つれづれごと。

SD他、管理人葉月の日常の中で思うことを綴ります。※SDに関しては、必ず5/29「はじめに」をお読み下さい。

脱毛中。

2011-04-17 13:58:35 | 乳癌
で、脱毛ですが。
三週間目に入って二日目あたりから、抜け始めました。

私も治療に入ってから知りましたが、実は脱毛時、頭皮が痛むことがあるそうです。
私の場合、痛みだけが早く来て、投与の後、一週間が過ぎるころには軽い痛みのようなかゆみのようなものがあり、触ると痛い、という状態でした。
シャワーの湯は気持ちよかったですが。

ところが、要注意時期に入ったら、痛みが倍増。触ればもちろん、シャワーの湯でも痛みを感じ、枕に頭を載せていると、下手に角度を変えただけでも痛い。

最初は気持ちよかった柔らかい豚毛のブラシも痛いくらい。

で、どうも、この痛い部分が抜けるらしいです。
抜け方も生え方も人それぞれで、しかも生える時もかゆかったりするそうです。人間って難しい。

私は額の生え際から抜け始めています。
私の場合、ホルモン療法も入るので、より生えにくくなるらしい…。うーん。

ひとつ大事なこと。
化学療法は辛い、とよく言われます。
実際、軽い軽いと言われている私くらいでも、副作用は辛いです。
でも、薬は体に残っているかもしれない癌細胞をやっつけるために頑張っている訳で。
私にできるのは、その強い薬に耐えられる、あるいはその薬が効果的に働くよう、できるなら体力をつけ、疲れたら休んで、と、体をいたわってやること。
決して、抗がん剤と戦っている訳ではありません。

先日頂いた励ましの言葉「抗がん剤に負けないで!」という言葉に、ふと首をかしげたので書いておきます。
いや、まぁ、言いたかったのは「副作用に負けないで頑張って治療してね」という意味なんだとは分かっていますが。
悪者扱いされることの多い抗がん剤が、ちょっと可哀想な気分になっている葉月です。
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脱毛に向けての準備

2011-04-17 10:02:11 | 乳癌
抗がん剤の副作用すべてに言えることですが、出方には個人差があり、またその個人でも、最初の投与が楽でもその後もずっと同じかどうかは分かりません。
ただ、重篤な副作用が後から出ることはないそうです。
お医者様的には、吐き気が強いかどうか、というのは想定内のことなのでしょう。

脱毛も、どれくらいあるのかは個人差です。
が、私の受けたFEC、あるいはこれから受ける予定の抗がん剤では、脱毛は避けられないことらしく、主治医からも看護師さんからも「ごめんなさい、抜けます」と言われました。
なので、最初の入院前に、色々調べて準備をしました。

・帽子の準備
・髪を切る

まずはこれ。
帽子をかぶる習慣をつけ、帽子に慣れること。
室内帽もあった方がいいそうなので、病院の売店でも買いましたし、外出用にもいくつか購入しました。
姉もいくつか編んでくれて、これはとても重宝しています。

それから、私は髪を伸ばしていたのですが、ばっさりと切りました。
ええ、もう、四分の三は切りました。
帽子から少し髪が覗く程度です。
長い髪は好きなのですが、その髪がごっそりと抜けると、精神的に参りそうだったので。
短いからいい…という訳ではないんですが、それでも気分がいくらか違うかなと。

ウィッグ。
これは悩みどころでした。
お値段もピンキリで、しかもいままで使ったことがないのでどれがいいか分からない。
パンフレットを見ると、どれもよく見えるんです。

病棟で案内を受けると、やっぱり高価なものは見た目もよく、軽いのが分かり、また悩み。
色々と比較した結果、結局、退院後に、一番よく見えたところに行き、相談後購入することにしました。
準備がしてあれば、いざ抜け初めても、ショックが少ないだろう、と思ったからです。

本当は、髪がなくなると頭サイズが小さくなって、ウィッグのサイズ調整がいるので、抜けてから購入してもよかったのですが、私の場合、完全に脱毛してしまったら、気になって外出したくなくなる可能性があったので、髪のあるうちに購入しました。
…帽子と大差ない軽さで、かぶっていてもウィッグと分からない状態。
技術の進歩にびっくりです。

ウィッグは、脱毛が始まる前後に受け取り、ということになりました。
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白血球減少

2011-04-17 09:49:22 | 乳癌
よくしたもので…というか、吐き気・倦怠感は七日間続いて(最後の二日あたりで、朝目が覚めるごとに楽になっているのに気付きました)なくなりました。
口内炎もあるのですが、私は一回出ただけですぐ治りました。

で、白血球減少。
これは二週間後になって、血液検査をしなければ分かりません。
なので、最初の入院時に、タイムテーブル?みたいなものを渡されていますので、それに従って注意します。

注意点は、
・生の魚介類を食べない
・外出するときは、必ずマスク着用
の二点です。
このうち、マスク着用については、入院中、投与後は病室を出るときはつけた方がいい、と言われていたので習慣にしていました。

でも外出ってどれくらいはいいんだろう?と思ったので、相談室に電話。
…要注意の四日間は、やむを得ない用事以外は、外に出ないほうがいい、とのこと。
これは最初の投与なので、どれくらい減っているか分からないから、です。

このとき、赤血球や血小板も減ります。貧血になったり、血が止まりにくくなったりすることもあります。
なので、積極的にタンパク質を摂取した方がいいそうです。
幸い、血が止まりにくい、というのは私は起きませんでした。
が、怪我はしないよう注意していました。
調理などでは手袋をする、くらいですが。

実は、化学療法は投与前が一番元気です。
私は三週間で1サイクルですが、一週間目は吐き気、二週間目は白血球減少、三週間目が体調的には普通、という状態です。
なので、外出はこの三週間目が狙い目です。
…が。
実は、この三週間目が、脱毛の始まる時期です。
私が化学療法で一番怖かったのが、吐き気、そしてこの脱毛です。
しかし、抗がん剤は吐き気と脱毛はセットですので(看護師さんから言われました)、色々とネットや本で調べて、対策を講じました。
そうしているうちに覚悟ができてくるというか、落ち着いてきました。
大げさに言えば、「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」です(笑)。
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