JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

サッサカサッサカ、カケヨ

2006年06月15日 | d-f

 ♪ 光る海 光る大空 光る大地
   光る無限の地平線
   走れエイトマン 弾丸よりも早く
   叫べ胸を張れ 鋼鉄の胸を
             エイト エイト エイトエイトエイト

アニメ『エイトマン』の主題歌であります。この歌を作詞したのは前田武彦だったって知ってました?って、そんなことはどうでもいいのですが、
何故に『エイトマン』か?

今日帰宅すると、テーブルの上に『のりたま』の大袋があるではありませんか。子供が小さいときは、ふりかけが一つ二つあったのですが、最近はとんとお目にかからなかった代物です。
「なんとなく食べてみたくなって」
母などは
「あんたが小さいときは買ってきたけどね、卵臭くてどうも苦手だな」

『のりたま』は、昭和35年(1960年)に発売になったそうで、私とほぼ同年代のいいお歳、母が言うとおり、小さいときによく買ってきた記憶があります。
でも、その頃、頻繁に買っていたのには、もう一つ大きな目的があったからです。
それが『エイトマン』なのです。

『のりたま』の袋を開けると、ちっちゃなシールが一枚入っていました。『エイトマン・ワッペンシール』、これですこれ、これが欲しくて欲しくて・・・・・・
思えば、息子が必死に集めていた『ビックリマン・シール』を、「まったくこんなの集めて」とあきれていた自分も、『エイトマン・ワッペンシール』をはじめ、『メンコ』に『ビー玉』、はては『牛乳のふた』まで集めていたのですから、息子のことなど言えたもんではありません。

 ♪ 燃える空 燃える風 燃える心
    進め無敵の力持て
    行けエイトマン 誰よりも強く
    響け轟け 鋼鉄の男

もちろん、『のりたま』も大好きだったんですよ。

さて、今日の一枚は、アート・ファーマー、ドナルド・バードという、同一楽器による対抗アルバム形式をとった、プレスティッジがこの頃、お得意パターンのアルバムです。
当時、ファーマーもバードも、事故死したクリフォード・ブラウンの後継者として、大いに期待された存在でした。この二人が競演(?)したらどうなってしまうのか?
ぜひとも自分の耳でお確かめください。

TOW TRUMPETS
1956年8月3日録音
ART FARMER(tp) DONALD BYRD(tp) JACKIE McLEAN(as) BARRY HARRIS(p) DOUG WATKINS(b) ART TAYLOR(ds)
1.THE THIRD
2.CONTOUR
3.WHEN YOUR LOVER HAS GONE
4.DIG
5.'ROUND MIDNIGHT