つれづれごと。

SD他、管理人葉月の日常の中で思うことを綴ります。※SDに関しては、必ず5/29「はじめに」をお読み下さい。

食事について

2011-04-09 13:13:38 | 乳癌
抗がん剤投与後の食事。
これ、実は病院の方が楽かも、と思います。
というのも、病院は三度食事が出るので、食べられるかどうかとりあえずやってみる、ということができます。
で、食べられなければ買い食いする(これは先生にも看護師さんにも勧められます)となるので、少しは滋養になるものを口にできます。
残す食事がもったいない、のですが、体としてはこの方が楽でした。

で、退院すると。
やっぱり、残すのはもったいない、というわけで、食べられそうなものしか口にせず、結局一日何回にも分けて何かを食べることになります。
というのも、一回では量を食べられないからですが…。
そうですね、たとえれば、つわりみたいな感じでしょうか。
少しずつ、負担に感じない分量だけ、何回にも分けて食べる。そういう食事の仕方でした。
不届きな、と自分で思わない訳ではありませんが、病院の方が楽だったなぁ、と思ってしまいます。

何を食べたか、ですが、抗がん剤投与三日後(退院日)で、昼食にコンビニのそば、入院前につくっておいたカレー(ルウのみ)、ポテトサラダ少々を食べました。
この日までは強力な吐き気止めを処方されているので、普通に動けましたし、食べられました。
味覚変化はほとんどなかったですが、辛口のカレーですら味が少し薄いような気がしました。
ポテトサラダも、もっと酢がきつい方がいい気がしました。
どちらも自家製なので、入院前はちょうどいい味だったのですが…。

以下、私が食べたくて、なおかつ食べられたものをあげてみます。
・ゼリー
・ゼリー飲料(症状の強い時は、これかゼリーか果物まででした)
・アイスクリーム
・プリン
・果物(いちご、バナナ、ミカン、パイナップル、キウイなど。特にいちごとバナナは美味しかったです)
・スープ
・ポテトサラダ・スパゲッティサラダなど酢のきいた物
・牛乳
・ジュース
・食パン(焼かずにちぎって食べます。一回に三分の一くらいしか食べられません)
・甘いもの(だいぶ回復してからですが)
でした。
冷たい物は食べやすく、熱い物は匂いも強くて、食べにくく、のどにつかえるような気がしました(スープやお茶でも)。
温かい物ですら結構辛いです。

食べにくいものは、
・熱い物全般
・ご飯
・焼き魚(匂いすら気持ち悪くなりました)
・肉
・苦手な味付けのもの(健康な時なら、気にせずに食べているレベルのもの)

とはいえ、魚も肉も少しずつ食べてはいました。
私の場合、口に入れた瞬間に「あ、これでもう駄目」と思ったらそこで箸をおきました。
それでもう一口食べたら、必ず吐くことになるので。
まだお腹が空いていても、です(後で果物とかジュースとかを少しずつ食べたり飲んだりしました)。
おかげで一度も実際に吐いてしまうことはありませんでした。
それでもきついです。

でも、私は軽い方で、副作用の酷い方は、入院中に吐き気止めを投与翌日にも点滴したり、水も飲めなかったり、という場合もあるそうです。
…しかし、私の場合で、風邪の重症時みたいなんですよ…。

体力が落ちないよう、できる家事はしましたが、調子の悪い時は横になっていました。
体の右側を下にすると、吐き気が来ないそうで、実際やってみたらその通りでした。

これが七日間続きました。
吐き気はだんだん軽くなっていきましたが、それでもずっと吐き気止めのプリンペランを飲んでいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする