赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
↑次にお星さまが増えるのはいったいいつになるのでしょう…
 



J1第34節 浦和1×6横浜M@埼スタ

今季の幕切れとしてはふさわしい結果だったのかも。今季、こういう結果を招いたのはフロント、監督、選手、サポ、大小あれみんながそれぞれ誤りがあったためなんだろう。しかし今日のこの結果、これについては社長がボンクラだろうが、強化本部長がキングボンビーだろうが、監督が奇策だけが戦術の者だろうが、オレも含めたサポが我儘でろくでなしなヤツらだろうが、そうであってもホームゲーム、しかも岡野と内舘の最後の試合でこんな無様な試合をすることはプロフットボーラーとして許されるものではない。しかも1度ならずも、だ。恥を知って欲しい。それでも、あの点差になっても最後まで戦う意志を見せてくれた選手が一部いたことには救われたとも思うが。



前座のU-13同士は観ていて楽しかった。比べるのも失礼だが、河川敷でジョギングの途中にボンヤリ眺めている少年サッカーに混じればきっとみんな図抜けた存在になるんだろうなぁなんて。MDPで中村さんが「誰が監督をやってもカラーが変わらないような確固たる信念の上でチームを作り上げていくこと」は下部組織ではできている、というようなことを語っていたけど、そこは同意できた。



明日の空は何色だろう・・・、ってな。しかしあの殺伐としたスタジアムの空気を「またもや」一変させてくれた岡野のユーモアセンスには脱帽。「浦和を愛している」という岡野の言葉と、途中で言葉を詰まらせた内舘の姿には涙腺のディフェンスラインも決壊。二人とも本当に本当にありがとうございました。最後はいろいろあったけど、ゲルトさんも5年間お疲れ様でした。



このビジュアルにも泣けたわ、ありがとうございました。盛大なブーイングを浴びた社長(オレも感情に任せてやりました)だが、既報のあんな、そしてこんな次の一手を早々に公表したようで、これだけクソミソに言われても変革をまっとうしようという彼の覚悟をあと少しだけ、そしてこのチームの行方を前向きに焦らず、それぞれ見守って行こうと思う。



しかし永井のそっけないコメント、ちょっとひっかかるね。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




昨日になって次期監督候補(なんかオバマみたいな微妙な表現・・・)をスイスのバーゼルに横から掻っ攫われそうなんてニュースもあって、またもや浦和お笑いフロントによる捨て身の壮絶なオチかと危惧したのだが、今日になってフィンケが快進撃中のマリッチんとこからカリスマコーチ強奪かなんて話題もあったりして、さてどうなりますことやら。

また、岡野は何とか雇ってもらえそうな方向でよかったが、その上でしっかり歓迎されて貢献できるといいなと。他方、若手の高崎は水戸、小池は草津にそれぞれ貸し出し(草津にいたユースの先輩・金生谷は戦力外になっちまったのか・・・)。試合に出られないよりは外で丁稚奉公した方がいいとは思うが、ちゃんと次期監督候補(面倒だな)と擦り合わせはしたのかなんて、何せあのフロントのことだからやや気がかり。しかし進退が一番心配だった坂本が無事に岡山に完全移籍できるようでよかった。


さて明日はどんな風景が見られるかな。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )