JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

じつは『ずる休み』

2007年02月08日 | m-o

今日は少々体調が優れず、差し迫った仕事もないので、有休を・・・・・・
ごめんなさい、嘘です。
たしかに少々風邪気味ではあるのですが、昨晩10時を廻ってからMさんと飲みに出かけちゃいまして、それでも帰宅時間は1時半ぐらいでしたし、なにより「飲んだ次の日には仕事は休まない」が原則の私としては、今日も通常どおり出勤するつもりでおりました。ところが、バカですよね自家用車をMさんのお店に置いたまま帰宅したので、今朝になって早くに取りに行くのが面倒になってしまったという・・・まぁ、頻繁にあることでもないので、今回だけは勘弁してやってください。

ということで、少々風邪気味とはいえ、一日自宅で寝ている状況でもなく、ならばと、徒歩でMさんのお店に向かいました。(おいおい、体調不良で休んでる人が、ホイホイ出歩いていいのかい?・・・・まぁまぁまぁまぁ)
途中、そろそろ我が家の珈琲豆が底をつきそうだったので、いつもの珈琲屋さんに立ち寄ると。
「バブさん、ちょっと時間あります? いやね、この前バブさんのブログ見たんですよ。それでね、じつは私も今度ブログを立ち上げようと思うんで、訊きたいことがあって」
「あらま、こんなブログど素人に訊いても、何の役にも立たないかもしれませんけど、ずる休みの一日、時間はたっぷりありますよ。」


この写真は昨年12月に撮影したものです。

話の内容は、どういう文章を載せたらいいのか、写真はどう載せるのか、更新はたいへんじゃないか、等々のご質問でありました。
「あまり、深く考えないで、気軽に始めるのが一番だと思いますよ。しょせん素人が書く文章ですし、どっかの教諭だか変態だかわかんない(余談ですが、昨日やっと逮捕されましたね)、あんな内容のものじゃなくて、常識内の内容であれば、上手い下手もないでしょ。素直に書いちゃったもん勝ち的なものですから、ともかくまずは始めてみることですよ。」
「それじゃ、いよいよ始めてみますよ。」
「開設したら、私のブログにでもコメント入れてください。私なりに宣伝しますから(笑)」

また一人、ブログ仲間が増えそうです。開設後は紹介しますので、皆さんもぜひ覗いてやってみてください。そして、お近くの方は美味しい自家焙煎の珈琲が沢山ありますから、買いに行ってやって下さい。(気が早いかな?)

その後は、平日の休みをいいことに、図書館、本屋と楽しみ、ツタヤでDVDまで借りて帰ってまいりました。
              - 仕事さぼってそんなことしていていいのかい? -

とりあえず、こんなDVDを借りてきてしまいました。

さて、今日の一枚はジャンキー、マクリーン絶好期の一枚です。
この頃のアルバムで、一番印象的なのは「4,5&6」でしょうか、でもその一ヶ月後に録音されたこのアルバムもまた、なかなかなものでありますよ。

PAL(相棒)とは、もちろんビル・ハードマンのこと。二人はミンガス・グループ在籍中に意気投合しました。そして同時にグループを離れるわけですけど、ミンガスとマクリーンがどうにも合わなかったらしいですね。「ミンガスのところからやっと離れられたよ」みたいな感じを何処かに聴き取れると思うのは考えすぎでしょうか。

この後、二人はジャズ・メッセンジャーズの一員へとなっていくわけですけど、この頃のマクリーンは良くも悪くもムラがありますよね。それは、精神的ものだったのか(ミンガスに追い込まれていたとか)、薬のせいだったのか。
このアルバムの中でも、その傾向は変わらないと思います。ただ、逆にそれが良い味というか、いかにもマクリーンと思わせるフレーズを生み出す要因であるようにも思えます。
一方のハードマンですが、正直、私はどうにも煮え切らないトランペットのように感じてなりません。これも好みの問題ですが、もう少しハリがあっても良いかなぁ、なんてね。
そんな中でも、「IT COULD HAPPEN TO YOU」のソロなんかは叙情的で、彼のトランペットが生きた一曲だとは思います。

JACKIE'S PAL / JACKIE McLEAN
1956年8月31日録音
JACKIE McLEAN(as) BILL HARDMAN(tp) MAL WALDRON(p) PAUL CHAMBERS(b) PHILLY JOE JONES(ds)
1.SWEET DOLL
2.JUST FOR MARTY
3.DEE'S DILEMMA
4.SUBLUES
5.STEEPLECHASE
6.IT COULD HAPPEN TO YOU

追伸、
いつも思うことなんですけど、この時期のチェンバースとフィリー・ジョーの忙しさといったら半端じゃないですよね。マイルスのグループのレギュラーとしてはもちろん、あらゆるところで二人の名を目にします。アル中、チェンバースとジャンキー、フィリー・ジョー、大もての二人がくつろぎの時間を得るには、酒と薬が不可欠だったのかもしれません。

おまけ、
買いに行ってと紹介しているくせに、所在も何にも明かさないというのはひどいかもしれません。
お店の名前は『ヤナイコーヒー商会』、地図付きのタウンページはこちらから、
素敵なご夫婦が、日夜旨い珈琲を追求し続ける(笑)優良店です。お近くの方はぜひご利用下さい。