つれづれごと。

SD他、管理人葉月の日常の中で思うことを綴ります。※SDに関しては、必ず5/29「はじめに」をお読み下さい。

ネットの怖さ

2009-02-06 18:30:43 | 日常雑記
かつてあった女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人だと思いこまれて、スマイリーキクチさんというタレントが、十年に渡って中傷され、その結果、18人が立件されるという事件がありました。

事件はリアルタイムで知っていますが、確かに酷い事件です。
しかし、今回のこの事件で思ったのは、ネットの怖さです。

ネットは、確かに匿名です。裁判所の開示命令があれば誰が書き込んだか判りますが。
しかし、匿名という気軽さに甘えて、つい言い過ぎてしまう、やりすぎてしまう、というところがあるように思えます。
画面の向こう側に、キーボードを叩いている誰かの存在を、つい忘れてしまう。
自分の書いた言葉に、あるいは他人からの言葉に煽られて、エスカレートしてしまう。

今回の件は、まったくの誤解ですから、誤解されたタレントさんは本当にお気の毒ですし、いい迷惑だったことでしょう。
では、もし、これがそのタレントさんでなく、本当の犯人が書いたブログだったら?
それだったら、今回のようなことは、やっていいことでしょうか。
ネットでも、署名やメルアドが必要だったら?
ネットでなく、手紙や電話だったら?
その手紙や電話は、きちんと自分の名前を名乗ってできることですか?

立件された人たちは、悪いことをしている認識が薄かった。そのことが、とても怖いことだと思います。

自分の名前を名乗ったらできないことは、匿名でもしてはいけないことです。

匿名なら誰も知らないから、ネットだから、気軽に言い過ぎる、やりすぎる、ということはあるでしょう。
でも。
誰も知らないことはない。自分がやったことは、自分が知っている。
それが、「恥」というものだと思います。
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