケークサレは 軽い食感で ジスクールの良き脇役となっています
「シャトー ジスクール」この日 家に帰ってからシャワーを浴び ベットに入り横になってまでも まだ消えぬ香りに このまま包まれて眠る事ができました
Sauternes
「Chateau Doisy Daene 2002」
(シャトー ドワジ デーヌ 2002)
この黄金色からは 濃厚な甘さだけではなく程よい酸味も感じ 優美な時の終わりにふさわしいイメージ
「マダカスカル ヴァニラとダークチェリーのジュヴィレ」
かなり冷やされたヴァニラアイスに 温かくコンポートされたダークチェリーが合わさり とてもおいしい
酸味と甘みのバランスがよく ミントがアクセント
最後にカフェが出ましたが あんなに好きなコーヒーなのに この日はこの香りが少しじゃまに思えました
この日は 本当に おいしくて 充実し 楽しいひとときを 味わえました
また機会があれば 参加したいとおもいます
今回もたいへんおいしかったです
ごちそうさまでした