昨年、主人の親族を亡くしたことがきっかけでお薬師さまをご本尊としてお迎えし、簡単な支度ではありますがお祀りをしています。
それから猫のみぃちゃんが亡くなり、そちらも供養をしています。
そうしたことがきっかけで、仏教の勉強を始めました。いや、信仰始めました、って感じです。
勉強だけなら90年代の仏教ブームの頃、結構はまって勉強していましたが、信仰は当時よく分かりませんでした。
仏教と神道とキリスト教と神道って並立するのか、というと、個人的な結論では並立できると思います。
仏教と神道は本地垂迹説がありますのでOKだと思います。問題はカトリック、一神教と多神教と共存できないんじゃ?って感じですよね。
が、世界宗教になるような宗教って結構共通点が多いんです。一番わかりやすいのは、仏教で言う「仏性」ですね。全てのものに仏性はある。キリスト教では、全てのものに神の息吹が宿る。聖霊が宿る、またはイエズスがおられる、と言います。神道も、全てに神がおられる、ですよね。
ちょっと乱暴なくくりでいうと、全ての中に聖なるものがあり、それをなんと呼ぶか、という問題に尽きると思います。
で、多分、なんと呼んでもいいんです。その人に合うよびかたで。神、でも主、でも、仏、でも。
共通点がなければ、エキュメニカルなんてできませんよね。何か身にしみました。
他にもいくつかありますが、あとはどれが自分にしっくりくるか、あるいはご縁があるか、だと思います。
さて、こうなるといいとこ取りみたいで、ご不快になられる方もおられるのは分かっているのですが、どれも正しいと思ってますので、どれも否定できません。したくもありません。
なので、まずはゆっくり理解していこうと思っています。
…というか、無宗教の両親のもとで育った葉月ですが、神道や仏教はやっぱり身に馴染んで楽なのです。しかし兄弟がミッションスクールに居たので、カトリックにもなじみがあり、これはこれで落ち着くのです。本人は落ち着きますが、はたからみたらカオスですね(汗)。
カトリックにいたから、今、仏教の勉強していて分かるところがあります。仏教の勉強してみて、カトリックで言われていることがやっと分かったりしてます。
一つの宗教でそれが理解できる方は、やっぱり頭がいいんだと思います。ほんとに。
私は一つでは理解しきれないから、あっちもこっちも学ぶことになってるのだと思います。だって、ほんとに一種類じゃ理解できなかった…。説明されてもよく分かってなかった(汗)お恥ずかしい。
…神仏も苦笑されてるかもしれません。