ハープの本というのは本当に少ないので、演奏上の注意などはピアノ用のもので代用してますが、最近愛読している角聖子さんの本の中に、「音を楽しむから音楽」という表現がありました。
当たり前に思えますが、楽器の練習してると、このあたりはすこーんと抜けるところです。子供の頃いやいややっていたピアノの練習では、間違いなく技術の取得の方がメインでしたね。…いや、それしかないかも。練習楽しくなかったですし。
弾いていて、綺麗な曲だな、なんて思ったこともあまりなかったです。「アラベスク」とか「お人形の夢とめざめ」とかくらいかな。嬉しかったのは「エリーゼのために」を弾いたときくらいですね。
今、ハープ弾くようになって、この言葉がすとんと腑に落ちます。
技術ももっと欲しいですが、私に今必要なのは、「きれいな曲を、きれいだなと楽しむこと」のような気がします。
…しかし、この私程度の腕で、「演奏権」なんて言われたら、がっくりです。
JASRACは音楽を弾く人を絶滅させたいのですかね。
音楽をやりたい人が、必ずしもみんなお金持ちな訳ではないのですが。
…なんて、ちょっと不快なことを思い出して書き捨て。
気を取り直して練習します。
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