JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

応急的恒久処置

2015年12月11日 | y-その他

朝から天気は荒れ模様、
「今朝暖かいねぇ」
それもそのはずです。気温15度以上って、
「以上じゃ無くて異常だよこりゃ」

ところで
私だけでなく我が家も老朽化が進み、あの震災は乗り越えたものの、至る所ガタが来ています。
「かあちゃん、トイレのドアノブがついに壊れたよ。」
なんと、トイレのドアノブがロックして内側から開かない状態に・・・
しかも、そのドアノブが古いタイプのため、単に交換では取り付けられそうもありません。
「○○、なんとかせよ!」
って、そんなミッション与えられてもねぇ
まぁまぁ、宝くじを買う資金でさえ惜しむ我が家に業者を依頼する余裕などあるわけもなく
「出来るだけの努力は致します。」(笑)

てな事で、仕事の合間を見ながらホームセンターへ行ってまいりました。
「そうさねぇ、ドアもさることながら、流しの混合水栓も取り替えたいし・・・」
けっきょく、ドアノブと混合水栓、ついでとばかり年末に向けて蛍光灯を仕入れてまいりました。
「あれ?障子は?」
「オイオイ、そこは、いろいろ大変だねじゃねぇ?」(笑)

まずは、緊急を要するトイレのドアノブであります。
久々にノミと金槌を用意して、

何故にドアノブ交換にノミが必用か?
想像つかないでしょ?
つまり旧型からの変更のために、ドアそのものと受けの穴、二つにそれようの穴を新たに作らにゃならんわけですよ。
 カンカンカンカン
「大丈夫かぁ?やっぱ業者さん頼んだ方が・・・」
「うるさい!今さら業者って・・・成し遂げてみせるわいな!」

 

格闘すること一時間強、なんとか取り付けましたよ。
若干の曲がりはご愛敬、とりあえず開閉が出来て鍵はかかるようになりました。

「流しもやるのか?」
「だから、まずはご苦労さんじゃねぇ?」

とはいえ、間髪入れずに全てやってしまわないと、どうにも気が収まらない性格ですので、水道の元栓を止めて混合水栓取り付けに・・・
ところが、そこでハタと気が付いたのでありました。
「やべ、パイプレンチねぇや」
そりゃそうだ、配管工でも何でも無い我が家にパイプレンチがあるわけがない。
こんな時は「何は無くとも便利屋一級建築士」であります。
「S君、パイプレンチ持ってる?都合のイイ時で良いんだけど、貸してくんね?」

ということで、混合水栓の交換は後日となりました。
「どうせだから、S君にも手伝わせるか」
密かに悪巧んどります。(笑)

さて、今日の一枚は、リーダーは誰になるんでしょ?(笑)
メンフィス出身、期待のジャズメンを集めてジャムらせた、そんなアルバムです。
私としては、ブッカー・リトル、フィニアス・ニューボーンJr.の名があるだけで買いなんでありますが。

ジャムセッションと言っても、頭に浮かぶジャムとは少し違うように感じるのは、何故なんでしょ?
それが、東でも西でも無いメンフィスの味・・・・
っちゃって、わかりもしないくせにねぇ

ともかく、私はそこそこ聴いても良いかなというアルバムであります。
メンフィスの風は知りませんが、「東京の飲み屋で偶然会った同郷の人と、一夜盛り上がる」そんな経験は地方出身者には必ずあるはず。メンフィスだってきっとそんなことがありますって。

DOWN HOME REUNION - YOUNG MEN FROM MEMPHIS
1959年4月15日録音
BOOKER LITTLE, LOUIS SMITH(tp) FRANK STROZIER(as) GEORGE COLEMAN(ts) PHINEAS NEWBORN Jr.(p) CALVIN NEWBORN(g) GEORGE JOYNER(b) CHARLES CROSBY(ds)

1.THINGS AIN'T WHAT THEY USED TO BE
2.BLUE 'N' BOOGIE
3.AFTER HOURS
4.STAR EYES

追伸、そんなことを書いていると、噂のS君から電話が
「今からパイレン(パイプレンチ)届けるから」
「エッ 今日はやってる暇ないんだけど・・・・」
「ああいいよ、しばらく使う予定無いし」
こうして、手伝ってもらうという悪巧みはもろくも崩れ去ったのでありました。

ということで、昼飯に蕎麦なんぞすすりながら、

「パイプレンチゲットだぜ!」