10月3日に行われました「事業見直し会議」で再生資源集団回収報奨金交付事業、ごみ分別排出啓発事業は事業見直し案で縮小(家庭用ごみ袋無償配布は廃止)となりました。
再生資源集団回収報奨金交付事業は再生資源の集団回収活動を促進し、ごみの減量と有効利用、併せてごみ問題の意識向上を図るため、市内の自治会・子供会等の再生資源集団回収実施届出団体に対し回収量1kgにつき7円の報酬金を支給する。吹田市の平成23年度予算は8374.4万円です。
見直しの考え方は本事業は、地域の自治会、子供会等が自主的に取り組むことでごみ問題への意識の向上や地域コミュニティの活性化に寄与し、ひいては、ごみの減量・資源化、資源の有効利用を促進するものであり、環境負荷の少ない住みよいまちづくりを進めるうえで、有効性の高い事業と考えております。
しかしながら、報奨金単価について、府内特例市と比較して突出している状況であり、事業の在り方を含め、抜本的な見直しが必要です。
またごみ分別排出啓発事業はごみ袋の配布、分別排出の徹底、ごみ集積場の維持管理、コンテナの保管管理等を行っている自治会等の団体に対し、報奨金を交付することにより、ごみの分別啓発を図る。また分別啓発のビラを配布することにより分別減量の意識向上を図る。吹田市の平成23年度予算は6095.5万円です。
見直しの考え方は本市では、ごみ分別の啓発を目的として、全世帯を対象に家庭用ごみ袋の無料配布や分別排出の徹底等を行っている等の団体に対して、報奨金を支給してきました。
しかしながら、分別排出について、市民に周知され、概ね定着した状況になった現在、家庭用ごみ袋を無償配布してまで、分別啓発を行う必要性はなくなったと考えます。
以上のような考え方で同上事業は縮小案となっております。
これからの議会の審議がありますので来年度から決定ではありません。