いやあ、引き分けでしたね。川口選手がPKを止めたときは、思わずバンザイをしてしまいましたが、点を取らなければ勝ちは無いですもんね。ブラジル戦はどうなるのでしょう???!!!
ライブ観戦は時間的に難しいかな?いくら中年オヤジが早起きでもちと早すぎますし、徹夜はもっとキツイ、どうしたものか。
今日はいつもの喫茶店でのランチ、やっぱり話題はサッカー、サッカーでしたね。私も含めてですが、にわかサッカー解説者が
「だめだよな、センタリング上げようにも、中央に誰もつめてないんだもんな」
「中田もあれじゃあ怒るよな」
「なんでツウトップにこだわんのかね」
「もうジーコがブラジル脅すしかないっしょ」
などなど、言いたい放題であります。
「ニッポン、ニッポン」の大合唱に、「愛国心を教え込む、なんたらかんたら」の議論など心配する話では無く思えてくるのは、私だけでしょうか。
愛国の心など、自然に身につくもののように思えてなりません。
それにしても、今年は冬季オリンピック、ワールド・クラシック、ワールド・カップと大いに燃えさせていただいています。これだけのエネルギーを与えてくれるスポーツ選手というのは、ミュージシャンに勝るとも劣らぬクリエーターでありますね。
「口をつかうラウンドはおまえのものだ。だが、本番はこれからだぞ」
と言ったのはもとボクシング、ヘビー級チャンピオン、ジョージ・フォアマンです。
我々は減らず口で言い放題ですが、本番は口ではありません。
まだまだこれからだ、「がんばれニッポン!がんばれジーコ・ジャパン!」
さて今日の一枚はエバンスです。
ビレッジ・ヴァンガードでのライブ録音からほぼ1年、久しぶりのトリオによる録音は、3日間行われました。新作を発表したかったリヴァーサイドと、ヴァーブへの移籍で合意をし、契約枚数を消化したい、薬代も欲しい、エバンスとの思いは一致、バラードを中心とした「MOONBEAMS」、アップテンポな演奏を中心とした今日のアルバム、この2枚となって発売されました。
ところで、5月29日に録音されたのはすべてエバンスのオリジナルですが、
「サイドメンに何の指示も説明もないままに取りかかるエバンスのやり方に多くを学んだ。」とイスラエルは言っています。
これは、エバンスの基本的なやり方だったのか?それとも薬にもっとも依存していたこの時期だったからなのか?私にもわかりません。
それでも、これほどの演奏を聴かせてくれるこのトリオは、前トリオにも劣らぬすばらしいトリオだった証明であるかもしれません。
HOW MY HEART SINGS ! / BILL EVANS
1962年5月17,29日, 6月5日録音
BILL EVANS(p) CHUCK ISRAELS(b) PAUL MOTIAN(ds)
1.HOW MY HEART SINGS !
2.I SHOULD CARE
3.IN YOUR OWN SWEET WAY
4.WALKING UP
5.SUMMERTIME
6.34 SKIDOO
7.EV'RYTHING I LOVE
8.SHOW-TYPE TUNE