9月29日に始まりました9月定例会が最終日を迎えます。
今回で吹田市副市長等の給料及び期末手当及び退職手当の特例に関する条例(減額案)原案は委員会で否決されました。
市長は公務員制度改革を12月定例会で提案を予定されてますが、公務員制度改革原案の修正などが生じるおそれがあります。また議員報酬に対する議論も12月定例会に向けて必要と考えます。
これまでの議会を通して、吹田市が進めている『行政の維新プロジェクト』の素案が非常に険しく不透明に感じられます。目標年度も多少の修正が必要かもしれません。
急激に進めれば、どこかで歪みが生じます、歪みが大きくなればどこかで弾けます。
公務委員制度改革では“わたり”を廃止し給与の適正化を進め、歳出を削減し、同時に事業の見直しを進め
ていかなければ、職員、市民の理解は得られない。
私も一議員として吹田市の為、地域の為に頑張って活動して行きます。
9月定例会で私が一番訴えたかったことは
今、公務委員制度改革、事業の見直し、歳入の確保をはじめとする財政健全化を強く推し進めなければならないと考えます。
と同時に吹田市自治基本条例の目的であります市民福祉の向上を図るためには「地域と協働によるまちづくり」を推進し、地域の諸団体と信頼関係を構築しなければなりません。
今回行われました事業見直し会議ではこれからの“まちづくり”の根幹となる諸団体の支援を後退させることは、ボランティアで地域活動をされている皆様の活動意欲を後退させ、信頼関係を失い、地域コミュニティの後退を余儀なくさせること考えます。
これから、事業見直し会議の結果を踏まえ、政策会議等で検討され、平成24年度予算編成されていきましが、これから吹田市が目指す方向性また吹田市自治基本条例の趣旨を踏まえ、事業見直し会議の結果を再度精査しなければならないと考えます。
9月議会個人質問(10月12日)より記載させて頂きます。
Q:これから地域コミュニティを推進して行く為には地区の活動拠点を整備していかなければなりません。
吹南地区では駐輪場もなく、高齢者には利用しづらい老朽化した公民館と南吹田公園に散在する集会場がありますが活動拠点としては言い難い現状です。
『行政の維新プロジェクト』の歳入確保のための方策として土地処分による資産の活用が、歳入確保の方法として記載されております。その中に吹南地区に存在します、環境管理センター跡地(南金田1丁目)、南吹田児童センター東側(南吹田5丁目)の土地が該当しております。
吹南地区では南吹田駅周辺開発、地水汚染問題、公民館の建て替え、などの課題を抱え、地区に将来的な活動拠点の整備などの方向性を示さず、この土地を処分案件に上げることに地域住民は怒りを隠せません。
A:本市における広域的なコミュニティ施設につきましては、それぞれの地域特性や経緯がある中で整備されており、現在、市民センター4館、山田ふれあい文化センター、内本町コミュニティセンター、亥の子谷コミュニティセンターを設置しているが市内にバランスよく配置できていない。
吹南地区を含む豊津・江坂・南吹田地区におきましても、広域的なコミュニティ施設の空白地域であると認識しており、財政的には厳しい状況ではありましが、吹南地区におけるこれまでの経過を十分踏まえ、地域のコミュニティ活動を推進していく拠点施設の整備に向け、努力していく。
また普通財産の資産転換による活用土地につきましては、関係各部等の条件整備が整った物件について売却処分を行う。
今日は朝から吹田南幼稚園の運動会が開催されました。
今回の議会で、今日で2日間の財政総務委員会が終りました。
まだまだ3回目の議会です。委員会の審査の進行方法も十分に理解していませんが副委員長として頑張って務めさせて頂きます。
さて、新市長となり半年間が過ぎ、行政の維新プロジェクト(事業見直し会議、公務員制度改革など)の素案の概要が微かに見えてきました。
しかし、行政の維新プロジェクトの素案から、今回の委員会は混迷を深め、理事者と議会の対決色が鮮明になってきております。
本日、審査されました議案第53,54号吹田市副市長等の給与、退職手当の特例に関する条例について、は採決され、賛成3(自由民主党絆の会、日本共産党)、反対5(公明党、民主市民連合、吹田新選会、すいた市民自治、すいた市民クラグ)によって否決されました。
私はこれからの公務員制度改革を強く進める、また現在市長と副市長他特別職との給料の整合性が図れるとの理由により賛成しました。(現在の給料は市長73.5万円、副市長92万円、事業管理者81万円、他に地域手当12%が加算されます。)
但し地域手当、また退職金等については報酬審議会などの第三者による諮問が必要に感じます。
尚、議案第66号(市民税、固定資産税の前納報奨金を廃止する条例)は賛成多数で承認されました。
私は財政総務委員会に所属しておりますので総務部、政策推進部、財務部、消防本部関係の議案が審査されます。主な議案は次の通りです。
総務部関係では
議案第53号:吹田副市長等の給与及び期末手当の特例に関する条例の制定について(継続審査案件)
議案第54号:吹田副市長等の退職手当の特例に関する条例の制定について(継続審査案件)
この議案は副市長の給与、期末手当を25%減及び退職手当を40%減、事業管理者の給与、期末手当を20%減及び退職手当を35%減、常勤監査役の給与、期末手当を5%減及び退職手当を10%減する議案です。
財務部関係では
議案第66号:吹田市市税条例等の一部を改正する条例の制定についてこの議案は市民税、固定資産税の前納報奨金を廃止することが主な内容となっています。
これから公務員制度改革を進める上にも重要な案件となります。各会派の思惑もありますので審査はなかなか前に進みません。
また前納報奨金は私たちの身近なことですが近隣の市でもすでに廃止しています。市税が思うように伸びない時代、廃止はしかたないかも知れませんが財源を有効に市民のために使って欲しいと思います。
本日で、9月定例会の4日間の代表・個人質問がすべて終わりました。
質問のほとんどが『事業見直し会議』、『地域防災』などの質問に集中しました。
これまで見直された36事業がほんの短い時間に検証され廃止、縮小されました、見直し会議に対する不満が爆発したように感じました。
答弁も財政非常事態のなか、持続可能で安定した財政基盤を確立する為に・・・・・
では、なかなか質問者が納得のいく答弁になっていません。
私も最終日(本日)に質問させて頂きました。
以前から疑問に感じている(仮称)地域委員会について理事者側に尋ねました。
Q:地域コミュニティ推進計画と(仮称)地域委員会の関係は?
A:地域コミュニティ推進計画はコミュニティの活性化を促す施策、一方(仮称)地域委員会は地域それぞれの課題に対するきめこまやかな対応をするため、「地域のことは地域で決める」、「住民が市政運営に参画する」という理念のもと、真の地域主権を目指し、選挙で公正・公平に選ばれた地域住民に(仮称)地域委員会を設置していいただき、市から一定の権限と財源を移譲し、地域への分権を進める組織。
と市民文化部市民協働推進室が答弁されております。
でも、私としてはまった理解できません。
地域コミュニティ推進計画が目指す先は自主・自立・地域主権のまちづくりです。
やはり、(仮称)地域委員会は地域コミュニティ推進計画の中に組み入れるべき組織です。
この地域委員会を無理やり地域に展開しましたら地域は混乱し、トラブルの原因を作ります。
この件は、これからも市政に訴えて行きます。
吹田市のホームページで協働のまちづくりはこちらからご覧になれます。
http://www.city.suita.osaka.jp/home/soshiki/div-shiminbunka/kyodohureai/_31514.html
平成23年4月24日の統一地方選挙、平成23年5月27日から吹田市議会議員として活動しています。
まだまだ市議会議員として慣れません、地域の為に、市民の為に頑張る気持ちは変わりません。
今、地域参画のまちづくり、地域住民が主体的なまちづくり、地域での自主防災などが叫ばれています。
しかし、現実はまだまだ“まちづくり”は行政が行ってくれるもの、という考え方が地域では主体と考えます。
これから地域住民が主体的なまちづくりを進めるには行政が地域に出向き、地域住民と一緒に汗をかき信頼関係を構築していくことが一番重要である考えている。
でも気がかりなことがあります、今度の“吹田市事業見直し会議”です、これから地域を支えるボランティアの皆様の団体の支援事業を見直すことで、皆様の地域活動に対する意欲を後退させるのではないか?
今、行政は地域活動の理解者を増やすことが一番重要なことのひとつと考えます、地域活動の理解者を増やすことが地域の力をアップさせ安心・安全なまちづくりを進めることに繋がります。
今日、10月9日は吹田市の各地で市民体育祭が開催されました。
本日は雲一つない晴天の一日、運動会日和でした。
私も上新田自治会会長として吹南地区市民体育祭に参加しました。
ただ本年は市議会議員として、初めて吹二地区、吹一吹六地区の市民体育祭にも来賓として参加させて頂きました。
各地各地工夫を凝らして競技を組み立て自治会ごとに競い合っていました。
市民体育祭運営委員会の皆様、ご苦労様でした。
吹二地区市民体育祭 大玉ころがし 吹田第二小学校
吹一吹六地区市民体育祭 グランドゴルフ競走 第三中学校
吹南地区市民体育祭 大人のパン食い競走 吹田南小学校
吹田市事業見直し会議が平成23年20日から10月3日の間に5回、36事業が行われました。
評価結果、事業調書(事業概要、府内特例市の実績状況、所管の考え方、見直しの考え方、など)、参考資料などが吹田市のホームページでご覧になれます。
http://www.city.suita.osaka.jp/home/soshiki/div-ssuishin/gyokaku/_42539/_42559.html
尚、会議は下記の日程で行われました。
9月20日:高齢者理・美容補助事業、高齢者無料入浴事業、高齢者万博自然文化園・日本庭園無料入園事業、はり・きゅう・マッサージ助成事業
9月23日:福祉巡回ばす(きぼう号)運行事業、福祉バスきぼう号貸付事業、福祉バス貸付事業(」福祉総務課)、福祉バス貸付事業(障がい者くらし支援室)、高齢者団体用福祉バス貸付事業、高齢者日常生活用具給付等事業、高齢者寝具乾燥消毒サービス事業、住宅改造助成事業、生活困窮者支援事業、公立保育所に関するアウトソーシング
9月25日:小学校安全対策事業、幼稚園安全対策事業、私立幼稚園安全対策助成事業、保育所安全対策事業、わかたけ園安全対策事業、杉の子園安全対策事業、私立保育所安全対策事業、高等学校等学習支援金支給事業、私立幼稚園保護者補助金支給事業、小中学校公務員業務のアウトソーシング、小学校給食調理業務のアウトソーシング
9月26日:市民会館事業、在宅サービスに係る利用者負担額の助成事業、短期入所生活介護事業、老人医療費助成事業、一部負担金相当額等助成事業
10月3日:再生資源集団回収報奨金交付事業、ごみ分別排出啓発事業、福祉年金支給事業、特定疾患者給付金支給事業、重度障害者福祉タクシー料金助成事業、日中活動重度障害者支援事業
以上36事業となっております。
9月定例会の8会派の代表質問が6,7日の2日間で終りました。
今回の質問は、やはり「事業見直し会議」、「行政の維新プロジェクト」に関しての質問に集中した感じがいたします。
今まで、当たり前のように行われたいた事業を廃止、縮小と事業見直し会議で見直されています。
但し、今回の議会を経て多少の見直し案からの変更は十分にありますが?
各会派の質問は内容は下記の通りです。(下のアドレスをクイックして下さい)
http://www.city.suita.osaka.jp/var/rev0/0019/4918/201110511456.pdf
やはり市民の視線では事業見直し会議だけが目立ち、並行して進められている吹田市公務員制度改革の概要が市民から判りづらい状態で進行している感があります。
これから吹田市では地域コミュニティを推進して行く為の方向性が定まらず、今回の事業見直しの選定基準との整合性が曖昧なっているように感じます。
吹田市公務員制度改革については12月定例会で議案として上程されます。
また、11,12日行われる個人質問の日程、質問内容は下記の通りです。(下のアドレスをクイックして下さい)
http://www.city.suita.osaka.jp/var/rev0/0019/4919/2011104175814.pdf