JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

整理はお宝?を呼ぶⅡ

2005年10月02日 | a-c

                                            

昨日の整理整頓の話からそうなったわけではないのですが、今日は納戸の整理を命じられ、半日の時間を取られてしまいました。
それにしても実家の納戸というのは、まるでタイムカプセルのようで、「何もこんなものまで、とっておかなくても」と思うものが次から次へと出てきます。

そんな中で見覚えのあるお茶箱が出てきました。私が学生時代に使っていたお茶箱です。
実験で使用したボロボロの白衣やサークルでユニフォームのように着ていたアーミー・ジャケット(米軍払い下げ品で、当時500円ぐらいだったと思います。)、輪転機のインクで汚れたジーパン。
「おいおい、このころ俺は27インチのジーパンはいてたのかい?」
今は遠いスリムだったあの頃、時という悪魔は私を長い時間かけて体型までも変えてしまいました。

学祭のパンフにレジメ、サークル員の住所録、大学の黒書(裏白書です)、川本裁判(水俣裁判です)の公判録......出て来るは、出て来るは、今となってはいらないものばかり。

「おや?高校時代のノートではないか」
パラパラめくっていると
「ぎょぎょぎょ!!」
未使用の2枚のチケットが挟まっていました。
「ひえー!万博のチケットだぁ!」
もちろん、愛地球博のチケットではありません、筑波博でもありません、大阪万国博覧会の未使用チケットであります。おもわず大きな声を
「♪こんにちは~こんにちは~ のチケットだよ、しかも未使用、これってお宝じゃない?お宝?」
「そんなもん一銭にもならないわよ」
「そうかなぁ?鑑定団かなんかに出してみようか?」
「馬鹿じゃないの」

                                         

ちょっと調べてみましたが、やはり価値はないようです、でもせっかく残っていてくれたので、大切に取っておくことにしました。
そういえば、中学の時、友人が万博の写真集の表紙をエロ本にかぶせて、学校に持ってきたときがありましたっけ(ハハハハハ)
ともかく、タイムカプセルの整理は、こうして無事終了致しました。

今日のアルバムですが、このブログを開始したとき、聴きながらチラっとご紹介したレイ・ブライアントの一枚です。その時は内容までご紹介できなかったので今日あらためてジャケットも含めご紹介します。
この時のレイ・ブライアントは、オスカー・ピーターソンの代役でしたが、代役とは思えぬノリノリのソロピアノを聴かせてくれます。

RAY BRYANT ALONE AT MONTREUX
1972年6月23日スイス・モントルー・ジャズ・フェスティバルにて録音
RAY BRYANT(p)
1.GOTTA TRAVEL ON
2. a. BLUES #3  b. WILLOW WEEP FOR ME
3.CUBANO CHANT
4.ROCKIN' CHAIR
5.AFTER HOURS
6.SLOW FREIGHT
7.GREENSLEEVES
8.LITTLE SUSIE
9.UNTIL IT'S TIME FOR YOU TO GO
10.BLUES #2
11.LIEBESTRAUM BOOGIE