おおさか東線東海道こ線橋外新設他工事 吹田地区の現況(H25年5月末)
事業主体:大阪外環状鉄道株式会社
工事委託者:西日本旅客鉄道株式会社
施工業者:大成建設株式会社、西日本電気システム株式会社、大鉄工業株式会社
6月度 各エリア 作業予定
エリア1、2、道床撤去工、トラフ搬出
エリア3、基礎工事工、トラフ搬出
エリア4、トラプ搬出
エリア5 、トラプ搬出、埋戻し工
エリア6、進入路整備工事
エリア3 基礎杭工 橋本ビルより
エリア3 進入路・工事用道路造成(南吹田2丁目) 大成建設(株) 写真提供
エリア3 R1高架橋 橋本ビルより
エリア5 L型擁壁工(南吹田4丁目) 大成建設(株) 写真提供
平成25年6月度 作業予定表
五反島遺跡は、昭和42年に南吹田下水処理場(南吹田5丁目34番)の建設現場において市民が遺物を採取したことで発見され、その後下水処理場施設の増設工事が計画されたことにより、昭和61年7月から昭和62年3月にかけて発掘調査が実施されました。この調査では弥生時代から中世にかけての遺物とともに、川跡や堤防跡を検出したそうです。
今回の発掘調査は同下水処理場の雨水滞水池設置工事に伴い実施されました。
現地表面から約6mの深さから弥生時代から室町時代まで幅広い出土遺物が出土しました。
特に白鳳~奈良時代にかけての遺物がまとまって出土しており、残存状態の良好な須恵器の甕(かめ)壺などが20個体分以上あるほか、和同開珎18枚、万年通寶1枚、白鳳時代の瓦、土器に文字などを書いた墨書土器などが多数出土しました。
本日、6月1日は現地で吹田市教育委員会文化財保護課により現地説明会が開催されました。
私たちの身近な場所から1,000~2,000年前の遺物が出土することに、驚きを隠せません。
発掘調査全景
原型に近い壺
まとまって出土した須恵器の甕・壺(1)
まとまって出土した須恵器の甕・壺(2)